土井聱牙

土井聱牙（どいごうが、文化14年（1817年）12月28日 - 明治13年（1880年）6月13日）は、幕末・明治時代の儒学者。伊勢津藩の藩校有造館の督学をつとめ、「資治通鑑」を校訂出版した。名は有恪。字は士恭。通称は幾之助。

経歴

文化14年(1817年)12月28日、津の西町に津藩の儒官であった土井弘(号は橘窓)の次子として生まれた。文政10年(1827年)、兄長裕が早逝したことにより、家禄190石を継いだ。文政11年(1828年)3月、藩主藤堂高猷の名により川村竹坡の門に入った。

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