利用者:ZERO/GARNET CROW加筆後の残骸
夢・花火
[編集]- パーカッション車谷啓介
- 経の文言を取り入れようとするもNG,メロディー自体も大幅にカットされた[6]
発売・その他
[編集]- シングルCD『夢みたあとで』の中村由利の写真は、AZUKI七の手によって撮影されたものである。(出典確認中)
- 2001年当時にはメンバー同士の話し合いは当然のこととされていたが[7]、2003年には話し合いなしでもレコーディングは進むと語っている[8]
- 「今宵エデンの片隅で」におけるデジパックケース採用
- 結成当初から、楽しみながら制作するバンドというよりも、役割分担を明確にして、洗練された楽曲制作集団を目指していた[9]。年齢の表現。
- 「word scope in M.F.M」2001年9月よりスタートし、「call my name」「Last love song」のPV[10]
評価
[編集]外部からの評価
[編集]音楽雑誌や公的なwebサイトなどでGARNET CROWについて論じられる場合、主に中村の歌声と、AZUKI七による歌詞、楽曲の持つ世界観がその評価の中心となっている。中村の歌声は声質が中性的なアルト域の声のために、デビュー当初は女性ではなく男の子に間違えられた[11]。2001年には憂い・寂寥感を含んだ声質と評され[7]、その後、2005年における中村の歌声に対する論評では、力強さと悲しさを併せ持ち[1]、また崇高である[12]などと評価された。GARNET CROWにおけるAZUKI七の歌詞は、中村の声質に対する評価と同じく刹那主義的な寂寥感を漂わせているとされ[13]、神秘的で奥深さを持つ[1][14]などと評価されている。全体的な楽曲の持つ世界観に対しては、力強さと繊細さを兼ね備えるとされ[5]、また日常における小さな幸福が感じられるとも[15]、夏が不似合いであるとも評されている[2]。また、ファンからの評価については、2005年に音楽雑誌『music freak magazine』誌上において、最も好きな曲のアンケート調査が行われており、2005年当時の評価が明らかになっている。この調査の結果においては、最も好きな曲の第1位は「夏の幻」、第2位は「夢みたあとで」、第3位は「君 連れ去るときの訪れを」となっている[16]。オリコンシングルチャートの最高順位の面からは、2002年発売のシングル『夢みたあとで』を画期に平均的な順位が上昇していることがわかる。2000年から2001年に発売された各シングルの順位は47位から19位の間であるが、2002年に『夢みたあとで』 が最高順位6位を記録した後、2002年から2006年に発売された各シングルは17位から7位を記録している。
- メンバーがアコースティックな空気感。ジャンルレスな志向は絶対不可欠、確実にファン層を広げてきた。・1st、2ndでえはノスタルジックな世界観、3rdではライブを意識して力強さが出てきた・すべてを包み込むような世界観・歌詞を意味づけして歌ってほしくない・詞の解釈は聴く側に任せたい[17]
- 特徴:明暗の一体感[18]
- つねにバンド・サウンドの温かさとクールな感覚との微妙なバランスがポイント[19]
- シリアスで深みのあるバンド・日本語が外国語のように聞こえる不思議な魅力がある[20]
- ミディアム・バラードを得意とする・包容力のある歌声・深みのある詞[21]
- 世界観=力強さと繊細さが入り混じった緻密さ[5]
- 「神秘的な歌詞」「力強くも悲しげなヴォーカル」「独創的な世界観」[1]。
- 力強い歌声・魅力の一つ=歌詞の奥深さ=神秘的[14]
- ふくよかな声・奥行きのある音世界[22]
- 最近のGARNET CROWからは「ちょっとした生活の幸せが感じられる」[15]
- 「崇高な歌声」「しめったメロディーと情念の歌声」「悲哀の神髄を貫くリリック」[12]
- 美しいメロディー・情緒豊かで繊細な歌詞[23]。
- シンセベースとか打ち込み[24]
GARNET CROWのインタビューを扱った複数の公的なwebサイトでは、「ハイクオリティーなサウンド」であり「包容力のある独特な世界観」を持つバンドである旨が簡単な紹介文で記されている。しかしこれらは異なる発信元であるにもかかわらず、全く同一の表現で記されている[1][2][3][4]。
メンバー自身の評価
[編集]- 中村:GARNET CROWのルーツはネオアコ、アコースティックなサウンドであり、古井:ネオアコを焼き直すだけではなく更に進化したものへ(1st当時)
- ポップだけれども憂い・儚さ・暖かさを含んだもの[7]
- GARNET CROWの独自性は、各国の要素が混交した無国籍な部分[4]。
- 中村:初期ガーネット=ナチュラル・サウンド[25]
- 古井:GARNET CROWの楽曲の魅力=デジタルとアナログのどちらにも通用する融合力[5]
- 古井:この4人での音楽制作はとてもやりやすく、ひとりでも違うメンバーだったならこの環境はなかったと語り、いつまでも大事にされる音楽を追求している[26]。
- 中村:やっていてよかった=自分が自由に歌ってもメンバーがそれに対して反応する点、それによって音楽展開がある。4人合わさることで自分がプラスの方向へ動いてゆけるため、ソロ作品は考えていない。良質の音楽を生み出すためには自分自身の心のアンテナを常に貼り自分に対して素直になることであり、良質の音楽とは普遍的な音楽[27]
- 制作する楽曲について重要な点は、スタンダードで良い音楽だと感じられるか否かであるとデビュー当初から語っている[28]。
- 『I'm waiting 4 you』=4枚目の4、メンバーが4人であること、またGARNET CROWにとっては聴き手が大切な存在り、聴き手に支えられていることで活動していられる[29]。
- AZUKI七「曲を聴いてイメージを膨らませる」というより「曲を聴いてメロディーが言ったことを描写する」・古井「打ち合わせなしでもかみ合うので安心感があって続いてきた」[30]
- ギターソロ:起承転結を大事に[31]
- ライブ・意識の面で全く異なる。聞いてくれている人間の顔が見えると必要とされていることが実感できる。意欲が高くなり、それが大半の曲へ 反映された(中)。以前ではスタジオで出来上がったら完成という意識であったが、ライブを想定することによって曲が成長する。ライブの様子をイメージしながら作成、スタジオ内でそういう会話もでるようになった。影響は大きい。/ジャケット写真が昔のまま・比較的穏やか[32]。
- 楽曲が先にあり、それのなかからアルバムにまとめていく。ベストはそこにふさわしい楽曲を選ぶので、はじめてコンセプトアルバムを作る感覚[33]。
- 『とわかけ』ガットギターを使っている。『逃れの町』ヘビーなもの昔のギターキッズにかえったような気分で演奏した。[34]。
- ギターソロ「夜深けの流星達」アレンジで二胡の音との対決・ジャンルのテイストやアプローチがブレンドされたノスタルジックな感じ[35]
- メルヘブン物語の開始を意識させるように作成、AZUKI七はすぐに単行本を買いに行き、原作とリンクする形で歌詞が書かれている[36]。
- 「fill away」ガラスのボトルネックを使って弾く・「冷たい陰」「オルガンとハモる」[37]
J-POPにおける位置付け
[編集]- 問題点:オリコン順位及び売り上げ枚数の出典が確認されていない。オリコン順位ならwebページを出典根拠にすることが可能か。
シングルCD売り上げ
[編集]オリコン順位や売り上げの点からは、『夢みたあとで』の前後で大きく変化している。
- Mysterious Eyes (2000年3月29日)からTimeless Sleep (2001年11月21日)まで
- オリコン順位は47位から19位の間。
- 売り上げは6,940枚から20,120枚。
夢みたあとで (2002年3月13日)が最高順位6位、売上枚数93,300枚を記録した後は、
- オリコン順位は17位から7位。
- 売り上げは18,494枚から35,190枚。
アルバムCD売り上げ
[編集]順位は11位から4位。売り上げは58,190枚から156,410枚。
社会的影響
[編集]タイアップ
[編集]タイアップは、アニメ番組と、それ以外のバラエティ番組等に二分される。
- タイアップと音楽性についてはどうやってあわせていくか。
アニメ番組とのタイアップでは、特に多いのが名探偵コナンとメルヘブンである。名探偵コナンは2000年から2004年の間に5枚。メルヘブンは2005年から2006年で4枚。ただし、タイアップ先についてはGIZA studio所属のアーティストと多く共通している。この点はGIZA studioのページに詳述されている。
タイアップと音楽性
[編集]- 「メジャー感のある明るい曲」といったようなスタッフからテーマをを受け取り[11]、そのテーマに沿って作られるが、あまり形に拘りすぎないようにバランスが考慮されている[2]。
- 「名探偵コナン」エンディングテーマ「君という光」・エンディングからの繋がり・音に合わせてアニメーションが作成されるので、それを想定して編曲される。エンディングの場合はストーリーの余韻を大事にする[38]。
タイアップされた曲は、シングル表題曲だけではなくアルバム収録曲からも行われている。
- アニメ番組:13
- 名探偵コナン:5
- メルヘブン:4
- PROJECT ARMS:2
- モンキーターン
- パタパタ飛行船の冒険
- 音楽・バラエティ・ドキュメンタリー番組:11
- 感動ファクトリー すぽると!:2
- サンデージャポン:2
- I'm MUSIC FREAK!
- 爆笑問題のススメ
- pooh!
- 内村プロデュース
- ビートたけしのTVタックル
- 古代発掘ミステリー 秘境アマゾン巨大文明 ~大発見!紀元前の遺跡・・・大地を改造した幻の民族~
- 新・科捜研の女
- その他( CM:1 / ゲーム:1)
- 株式会社童夢CMソング
- テイルズオブエターニア
好きな曲「未完成な音色」[39] バンドでベースをやっていたときにポール・マッカートニーのラインの美しさと効果に影響を受けた[5]
参考文献
[編集]- ^ a b c d e GyaO編「GARNET CROWの最新アルバム全曲&ライブ映像、動画を無料放送」 GyaO、2006年。
- ^ a b c d amazon.co.jp編「DEEP DIVE - GARNET CROW」 amazon.co.jp、2006年。
- ^ a b TBS編「古代発掘ミステリー 秘境アマゾン巨大文明イメージソング GARNET CROWプロフィール」 TBS、2006年。
- ^ a b c 中村美里(文)「GARNET CROW SPECIAL INTERVIEW」 オリコンDD株式会社、2006年7月5日。
- ^ a b c d e 斉田斉(インタビュー)「GARNET CROW interview」『music freak magazine Vol.104 2003年7月号』、株式会社エムアールエム、2003年。
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- ^ a b c music freak magazine編集部「GARNET CROW liner notes」『music freak magazine Vol.74 2001年1月号』、株式会社エムアールエム、2000年。
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- ^ music freak magazine編集部「岡本仁志インタビュー」『music freak magazine Vol.79 2001年6月号』、株式会社エムアールエム、2001年。
- ^ GARNET CROW「word scope in M.F.M vol.1」『music freak magazine Vol.82 2001年9月号』、株式会社エムアールエム、2001年。
- ^ a b 平賀哲雄(インタビュー)「GARNET CROW インタビュー」 株式会社プランテック、2006年8月15日。
- ^ a b 斉田斉「GARNET CROW live report」『music freak magazine Vol.123 2005年2月号』、株式会社エムアールエム、2005年。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "mfm200502"が異なる内容で複数回定義されています - ^ music freak magazine編集部「GARNET CROW」『music freak magazine Vol.78 2001年5月号』、株式会社エムアールエム、2001年。
- ^ a b music freak magazine編集部「GARNET CROW live report」『music freak magazine Vol.112 2004年3月号』、株式会社エムアールエム、2005年。
- ^ a b 斉田斉(インタビュー)「GARNET CROW interview」『music freak magazine Vol.126 2005年5月号』、株式会社エムアールエム、2005年。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "mfm200505"が異なる内容で複数回定義されています - ^ music freak magazine編集部「MF RANKING GARNET CROW SPECIAL」『music freak magazine Vol.130 2005年9月号』、株式会社エムアールエム、2005年。
- ^ 中村美里(取材・文)「NEW DISC TALKING」『CD HITS! 12月号』、学習研究社、2003年。
- ^ 中村美里(取材・文)「NEW DISC TALKING」『CD HITS! 11月号』、学習研究社、2003年。
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- ^ 長尾泰「LIVE SHUTTLE "GIZA studio バレンタインコンサート"」『WHAT's IN? 2003 APRIL No.180』、株式会社ソニー・マガジンズ、2003年。
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- ^ 渡辺淳(インタビュー・文)「MODERN VOICE GARNET CROW」『WHAT's IN? 2005 JUNE No.216』、株式会社ソニー・マガジンズ、2005年。
- ^ 渡辺淳(インタビュー・文)「NEW DISC SPECIAL」『WHAT's IN? 2003 NOVEMBER No.197』、株式会社ソニー・マガジンズ、2003年。
- ^ 渡辺淳(インタビュー・文)「NEW DISC SPECIAL」『WHAT's IN? 2005 NOVEMBER No.221』、株式会社ソニー・マガジンズ、2005年。
- ^ 田中隆信(文)「Newsprint 2」『BARFOUT! November 2003 volume 099』、株式会社ティー・シー・アール・シー、2003年。
- ^ 槫林史章(文)「pick up artist」『WO 2004 vol.26 no23-1249』、オリコン・エンタテイメント株式会社、2004年。
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- ^ keiko murata(インタビュー)「Can you feel?」『J-groove magazine 2005年1月号』、株式会社ジェイロックマガジン社、2004年。
- ^ 槫林史章(文)「pick up artist」『WO 2003 vol.25 no35-1212』、オリコン・エンタテイメント株式会社、2003年。
- ^ music freak magazine編集部「Q&A GARNET CROW × Readers」『music freak magazine Vol.131 2005年10月号』、株式会社エムアールエム、2005年。