前田慎吾
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前田 慎吾(まえだ しんご、1878年〈明治11年〉12月5日[1] - 1966年〈昭和41年〉6月23日[2])は、日本の内務官僚。福岡県大牟田市長。
経歴
[編集]鹿児島県給黎郡喜入郷麓(揖宿郡喜入村、喜入町を経て、現鹿児島市)に生まれる[1]。1907年(明治40年)、京都帝国大学法科大学英法科を卒業し、高等文官試験に合格した[3]。陸軍第13師団法官部理事、警視庁警視・四谷警察署長、東京府荏原郡長、同理事官、青島守備軍民政部事務官、愛知県産業部長、岐阜県内務部長、岩手県内務部長を歴任した[3][4]。
1933年(昭和8年)に官を辞し、翌年に大牟田市長に選ばれた。退任後の1940年(昭和15年)からは鹿児島市助役を務めた[3]。晩年は郷里の指宿温泉の発展に尽力した[2]。
脚注
[編集]- ^ a b 大牟田市史編集委員会 1969, 460頁.
- ^ a b 大牟田市史編集委員会 1969, 461頁.
- ^ a b c 『大衆人事録』
- ^ 『人事興信録』
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第12版(下)』人事興信所、1939年。
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。
- 大牟田市史編集委員会 編『大牟田市史 補巻』大牟田市、1969年 。