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利用者:TAMIYA twin star

日本語版Wikipediaには一部の人が信ずる日本文化を感じる。
「規範に従い、規則違反は認めない。その先に待つのは素晴らしい世界に違いない」

ここから削除をひたすらに続ける自称「正義の輩」が現れる。
新しい文化は体系されていないことも多く、多くの人に知られているからといって信頼の置ける出典が必ずあるわけではない。
もちろん何を書いてもいいわけでは無いが、Wikipediaの売りであった、
「だれでも記述でき、新しい情報がある」
という特徴は失われた。

「このサイトは客観性がないからダメだ」
「この書物の著者は信頼出来ない」
それらを引用する際の書き方でも補える部分を、推敲する手間を省くように「輩」は単純作業で消していく。
結果、どこにでもある卒のない内容が記述された、今までと同じような百科事典が残った。
驚くべきはこの輩に賛同する者が意外に多いこと。
この規則に縛られた世界は、彼らにはよほど居心地のいい場所なんだろう。
輩は思うのままに、自らの「正義」のもとに「削除」していけるのだから。
それは文化の「創造」ではなく、単なる「破壊」。
みんなに認められた「破壊」は輩には爽快なんだろうなぁ。