割り戻し (彫刻)
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割り戻し(わりもどし)は彫刻における技法の1つ。
素材となる原石の原形を残したまま複数に再構成を行う技法である[1]。原石を分割し、それぞれを別々に加工してから再び接着する[2]。
和泉俊昭が御影石を使った「割り戻し」を考案し[1]、後の彫刻制作に大きな影響を与えたとされる[3]。
出典
[編集]- ^ a b “平成19年度 - 受賞区分:文化賞(個人)” (PDF). 愛知県. 芸術文化選奨. 2023年9月12日閲覧。
- ^ 藤井匡「八王子の彫刻」『東京造形大学研究報別冊』第1-154巻第17号、東京造形大学、2021年3月31日、CRID 1573105977461646464、ISSN 13456849、NAID 120007037503。
- ^ “和泉俊昭展「REPRODUCE ── PRESENT」”. 名古屋大学教養教育院 (2007年). 2023年9月12日閲覧。