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加計呂麻バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加計呂麻バス有限会社
Kakeromabus Corp.
生間港で出発待ち中の加計呂麻バス
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
894-2322
鹿児島県大島郡瀬戸内町大字瀬相743-1
設立 1983年9月1日
業種 一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
法人番号 1340002021645 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役 林健二
資本金 1,050万円
従業員数 11名
外部リンク http://kakeroma-bus.com/
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フェリー入港に合わせ瀬相港岸壁に並ぶバス
フェリー入港に合わせ生間港岸壁に並ぶバス

加計呂麻バス有限会社(かけろまバス)は、鹿児島県奄美群島の島のひとつ、加計呂麻島内で営業しているバス事業者である。路線バスおよび貸切バスを営業する。

本社は鹿児島県大島郡瀬戸内町瀬相743番地1に所在する。

概要

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加計呂麻島は、奄美大島の南に大島海峡を挟んで存在する離島であり、行政的には奄美大島南部と同じ瀬戸内町に属している。瀬戸内町の中心地にある古仁屋港から町営フェリー「かけろま」が瀬相(せそう)、生間(いけんま)の2つの港に就航しており、加計呂麻バスはこのフェリーと接続して島内各地の集落を結ぶ路線バスを営業している。このため、フェリーの入港時には岸壁にバスが並ぶシーンが見られる。 島内には新聞販売店や宅配業者がないため、バスを利用してこれらに代わるサービスを行っている。

沿革

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  • 1980年8月 - 林バス産業加計呂麻営業所として設立。現会長の林範孝[1]が加計呂麻営業所長兼運転士として赴任。
  • 1983年9月 - 林バス産業倒産後、同社加計呂麻営業所の事業を譲受し加計呂麻バス有限会社設立。廃止路線代替バスとして運行開始。
  • 1995年10月 - フェリーかけろまの生間港就航に伴い、自主ルート運行をスタートする。(押角線・徳浜線)
  • 2002年7月 - 本社を名瀬市(現・奄美市)から瀬戸内町(加計呂麻島)へ移転。
  • 2022年10月 - 公式Twitterアカウントを開設。

路線

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  • 瀬相-実久線(瀬相-実久。上下各4便)
  • 瀬相-阿多地線(瀬相-阿多地。上下各4便)
  • 瀬相-西阿室線(瀬相-西阿室。上下各4便)
  • 瀬相-佐知克線(瀬相-佐知克。上下各1便)
  • 瀬相-生間線(押角経由)(瀬相-押角-生間。上下各4便、内1便は押角-瀬相間のみ)
  • 瀬相-生間線(秋徳経由)(瀬相-秋徳-生間。上下各4便、内各1便は瀬相-秋徳間のみ)
  • 生間-徳浜線(生間-安脚場-徳浜。上下各3便)[2]

車両

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日産自動車トヨタ自動車日野自動車製のマイクロバスおよびワゴン車が使用されている。低床仕様でないため、年配者などが乗降しやすいように踏み台を用意している。貸切観光専用車はないので島内観光も上述のバスを使用する。[3]

脚注

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  1. ^ 「林バス産業」の経営者一族とは姓が同じだけで、一従業員である以上の関係はない。
  2. ^ 時刻表”. 加計呂麻バス有限会社. 2014年2月23日閲覧。
  3. ^ 車両不足の場合は自家用のワゴン車も使用する。

外部リンク

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