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エリック・ケルソー(Eric Kelso) | |
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生誕 |
Eric Victor Kelso 1962年12月22日(61歳) サンノゼ, カリフォルニア, アメリカ合衆国 |
国籍 | アメリカ人 |
職業 | 声優, ナレーター, 監督, プロデューサー |
公式サイト | www.erickelso.com |
エリック・ケルソー
[編集]エリック・ケルソー Eric Kelso(1962年12月22日生まれ)東京を拠点とするアメリカ人声優、ナレーター。ビデオゲーム・シリーズ「鉄拳」のポールフェニックス 、「シェンムー」シリーズの陳貴章(チン・キショウ)[1] 、福原正幸[2] 、ヘヴンズの刃武鷹(レン・ウーイン)[3]、「バーチャファイター」シリーズのジャッキー・ブライアント[4]をはじめ、ビデオゲーム以外ではディズニー、ユニバーサルスタジオ、ドリームワークス、料理の鉄人などにも出演している。数多くのテレビコマーシャル、NHKのテレビやラジオ番組などにも出演しており、日本では知名度が高い。
若年期
[編集]カリフォルニア州で生まれ育つ。サンタクルーズの高校を経て、カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて映画・映像を学ぶ。在学中、短編作品「An Echo En Route」[5] が脚本部門と監督部門でコーウィン・メトロポリタン・フィルム賞を受賞。1986年の卒業後はドキュメンタリー映像のテーマを探し求めて世界に旅立ち、後に日本を訪問し在住、現在に至る。[6]
キャリア
[編集]ナレーター
[編集]1989年以降、エリック・ケルソーは、全米大リーグ、トヨタ自動車、三菱、デュポン、ソニー、パナソニック、いすゞ自動車、ヤマハ発動機、NEC、日本航空、ネスカフェ、ティファニー、東芝、RCAビクター、ユネスコ世界遺産など、300以上にも及ぶ国際的企業のビデオにナレーターとして関わっている。また、中学校や高校の試験や教科書、大学入学試験、TOEIC、TOEFL、STEP試験など、数千に及ぶ英語関連の教材のナレーションをつとめる。
テレビ
[編集]クッキング・チャンネルの料理番組「料理の鉄人」で森本正治の英語吹き替えの声として長年に渡り出演した。[7] NHKのテレビ番組「島耕作」「津波証言記録」「世界ふれあい街歩き」「ビジネスワールド」「キッチンが走る!」「テレビ英会話I」「テレビ英会話II」「英語であそぼ!」など数多くの番組に声優として出演している。[8] ケルソーはまた、TBSテレビシリーズ「めざせマルチリンガル」の脚本とホスト役、「旭化成会社ニュース」のキャスター、「日本電気(NEC)Arisコンピューター」「日立フューチャー・イノベーションズ」プロモーションビデオのプレゼンターなど、多数の映像に出演している。 また、俳優として「日清 スパ王」のCMに深田恭子と共演、日本電気(NEC)グローバル・ソリューションのテレビCM、NHKテレビ「英会話I、II」にも出演している。
ラジオ
[編集]1989年よりNHKラジオのキャストメンバーを務める。NHK「英会話入門」(1991-1992)の共同司会者をつとめ、「New York and Boston with Eric」(1991年)、「Florida with Eric」(1992)、「やさしいビジネス英会話」「英語リスニング入門」「実践ビジネス英語」などに主演している。 ラジオ日経の番組「英語で知ろうビジネスの世界」にも出演した。
テレビコマーシャル
[編集]ケルソーはまた、トヨタ自動車、TDK、ソニー、マックスファクター、サントリー、マツダ、サンキスト、ブルックスブラザーズ、日清食品、日本電気、三菱自動車、ナムコバンダイ、アメリカン・エキスプレス等、20以上の日本のテレビコマーシャルに声の出演をしている。
アニメ
[編集]アニメーションでは、映画、遊園地、子供番組、教育放送などで吹き替え声優として日本で活躍している。 1995年にケルソーは世界中を旅する皮肉屋のマイクのおもちゃミスター・マイクがライブで対話する際の吹き替えやCGの動作なども手がけている。 著名なイベントであるスイス・ジュネーブでの「 テレコム 95 」[9]やシンガポールで開催された「アジアテレコム 97」などにも出演した。学研による「ドラえもん」の英語版の吹き替えも行なった。ディズニー映画「ムーラン」の日本語トレイラーの声、東京ジョイポリスでのドリームワークスのアトラクションであるワイルドリバー・スプラッシュVRシュミレーターのガイド役として参加している。 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにおいては、ウッディ・ウッドペッカーの声としてケルソーの声を耳にすることができる。[10] 2002年、「ゾイドフューザーズ」では数役を担当した。2006年、トミーとタカラが合併(タカラトミー)したすぐ後、新たに発表された「世界で最も小さな人型の量産ロボット」としてギネス世界記録に認定されたオムニボット2007・i-SOBOT(アイソボット)に声を提供している。
ビデオゲーム
[編集]40以上にも及ぶゲームのクレジットにエリック・ケルソーの名前が掲載されている。1996年にソニー・プレイステーション版でリリースされたソウルエッジがビデオゲーム声優としてのデビューとなる。 その後ソニーとは1998年にプレイステーション版格闘ゲーム「鉄拳3」でポールフェニックス の声を演じた。1999年、伝説的セガドリームキャストのゲーム「シェンムー」で福原正幸[2] 、陳貴章(チン・キショウ)[1] 役の英語吹き替えを行なった。ケルソーはまたこのプロジェクトがいかに拡張性があるかを述べ、さらなるストーリー展開やダイアローグを他のどのゲームよりも発達させた。2002年、「鉄拳タッグトーナメント」で再びポール・フェニックスの声を演じ、「鉄拳4」[11]「鉄拳5」[12]「鉄拳5:ダーク・リザレクション」「鉄拳6」でも引続き活躍している。 2001年、ケルソーは「シェンムー」の続編「シェンムー2」にも携わり、新キャラクターであるヘヴンズの刃武鷹(レン・ウーイン)[3]の声を担当した。ゲームは共に欧州と日本においてSEGAドリームキャスト版で登場したが、2002年にはマイクロソフト Xboxにて再リリースされた。 また、2002年、ケルソーはもうひとつの伝説的な格闘ゲームである「バーチャファイター4」のジャッキー・ブライアント[13]の声優を担当した。その後「バーチャファイター5」[14]をはじめ、同キャラクターが登場する「[[:en:Sega Superstars|SEGAスーパースターズ」[15] 「バーチャファイター サイバージェネレーション(Virtua Quest)」「ソニック&セガ オールスターズ レーシング」[16] 「デッド オア アライブ5 アルティメット」[17]などに再度登場する。
監督とプロデューサー
[編集]ケルソーはまた、プロロジス(2015年より)、メドトロニック(2016年)の企業ビデオ制作監督とプロデューサーをつとめている。
出演作品
[編集]ビデオゲーム
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “陳貴章(チン・キショウ)の声優 - 英語版シェンムー”. Behind The Voice Actors (2014年5月19日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ a b “福原正幸の声優 - 英語版シェンムー”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ a b “ヘヴンズの刃武鷹(レン・ウーイン)の声優 - 英語版シェンムー II”. Behind The Voice Actors (2014年4月12日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - バーチュア・ファイター 4”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ https://65.media.tumblr.com/fa24314af7f8ec70cfaeb39dabccfeb7/tumblr_ofes1itiBN1vilcqco1_1280.png
- ^ “SEGA Nerds interview with Shenmue voice actors”. YouTube (2015年7月9日). 2016年10月21日閲覧。
- ^ “「料理の鉄人」英語吹き替え (1998, Live Action Series) - Voice Cast Listing at Voice Chasers”. Voicechasers.com. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “プロフィール”. Eric Kelso. 2016年10月21日閲覧。
- ^ http://www.itu.int/newsroom/press_releases/1995/ITU95-29.html
- ^ “Voice Of Woody Woodpecker - Universal Studios Theme Parks Adventure”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ポール・フェニックスの声優 - Tekken 4”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ポール・フェニックスの声優 - Tekken 5”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - バーチャファイター4”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - バーチャファイター5”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - SEGAスーパースターズ”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - ソニック&セガ オールスターズ レーシング”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。
- ^ “ジャッキー・ブライアントの声優 - デッド オア アライブ5 アルティメット”. Behind The Voice Actors. 2016年10月21日閲覧。