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利賀川ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
利賀川ダム
所在地 富山県南砺市利賀村大勘場水無
位置
利賀川ダムの位置(日本内)
利賀川ダム
北緯36度19分40秒 東経136度59分53秒 / 北緯36.32778度 東経136.99806度 / 36.32778; 136.99806
河川 庄川水系利賀川
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリート
堤高 37 m
堤頂長 142.5 m
堤体積 440000 m3
流域面積 38 km2
湛水面積 17 ha
総貯水容量 2700000 m3
有効貯水容量 1350000 m3
利用目的 洪水調節・発電[1]
事業主体 富山県
電気事業者 関西電力[1]
発電所名
(認可出力)
利賀川第一発電所(15,400KW)
利賀第二発電所(31,700KW)[2]
施工業者 前田建設工業
着手年 / 竣工年 1964年1974年
出典 ダム便覧 利賀川ダム
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利賀川ダム(とががわダム)は、富山県南砺市一級河川庄川水系利賀川多目的ダムである。水無ダムとも呼ばれている[3]

概要

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1963年8月12日に大網が発表された[4]富山県利賀川総合開発計画の一環として1969年4月28日に富山県と関西電力の間で基本協定書が締結され[2]1972年8月3日に定礎式を行い[5]1973年11月9日に完成、湛水[6]1974年6月26日に利賀川総合開発計画の全事業が終了した。予算は利賀川総合開発計画分にて72億5,000万円[7]

洪水調整や発電を目的としており、発電は関西電力により利賀川第一発電所(ダム下流約6kmの南砺市利賀村大勘場地内に位置)、利賀第二発電所(庄川本川との分水嶺を導水路で貫通した南砺市大島地内に建設、千束ダムと共同)により実施されている。第二発電所は1973年12月8日、第1発電所は同年12月15日に発電を開始している[1]

脚注

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  1. ^ a b c 利賀川ダム・諸元(富山県、2021年2月24日更新)
  2. ^ a b 利賀川ダム・目的(富山県、2021年2月24日更新)
  3. ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)394頁。
  4. ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)393頁。
  5. ^ 『みんなの県政 1972年9月号』(No.45、富山県総務部県民課発行)21頁『県政のうごき 7月11日~8月10日』より。
  6. ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)1091頁。
  7. ^ 『みんなの県政 1974年8月号』(No.67、富山県県民生活局県民課発行)25頁『トピックス 県政のうごき 6月1日~6月30日』より。

外部リンク

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