利用者:Toppa 0911/sandbox
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Toppa 0911/sandbox | |
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基本情報 | |
種別 | 二等巡洋艦(軽巡洋艦) |
運用者 | 大日本帝国海軍 |
要目 (計画) | |
基準排水量 | 7,150英トン[1] |
公試排水量 | 8,500トン[1] |
満載排水量 | 9,200トン[1] |
水線長 | 172.00m[1] |
最大幅 | 15.80m[1] |
深さ | 10.00m[1] |
吃水 | 5.70m[1] |
出力 | 103,000hp[1] |
速力 | 34.0ノット (63.0 km/h)[1] |
航続距離 | 7,000海里 (13,000 km)/ 18ノット[1] |
燃料 | 重油 1,750トン |
兵装 |
計画[1] 九八式10cm連装高角砲12基24門 九六式25mm3連装機銃4基 爆雷投射器8基 爆雷(150kg)100個 |
装甲 |
計画[1][注釈 1] 不明 |
その他 |
高射装置(4.5m測距儀付)4基 4.5m測距儀2基 機銃射撃装置2基 110m探照灯4基 |
日本の防空巡洋艦計画(にほんのぼうくうじゅんようかんけいかく)として、大日本帝国海軍が太平洋戦争前に建造を計画したものの、実現に至らなかった防空巡洋艦について本項に記述する。
概要
[編集]1935年(昭和10年)以降、イギリス海軍はC級軽巡洋艦の一部を防空巡洋艦に改造していた。日本海軍も呼応して天龍型軽巡洋艦、球磨型、最上型1番艦最上、空母鳳翔の防空艦改造を検討した。それらの改造艦に加え、後に建造されることになる大淀型と同サイズ程度の防空巡洋艦を新造する設計も行われた[2]。これらの防空艦は、主力艦(大和型戦艦等)や空母の護衛を担う艦隊随伴防空艦と、泊地(局地)用防空艦の二種類があり、新造艦は艦隊随伴を担当する予定であった[3]。だが本艦の建造費は高額になることが予想され、第四次海軍軍備充実計画で秋月型駆逐艦が建造されることになったため、これらの計画は中止された[2]。
艦隊随伴用防空艦の主目的
[編集]艦隊随伴用の防空艦は主力艦及び空母に随伴し、防空砲を用いて空中防御網を張ることと目的とされた。その為、「防空砲の充実だけでなく耐波性や凌波性も大きくなければ価値が発揮できない」とされ、本型の計画案がまとめられている[3]。必要数に関しては、例として「主力艦戦隊6隻の周囲12,000mに配置するとすれば少なくとも6隻の防空艦が必要であり、更に高速戦艦や空母に別個配置する必要がある場合は相当多数の艦が必要とみるべきである」とされている。それに加えて、「防空は防御砲火と共に戦闘機による敵機の撃墜が必要である。その為、主力艦に随伴すべき『戦闘機母艦』[注釈 2]が2隻程必要であり、両者を統制して使用することにより防空の目的達成が用意となる」としている[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 福井静夫『日本巡洋艦物語 福井静夫著作集/第四巻-軍艦七十五年回想記』光人社、2008年11月。ISBN 978-4-7698-1394-1。