前田和彦
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生誕 | |
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国籍 | 日本 |
研究分野 | エネルギー変換型不均一系光触媒 |
研究機関 | 東京工業大学 |
出身校 |
東京理科大学 東京工業大学大学院修士課程 東京大学大学院博士課程 |
主な業績 | 半導体光触媒を中核とした人工光合成系の開発 |
主な受賞歴 | #主な受賞参照 |
プロジェクト:人物伝 |
前田 和彦(まえだ かずひこ)は、日本の化学者。東京工業大学理学院准教授[1]。埼玉県出身[2]。
略歴
[編集]- 2003年 東京理科大学理学部応用化学科卒業
- 2005年 東京工業大学総合理工学研究科物質電子化学専攻修士課程修了
- 2007年 東京大学工学系研究科化学システム工学専攻博士後期課程修了
- 2006年 東京大学大学院工学系研究科日本学術振興会特別研究員(DC2)( - 2007年)
- 2007年 東京大学大学院工学系研究科日本学術振興会特別研究員(PD)( - 2008年)
- 2008年 ペンシルベニア州立大学 Department of Chemistry JSPS Research Fellow (PD)( - 2009年)
- 2009年 東京大学大学院工学系研究科助教( - 2012年)
- 2010年 科学技術振興機構さきがけ研究員
- 2012年 東京工業大学大学院理工学研究科准教授
- 2013年 d0型電子配置を持つ金属イオンを含む新しい種類の光触媒を開発し、可視光による水の直接分解に成功 [3]
- 2016年 東京工業大学理学院准教授
- 2017年 窒化炭素(C3N4)とルテニウム(Ru)複核錯体からなる融合光触媒が、可視光照射下でのCO2のギ酸への変換反応に対して特異的に高い活性を示すことを発見[4]
所属学会
[編集]主な受賞
[編集]- 2008年 日本化学会BCSJ賞
- 2012年 The 6th PCCP Prize
- 2013年 第63回日本化学会進歩賞
- 2015年 Lee Hsun Young Scientist Lecture Series Award on Materials Science
- 2016年 第13回日本学術振興会賞[2]
- 2016年 第11回凝縮系科学賞
- 2016年 文部科学大臣表彰若手科学者賞
脚注
[編集]- ^ 前田 和彦 東京工業大学
- ^ a b 第13回(平成28年度)日本学術振興会賞受賞者 日本学術振興会
- ^ 人工光合成/東大・堂免教授、東工大・前田准教授らが、広範囲の可視光を利用できるd0型の光触媒による水の直接分解に初めて成功 Wiley-Japan
- ^ 緑色植物の光合成を再現、資源制約のない光触媒 Yahoo ニュース