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創世記戦シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
創世記戦
ジャンル シミュレーションRPG
開発元 NEXTFLOOR(旧ソフトマックス
1作目 創世記戦
1996年
最新作 創世記戦:アンタリアの戦争
2018年
スピンオフ作品 西風の狂詩曲
公式サイト 創世記戦:アンタリアの戦争
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創世記戦シリーズ』は、1990年代にソフトマックスが制作し、韓国で大ヒットを記録したロールプレイングゲームのシリーズ作品[1]

概要

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中世の西欧を背景にしたファンタジーベースで東洋風の武侠小説とSF要素を含んだ世界観を基盤としている。

PCゲームを中心としたシリーズで、現在シリーズが4作、外伝作品が3作発売されており、他にモバイルゲームで戦略シミュレーションゲームとして2018年夏にリリースする予定である。

その他に創世記戦リメイク[2]としてPlayStation VitaNintendo Switchにて開発を予定している。

シリーズ一覧

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創世記戦

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1996年に発売されたシリーズ1作品目。当時フロッピーディスク10枚の大容量ゲームとしてリリースされた。戦略ゲーム寄りの戦闘システムはSRPGの味を引き出せたと評価された。日本式のRPGは一人の主人公の成長ストーリーに焦点を合わせているものが多いが、『創世記戦』は多様な人物のストーリーを複合的に見せることでよりストーリーの深みを出した[3]

創世記戦II

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1997年発売。膨大なストーリーで完結を迎えることのなかった『創世記戦』の完結編として発売された。この作品には『創世記戦』のストーリーも含まれており、事実上本作を買うだけでどちらも楽しむことができた。前作と同じ構成に、天気などの変数を加え戦略的要素が組み込まれた。

創世記戦外伝1〜西風の狂詩曲

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『創世記戦争』シリーズの外伝。1998年3月に韓国で発売され、130,000本以上の大ヒットを記録しており、日本では1999年10月に日本ファルコムよりPC版(Windows 95専用CD-ROM)も発売され、発売累計40,000本以上の売上を記録している。「新ソフトウェア大賞」、「ソフトエキスポ'98商品賞コンテンツ」など数々の賞を受賞している[4]

創世記戦外伝2〜TEMPEST

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1998年に発売。

創世記戦III PART.1

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1999年に発売。外伝ではなく本編シリーズである。今までと同じくSRPG形式で、3つのエピソードがオムニバス形式で進行する。

創世記戦III PART.2

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2000年に発売。

創世記戦IV

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2008年に開発が始まり、8年の歳月を経た2016年にリリースされたPCオンラインMMORPG。しかし、進行することすらできない致命的なバグにより限界を迎え、リリース後1年という短い期間で幕を閉じた。

創世記戦: アンタリアの戦争

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2018年にリリース。シリーズ初のモバイルゲームとしての登場で、開発は数々のリアルタイムストラテジーゲームを開発した実績のあるNDREAM社が担当した[5]

カスタムストーリーモードでストーリーを作れる要素から、株式システムなど今までにないストラテジーゲームの要素を含んだ新しいモバイルゲームとして2018年夏にリリースされる[6]

脚注

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  1. ^ [G-Star 2015]韓国最古のRPGシリーズ「創世記戦」がMMORPGとして15年ぶりに復活”. 4Gamer.net (2015年11月18日). 2018年5月29日閲覧。
  2. ^ [단독넥스트플로어 '창세기전' 시리즈 리메이크 '언리얼4'로 엔진 변경, 2019년 공개]” (朝鮮語). 게임포커스 (2018年1月2日). 2018年5月26日閲覧。
  3. ^ “창세기전” (朝鮮語). https://terms.naver.com/entry.nhn?docId=3576149&cid=58773&categoryId=58777 2018年5月29日閲覧。 
  4. ^ 『西風のラプソディ -The Rhapsody of Zephyr-』”. 日本ファルコム. 2018年5月26日閲覧。
  5. ^ 韓国JOYCITYのカンファレンスをレポート。「創世記戦: アンタリアの戦争」「GUNSHIP BATTLE TOTAL WARFARE」「BLESS mobile」の3作品が発表に”. 4Gamer.net (2018年1月27日). 2018年5月29日閲覧。
  6. ^ 戦略シミュレーションRPGに“政治・経済”の要素を盛り込む。「創世記戦: アンタリアの戦争」を手がけるキム・テゴン氏へのインタビュー”. 4Gamer.net (2018年2月8日). 2018年5月26日閲覧。