加佐美神社
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加佐美神社 | |
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所在地 | 岐阜県各務原市蘇原古市場町5丁目1 |
位置 | 北緯35度25分21.50秒 東経136度51分55.12秒 / 北緯35.4226389度 東経136.8653111度 |
主祭神 |
加佐美大神 蘇我倉山田石川麻呂 応神天皇 |
社格等 |
式内社(小) 旧郷社 金幣社 |
創建 | 貞観6年(864年) |
例祭 | 10月14日・15日 |
加佐美神社(かさみじんじゃ)は、岐阜県各務原市蘇原古市場町にある神社。
式内社であり、各務原市蘇原地区の産土神とされている。旧社格は郷社。
各務原市内の金幣社五社のうちの一社である。
概略
[編集]864年(貞観6年)、清和天皇により創建。かつてこの地を、蘇我倉山田石川麻呂などの蘇我氏が治めており、「蘇原」の地名は、蘇我氏の領有に由来するといわれている。蘇我倉山田石川麻呂が亡くなった後、曽原荘(現在の蘇原)の人々が蘇我倉山田石川麻呂を崇敬し、祭祀したのが始まりといわれており、神社自体は7世紀には存在した可能性がある。905年(延喜5年)ころ、各務郡曽原荘古市場にあり八幡宮と呼ばれていたという。908年(延喜5年)には笠見明神と称されたという。
境内には阿弥陀堂、薬師堂があり、神仏習合の名残がある。本殿(1687年建築)幣殿(1910年建築)拝殿(1746年建築)は国の登録有形文化財に登録されている[1][2][3][4][5][6]。
また、狛犬、獅子頭が各務原市指定文化財となっている[7]。
蘇我氏とつながりが深く、周辺には蘇我石川麻呂の墳墓(伝蘇我倉山田石川麻呂の墓)や、山田寺跡(山田寺塔心礎)がある。
祭神
[編集]例祭
[編集]毎年10月14日・15日(現在はこの日に近い日曜日)に行われる。花御輿がくりだされる。以前はけんか神輿が奉納されたが、事故により中止されている。
所在地
[編集]交通機関
[編集]- 岐阜バス尾崎団地線「蘇原」バス停下車、徒歩で約10分。
- JR岐阜駅バスターミナル13番のりば「諏訪山団地」「各務原高校前」「テクノプラザ」「三柿野駅」行きに乗車。
- 名鉄岐阜のりば6番のりば「諏訪山団地」「各務原高校前」「テクノプラザ」「三柿野駅」行に乗車。
- 各務原市ふれあいバス
- 蘇原線「蘇原古市場町」バス停下車、徒歩で約8分。
その他
[編集]境川を挟んで西側にある「市林山」は市隼雄命(橿森神社祭神)の墳墓がある。
また、神社の裏山にはかつて八幡山城があった。
脚注
[編集]- ^ “加佐美神社本殿”. 岐阜県. 2013年4月20日閲覧。
- ^ 加佐美神社本殿(文化遺産オンライン)
- ^ “加佐美神社幣殿”. 岐阜県. 2013年4月20日閲覧。
- ^ 加佐美神社幣殿(文化遺産オンライン)
- ^ “加佐美神社拝殿”. 岐阜県. 2013年4月20日閲覧。
- ^ 加佐美神社拝殿(文化遺産オンライン)
- ^ “市指定文化財”. 各務原市. 2013年5月15日閲覧。
関連項目
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