利用者:Syulo/sandbox

青年期

1788年、富裕な商人の父(ハインリヒ・ショーペンハウアー)のもとダンツィヒに生まれる。母（ヨハンナ・ショーペンハウアー）は当時はかなり有名な女流作家で、ダンツィヒの名門トロジーナ家の娘であった。1793年に自由都市ダンツィヒがプロイセンの支配下に置かれるとハインリヒは妻子を連れてハンブルクへ移った

青年期

1803年父に伴われ商人になるという約束を条件に長期にわたるヨーロッパ旅行をする。

その二年後の1805年に一家はハンブルグへ帰り父に従って商人の見習いを始めたが、その年の4月20日に父が突然事故死する。自殺だったともいわれている。

母と妹はヴァイマールへ移住するがアルトゥルのみハンブルクの商会へ残った。

哲学への転向

1807年、ゴータのギムナジウムに入学する。ここも6か月で去り母のいるヴァイマールのギムナジウムへ転校する。

1809年、21歳になった彼は当時ドイツでの成人に達したとして母から父の遺産を分け与えられる。この財産はこれで一生暮らす分には十分という量であった。

その年10月にゲッティンゲン大学医学部に入学する。ゴットロープ・エルンスト・シュルツェのもとで哲学を学び、のち哲学部へ転部する。シュルツェよりカントとプラトンを読むようにいわれる。転部後、ベルリン大学に移り、フィヒテやシュライエルマッハーの講義を受ける。