加藤誉樹
加藤 誉樹(かとう たかき、1988年6月30日[1] - )は、日本の元銀行員で現在は日本バスケットボール協会公認S級審判員。また、2017年からB.LEAGUE初となるプロフェッショナルレフェリーを務める[2]。
愛知県安城市出身[1]。父は元住友金属所属で元バスケットボール日本代表(1985年アジア大会)の加藤千豊、母は元シャンソン化粧品の(旧姓)野倉陽子で、妹の加藤優希もバスケットボール選手[3]。
人物
[編集]福岡大学大濠高校ではバスケットボール部のマネジャーとして所属していた[4]。2007年、福岡大学附属大濠高等学校卒業、慶應義塾大学環境情報学部入学。2008年、プレーヤーを引退し[5]、大学バスケットボール連盟へ移り審判を始める[5]。
2010年、JBA公認審判資格取得(現B級ライセンス)。2011年、慶應義塾大学環境情報学部卒業[5]、同大学大学院健康マネジメント研究科へ進学。2013年、同研究科修了[5]、みずほ銀行に就職[6]。同年、JBA公認A級ライセンス取得[5]。
2014年、JBA公認AA級ライセンス(現S級ライセンス)および国際審判資格取得[5]。また、国際公認審判員として2016年U-17世界選手権に派遣され、女子決勝戦で笛を吹いた[7]。
2017年、B.LEAGUEファイナル担当審判員、B.LEAGUE最優秀審判賞受賞[6]。同年9月にJBA公認プロフェッショナルレフェリー(日本初)となる[5]。
2018年、NBA SUMMERLEAGUEで笛を吹いた[8]。同年、B.LEAGUEファイナル担当審判員を担当し、B.LEAGUE最優秀審判賞受賞。2019年もB.LEAGUEファイナル担当審判員を担当し、B.LEAGUE最優秀審判賞を受賞した。
2019年、FIBA BASKETBALL WORLD CUP China 2019にて笛を吹いた。日本人審判では今大会唯一の派遣であり、グループ予選リーグを始め、準々決勝「スペインvsポーランド」7位決定戦「アメリカvsポーランド」等数多くのゲームを担当した。
出演
[編集]テレビ
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “講師プロフィール 加藤 誉樹(かとう たかき)”. 一般社団法人日本トップリーグ連携機構. p. 1 (2018年8月25日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ JBA公認プロフェッショナルレフェリー誕生に関する記者会見のご報告公益財団法人日本バスケットボール協会
- ^ バスケ界で世界の頂点にもっとも近い日本人
- ^ ウィンターカップ2006 大会公式サイト 公益財団法人日本バスケットボール協会 2017年6月11日閲覧
- ^ a b c d e f g “加藤誉樹:日本のバスケットボールをレフェリーとして牽引|話題の人|三田評論ONLINE”. 三田評論. 2022年4月28日閲覧。
- ^ a b “銀行員辞め、初のプロ審判に Bリーグの加藤誉樹さん:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年4月28日閲覧。
- ^ 日本バスケットボール協会公式Facebookより
- ^ [1]