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 “近世畸人伝（正・続）”. 国際日本文化研究センター. 2024年7月18日閲覧。 |
金 蘭斎（こん の らんさい、1650[1]/1652[2]/1653年[3] - 1731[1]/1732年[3]）は、江戸時代中期の儒者[1][3]・老荘思想家。主著に『老子経国字解』。
人物
[編集]著作・思想
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 高瀬允 著「金蘭斎の『老子経国字解』について」、加賀博士退官記念論集刊行会 編『加賀博士退官記念中国文史哲学論集』講談社、1979年。
- 中村幸彦「老荘思想の実践者 金蘭斎」『中村幸彦著述集 第11巻 漢学者記事』中央公論社、1982年。
- 森銑三「金蘭斎」『森銑三著作集 第9巻 人物篇9』中央公論新社、1989年。ISBN 9784124027792。
出典の明記を節？
「老子道徳経#影響」および「荘子 (書物)#後世への影響」も参照
中国
[編集]『老子』と『荘子』はそれぞれ膨大な受容史がある。
両者の思想は同一視される場合もあれば、区別される場合もあった。武内義雄は、別行 sfn武内 sfn大野
近現代では、史料批判（疑古）や出土文献の発見により、『老子』と『荘子』の先後関係が様々に論じられている。
日本
[編集]sfn福永
今昔物語集 兼好法師 五山 sfn中川1985
日野1984p66;77;88 老荘思想が本来もつ反儒教・反体制要素は薄められていた。
林希逸にseealso
- 近世文学
- 文人趣味
湯川秀樹、寺田寅彦
「老荘思想#日本」も参照
江戸時代に漢学が発達すると、道教関係の漢籍も広く読まれた。林希逸、徂徠学派。道典和刻本sfn坂出
江戸時代に道教教団は存在しなかったが、谷口一雲・大江文坡・大神貫道・中山城山らは各自で道士のような活動をした。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 大野出『日本の近世と老荘思想』ぺりかん社、1997年。ISBN 9784831507686。
- 坂出祥伸『江戸期の道教崇拜者たち 谷口一雲・大江文坡・大神貫道・中山城山・平田篤胤』汲古書院〈汲古叢書〉、2015年。ISBN 9784762950728。
- 武内義雄「日本における老荘学」『武内義雄全集 第6巻 諸子篇1』角川書店、1978年（原著1937年）。NDLJP:12213729/118
- 中川徳之助「「日本人の“荘子"受容」に関する覚え書」『日本研究』第1号、日本研究研究会、1985年。 NAID 120000883109。
- 中野三敏「近世中期に於ける老荘思想の流行 ――談義本研究（一）――」『戯作研究』中央公論社、1981年（原著1965年）。NDLJP:12456232/43
- 中野三敏「解説」『新日本古典文学大系 81 田舎荘子 当世下手談義 当世穴さがし』岩波書店、1990年。ISBN 4002400816。
- 日野龍夫「近世中期における老荘思想」『宣長と秋成 近世中期文学の研究』筑摩書房、1984年。NDLJP:12455778/36。再録:『日野龍夫著作集 第1巻 江戸の儒学』ぺりかん社、2005年、ISBN 9784831511027
- 福永光司『道教と日本文化』人文書院、1982年。ISBN 9784409410219。
- 源了圓 ; 厳紹璗 編『日中文化交流史叢書 3 思想』大修館書店、1995年。ISBN 9784469130430。
- 神田秀夫「芭蕉に於ける荘子」1995年。
- 小島泰敬「江戸思想史の中の老荘思想」1995年。