加藤繁治

加藤繁治（かとうしげはる、1983年〈昭和57年〉1月19日 - ）は、日本のプロバスケットボール選手、経営者。静岡県出身、ポジションはポイントガード。現在は株式会社ディンゴ所属。

経歴

波瀾万丈なアスリート人生

中学生時代、保育園からの幼馴染でバスケットボール日本代表の友人とバスケで遊んでいたことがきっかけで本格的にバスケットボールを始める。

自分の実力一本で日本でプロとして活躍できると考え、プロのサマーキャンプに参加し、他を圧倒して実力を証明したものの、自身の経歴とコーチからの評価は実力があっても覆すことができないという背景から、実力一本で評価が決まるアメリカに活躍の場所を移そうと思い、NBA挑戦を決め、NBAの全チームに自分のプレー動画とレジュメを送った。

マイケル・ジョーダンのトレーナーである、ティム・グローバーから「是非シカゴに来い」と招いてもらいシカゴに渡ると、箸にも棒にもかからない現実を突きつけられたが、自身が見たかった実力で評価をされる世界「プロフェッショナルの世界」を見ることができ、そこから必死に食らいつくことで、ティムグローバー氏からNBA シカゴブルズ下部チームNBDL（当時名称、現在NBADLeague）アイオアエネルギーのトライアウトを受けてみろと言われ、アメリカでのプロバスケットボール選手人生を始める。

2007年2月アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ　 ATTACK ATHLETICS契約
2008年2月NBA シカゴブルズ下部チームNBDL（当時名称、現在NBADLeague）アイオアエネルギー所属
2009年4月アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス　 IMPACT BASKETBALL契約
2009年6月 NBA PreDraft参加
2009年8月 NBA サマーリーグ DLeagueセレクトチームセレクション参加
2010年6月 NBA PreDraft参加
2010年10月アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス ATHLETE PERFORMANCE契約
2010年8月NBA サマーリーグDleagueセレクトチームセレクション参加
2010年9月 NBA ロサンゼルスレイカーズ下部チームNBDLロサンゼルスディフェンダーズトレーニングキャンプ参加
2011年2月 IMPACT BASKETBALL トップ選手契約（ネバダ州スポーツセンターにユニフォームと名前と番号が飾られる）
2011年4月-8月 IMPACTBASKETBALL 所属選手として中国フル代表チーム、NCAA（全米体育協会）Dv1所属大学、フロリダ州立大学、UNLV、フィリピン・アテネオ大学との試合に出場
2011年8月 NBA PreDraft 参加
2012年2月株式会社DOME アンダーアーマージャパン、ドームアスリートハウスサポート選手契約
2012年4月-8月 IMPACTBASKETBALL 所属選手として中国フル代表チーム、韓国代表チーム、NCAA（全米体育協会）Dv1 所属大学、ニューメキシコ大学、マーケット大学との試合に出場
2012年8月 NBA PreDraft参加
2012年8月NBAサマーリーク DLeagueセレクトチームセレクション参加
2012月10月右足首骨棘除去手術
2013年5月右足首骨折、以下手術とリハビリを続けながらNBA 挑戦を続ける。
2014年10月 選手引退
2016年2月 IMPACT PERFORMANCE創立
2016年10月 IMPACT PERFORMANCE株式会社設立
2017年5月 IMPACT PERFORMANCE 大阪に2店舗を展開
2018年5月 IMPACT PERFORMANCE 大阪に4店舗目を展開
2018年10月 IMPACT PERFORMANCE東京設立
2018年12月 IMPACT PERFORMANCE滋賀設立
2020年3月大阪にIMPACT PERFORMANCE自社ビル設立
2023年2月選手復帰
2023年2月IMPACTBASKETBALL再契約
2023年7月右膝前十字靱帯損傷、半月板断裂
2024年2月 PUMA JAPAN サポート（物品提供）

アメリカでプロバスケットボール選手として7年8ヶ月プレーし、現役引退。その後、スポーツジムの役員を務めた後、業界最大手パーソナルトレーニングジムにヘッドハンティング。そしてIMPACT PERFORMANCEを設立。経営者として日々奮闘する中で、「プロフェッショナル」とはなにか、信念を持ってプレーしてきたバスケットボールへの情熱が再燃した。現在は、アメリカ合衆国IMPACT BASKETBALLでトレーニングとバスケットをしながらショーケースなどに参加している。また神奈川県川崎市にLegacy Leagueというバスケットボールアカデミーを運営している。

出典

外部リンク