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首羅山遺跡

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首羅山遺跡(しゅらさんいせき)は福岡県糟屋郡久山町にある中世の山岳寺院遺跡。

 沿革

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同遺跡は早くから地元では知られていた遺跡だったが、本格的な調査は2005(平成17)年まで待たねばならなかった。久山町教育委員会の手による数次にわたる調査の結果、当時の姿が良好な状態で残っていることが判明した。2012(平成24)年現在も久山町教育委員会のほか九州歴史資料館、九州国立博物館が共同で調査を行っている。

遺跡の概要

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主に本谷西谷山王(日吉)山頂部に遺構が残っていることが判明している。 本谷地区中腹には基壇をもつ五間堂を中心に小堂や鐘楼、瓦葺建 物、墓地などがあったとされる。周辺からは中国の景徳鎮産の青白磁や枢府磁、朝鮮半島の高麗青磁など貿易陶磁器の優品が出土している。