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利用者:Yosswi414/sandbox

数学において二年生の夢(にねんせいのゆめ、: sophomore's dream)とは、1697年に数学者ヨハン・ベルヌーイが発見した以下の恒等式(特に1つ目)を指すときの名称として用いられる。

"二年生の夢"という名称は、誤った等式として共に有名な"一年生の夢"とは対照的に付けられたものである。共に簡潔な等式であるという共通点を持つが、一年生の夢は常に成り立たない[1]のに対し、二年生の夢は常に成り立つ。

導出

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2つ目の等式を導出する。1つ目の等式も2つ目と同様に導出が可能である。

等式の左辺の被積分関数を変形する。

よって、左辺は以下のように表せる。

冪級数一様収束性より、左辺の積分と総和を以下のように交換できる。

ここで、について、とおく(置換積分)と、次の式が得られる。

第二種オイラー積分より、

なので、

である。したがって左辺は、

となる。総和のn=0をn=1となるよう変形すれば、左辺は右辺に一致し、よって式は導出される。

脚注

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  1. ^ ただし、素数pを法とした場合
    は等式が成り立つ。

参考文献

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関連項目

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