剣持秀紀
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剣持 秀紀(けんもち ひでき、1967年[1] - )は、日本のエンジニア。VOCALOIDの開発者の1人として知られる。
来歴
[編集]1967年、静岡県清水市(現・静岡市清水区)生まれ[2]。1985年、静岡県立清水東高等学校卒業[3]。1991年、京都大学工学部電子工学科卒業[4]。大学在学中は京都大学交響楽団に所属し、ヴァイオリン奏者として演奏会に出演[1]。1993年、京都大学大学院工学研究科電気工学第二専攻修士課程を修了し、ヤマハに入社[1]。音響関係の研究開発に従事した後、1996年、L&Hジャパン(ベルギーのL&H社とヤマハの合弁会社)に出向。テキスト音声合成技術の開発に従事する[1]。1999年に復職。以降VOCALOIDを含む音楽・音声信号処理技術の開発に携わる[1]。
2014年時点では、ヤマハ事業開発部yamaha+推進室VOCALOIDプロジェクトリーダーを務めていた[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 剣持秀紀 プロフィール - HMV&BOOKS(著書『ボーカロイド技術論 歌声合成の基礎とその仕組み』からの転記)
- ^ “ボーカロイドは音楽の歴史を変えたのか?初音ミクだけでないブームの背景とは ニュースイッチ by 日刊工業新聞社”. ニュースイッチ by 日刊工業新聞社. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “清水東高校同窓会”. shimizu-higashi.com. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “【在学生先行申込受付】京都大学未来フォーラム(第56回)”. 京都大学. 2022年12月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- ボーカロイド生みの親 ヤマハ株式会社 剣持秀紀 × デジタルハリウッド大学教授 福岡俊弘氏による特別対談 「ボーカロイドはなぜ世界に受け入れられたのか?」 - デジタルハリウッド大学アーカイブ(開催は2012年)