前浜掩体群
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座標: 北緯33度32分23.51秒 東経133度39分41.75秒 / 北緯33.5398639度 東経133.6615972度
前浜掩体群(まえはまえんたいぐん)は、高知県南国市前浜にある太平洋戦争当時の掩体壕(掩体)群である。南国市の史跡に指定されている。
概要
[編集]「掩体」とは敵弾から射手を守るための防御用設備であり、特に敵軍の飛行機などの攻撃から、自軍の兵器類を守るために造られた覆い状の退避施設を「掩体壕」という。
前浜の掩体群は、高知龍馬空港近くの田園地帯にあり、カマボコ形をしたコンクリート製の頑丈な掩体が点在する。戦争当時は中型15基・小型9基・W型17基の、計41基もの掩体があった。現在に残された7基の掩体は、反戦の意を込めて2006年(平成18年)2月21日に南国市史跡に指定。5号掩体は公園に整備された[1][2]。
脚注
[編集]- ^ “前浜掩体群(市史跡)”. 南国市 (2017年4月6日). 2023年10月14日閲覧。
- ^ “一般社団法人 南国市観光協会”. 南国市 (2023年9月5日). 2023年10月14日閲覧。