勝利を我等に
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(勝利を望みから転送)
「勝利を我等に」(しょうりをわれらに、英語: We Shall Overcome、ウイ・シャル・オーヴァーカム、直訳では「我らは打ち勝つ」)は、アメリカ合衆国のプロテストソングである。
原曲は、黒人のメソジスト牧師でゴスペル音楽作曲家チャールズ・ティンドリー(en:Charles Albert Tindley、1851年-1933年)が1901年に発表した霊歌「アイル・オーバーカム・サムデー」("I'll Overcome Someday")[1]。
1960年代にアフリカ系アメリカ人公民権運動が高まる中フォークシンガーピート・シーガーが広め、運動を象徴する歌にした[2]。
ジョーン・バエズ、上條恒彦、小室等、高石ともやらによる録音がある。反戦運動・平和運動や社会運動、うたごえ運動・歌声喫茶でも広く歌われてきた。賛美歌『勝利を望み』にもなっている。
ギャラリー
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原曲を作ったチャールズ・ティンドリー
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「勝利を我等に」を公民権運動を象徴する歌にした立役者ピート・シーガー、1961年
脚注
[編集]- ^ 東京新聞「筆洗」、2014年1月30日
- ^ 米フォーク歌手ピート・シーガーさん死去 反戦活動も - archive.today(2014年1月28日アーカイブ分)