利賀川ダム
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利賀川ダム | |
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所在地 | 富山県南砺市利賀村大勘場水無 |
位置 | |
河川 | 庄川水系利賀川 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
堤高 | 37 m |
堤頂長 | 142.5 m |
堤体積 | 440000 m3 |
流域面積 | 38 km2 |
湛水面積 | 17 ha |
総貯水容量 | 2700000 m3 |
有効貯水容量 | 1350000 m3 |
利用目的 | 洪水調節・発電[1] |
事業主体 | 富山県 |
電気事業者 | 関西電力[1] |
発電所名 (認可出力) |
利賀川第一発電所(15,400KW) 利賀第二発電所(31,700KW)[2] |
施工業者 | 前田建設工業 |
着手年 / 竣工年 | 1964年 / 1974年 |
出典 | ダム便覧 利賀川ダム |
利賀川ダム(とががわダム)は、富山県南砺市の一級河川庄川水系利賀川の多目的ダムである。水無ダムとも呼ばれている[3]。
概要
[編集]1963年8月12日に大網が発表された[4]富山県利賀川総合開発計画の一環として1969年4月28日に富山県と関西電力の間で基本協定書が締結され[2]、1972年8月3日に定礎式を行い[5]、1973年11月9日に完成、湛水[6]、1974年6月26日に利賀川総合開発計画の全事業が終了した。予算は利賀川総合開発計画分にて72億5,000万円[7]。
洪水調整や発電を目的としており、発電は関西電力により利賀川第一発電所(ダム下流約6kmの南砺市利賀村大勘場地内に位置)、利賀第二発電所(庄川本川との分水嶺を導水路で貫通した南砺市大島地内に建設、千束ダムと共同)により実施されている。第二発電所は1973年12月8日、第1発電所は同年12月15日に発電を開始している[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 利賀川ダム・諸元(富山県、2021年2月24日更新)
- ^ a b 利賀川ダム・目的(富山県、2021年2月24日更新)
- ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)394頁。
- ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)393頁。
- ^ 『みんなの県政 1972年9月号』(No.45、富山県総務部県民課発行)21頁『県政のうごき 7月11日~8月10日』より。
- ^ 『利賀村史 3 近・現代』(2004年10月31日、利賀村発行)1091頁。
- ^ 『みんなの県政 1974年8月号』(No.67、富山県県民生活局県民課発行)25頁『トピックス 県政のうごき 6月1日~6月30日』より。