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劇団「良弁杉」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

劇団「良弁杉」(げきだんろうべんすぎ)は、奈良市音声館を拠点に活動する、奈良市の市民劇団。

概要

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1994年平成6年)に奈良市音声館開館とともに結成され、1995年平成7年)より、東大寺二月堂に伝わる民話「良弁杉」を基にした創作ミュージカル「二月堂良弁杉」を制作・上演。その後、市民劇団を立ち上げ、音声館での年4回の定期公演をはじめ、なら100年会館東大寺大仏殿福井県小浜市滋賀県大津市石山寺愛知県名古屋市豊田市等の公演を重ね、2015年11月22日に、ならまちセンターにて100回兼20周年記念公演を果たした。 2024年2月24日に120回公演を果たし、29年のロングラン公演に幕をおろす。

ミュージカルのほかに、同作品を一畳分の紙芝居「大紙芝居」の公演を行い、音声館のエントランスホールにて年数回小劇場を行っている。また、紙芝居の演目には他に7作ほどある。小劇場では、紙芝居2本の幕間に奈良の民話の語りがある。

先述の民話の語りだけを、月に1度ならまち格子の家にて聞ける「奈良の民話を楽しもう」が企画されている。

創作ミュージカル「二月堂良弁杉」

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創作ミュージカル「二月堂良弁杉」
良弁杉由来
作曲 荒井敦子
作詞 荒井敦子
脚本 奈良市音声館
初演 1995年(平成7年) – 奈良市音声館
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東大寺二月堂にまつわる昔話をもとに作られたミュージカル。劇団「良弁杉」によって29年間で120回上演されてきた。

世界建築博覧会トリエンナーレ奈良のプレイベントのために一般公募で選ばれた市民で初演。

外部リンク

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