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利用者:Surgematrix/sand32

ミラクルビークルは、かつて岐阜県工業会が開発を行っていた空陸両用空飛ぶクルマ

機体は小型航空機のようなデザインで道路を走る時は翼を折り畳んでおき飛行時には翼を広げて道路を滑走路にして飛び立つ[1]。すでにアメリカなどでは飛行機にクルマの機能を持たせたものは存在していたが、ミラクルビークルはクルマに飛行能力を持たせたものとして開発が進められていた[2]。軽量化のため機体には和紙を使用し燃料電池をエネルギー源にしていた[1]

2002年4月、飛行実験を行ったが離陸直後に墜落した[2]

2002年8月には1/3スケールの機体で4分間の飛行に成功した[2]

2012年、資金難により開発が終了した[3]

仕様[編集]

項目 共通 地上走行時 飛行時
最大搭乗人数 1名[3]
全長 4.45mm[1]
全幅 6m[1]
全高
重量 450kg[1]
積載重量
最大離陸重量
プロペラ
出力
積載燃料 燃料電池[1]
航続距離/航続時間
燃費
速度 50km/h[1] 260km/h[1]
  1. ^ a b c d e f g h リビング+:空飛ぶ自動車も見てきました”. www.itmedia.co.jp. 2020年12月22日閲覧。
  2. ^ a b c クルマは道路を走るだけのものでなくなる!? 空飛ぶクルマの離陸に成功”. レスポンス(Response.jp). 2020年12月22日閲覧。
  3. ^ a b 『空飛ぶクルマのしくみ』日刊工業新聞社、2019年12月21日、17頁。ISBN 978-4-526-08024-1