割烹蒲焼わかな
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根岸線に面した鈴木ビルの2階と3階に入る | |
種類 | 特例有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒231-0017 神奈川県横浜市中区港町5丁目20番地 北緯35度26分47秒 東経139度38分3秒 / 北緯35.44639度 東経139.63417度座標: 北緯35度26分47秒 東経139度38分3秒 / 北緯35.44639度 東経139.63417度 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9020002045933 |
事業内容 | 日本料理店 |
外部リンク |
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割烹蒲焼わかな(かっぽうかばやき わかな)は、神奈川県横浜市中区にある、うなぎ料理を主体とした日本料理店である。
歴史
[編集]わかなの前身は江戸時代からの煎餅屋「亀の子煎餅・若菜屋」であった。長男の吉蔵は遊び人で、店を継ぐのを嫌った。ある日、吉蔵は博打に負けた二人のうなぎ職人の面倒を見たところ、「一生懸命働くので、うなぎ屋を始めてみてはどうですか」と勧められた。こうして、1872年(明治5年)に創業した[1]。
特徴
[編集]うなぎの蒲焼は通常、割き始めてから客に提供するまで時間を要するが、わかなでは作り置きをしないことを方針としている。気候や時間帯ごとの来店客の統計を「えんま帳」として記録しており、その見通しに応じて仕込みを始めるため、比較的短時間にできたての料理を提供することができる[2]。器は、京都で特別に注文した品を使用している[3]。
うなぎは主に愛知県三河一色産を使用している。店舗は関内駅前の1店舗のみで、多店舗展開はしていない。「支店を出す余裕があるくらいなら、全てを現在の店につぎ込む」との方針によるものである[4]。
脚注
[編集]- ^ “甘ダレが放つ照りと芳醇な香り 横浜 「割烹蒲焼わかな」”. SANKEI BIZ. (2014年1月9日) 2019年1月1日閲覧。
- ^ “割烹蒲焼わかな うな丼ほっかほかの秘密”. 産経新聞. (2017年7月9日) 2019年1月1日閲覧。
- ^ “横浜 「わかな」”. 新東調理士会 (2013年11月2日). 2019年1月1日閲覧。
- ^ 「創業明治5年。鰻ひとすじの一徹な老舗。割烹蒲焼わかな」(PDF)『横浜ルネサンス』第12巻、横浜信用金庫、2008年10月31日、16-17頁、2019年1月1日閲覧。