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ネルソン・ウルフ・ポルスビー(1934年 10月25日～2007年 2月6日)

アメリカの政治学者
アメリカの大統領制と議会制度が専攻。
カリフォルニア大学（UCLA）バークレー校教授。Political Science Review編集者（1971年～1977年）。

立法府(1975年 Handbook of Political Science,Vol.5,Reading:Addision Wesley)にて、世界の議会を「アリーナ型」「準アリーナ型」「準変換型」「変換型」に分類し、イギリス議会を「アリーナ型」、アメリカ連邦議会を「変換型」と指摘した。「アリーナ型」は、主に内閣提出法案の討論に重点を置くとして、「変換型」は議員が民意を法案に変換する議員立法に重点を置く(pp257-310)と説明した。

コネチカット州ノリッジに生まれ育つ。ジョンズホプキンス大学で学士を得、イェール大学で修士と博士の学位を取得。

さらに、ブラウン大学でも修士を得、オックスフォード大学から名誉修士を授与。

1967年のバークレー校異動前に、ウィスコンシン州のマディソン・メソジスト派信徒大学で教鞭を執る。
1988年～1999年、彼はバークレー校の国家問題研究所責任者であり、アメリカ政治に関する15冊の書籍と多くの記事を著した。
外交評議会メンバーであり、アメリカ芸術科学アカデミー及びアメリカ科学振興協会会員であった。

心臓病のため、バークレーにて2007年2月6日に逝去。

出版物

1975年立法府

1984年アメリカにおける政治的革新

1986年議会と大統領