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「ARASHI’s Diary -Voyage-」(アラシズ ダイヤリー ボヤージュ)は、日本時間2019年12月31日17時よりNetflixで配信開始されたドキュメンタリー。28か国語にて全世界190か国で配信[1]。
概要
[編集]2020年12月31日の活動休止まで、約2年間嵐5人に密着。 嵐の活動休止までに掛ける覚悟や揺れ動く想いなど、嵐5人の姿を絶えず追い続け、リアルな5人を配信してきたドキュメンタリー作品。 2021年2月の最終話までに全24話が配信[2]。
配信にあたり、メンバーの松本潤は「20年活動してきた僕らが、2020年末で活動休止するのは何故か。そして、僕らがその時『何を思い、何をしたか』。その瞬間を一年間、伝えていきたいと思います」と説明。「僕自身、どんなドキュメンタリーになるのか今は想像がついていませんが、嘘偽りのない僕らがそこに映っています。今まで僕らを知らなかった方にも、『日本にはこんなエンターテインメントがあったんだ』と興味を持ってもらい、日本の文化や人間性に触れてもらうきっかけになったら嬉しいです」と思いの丈を述べている[3]。
「5人、最後のドキュメンタリー。」[4]と銘打たれた予告映像がセンセーショナルだった[5]こともあり、第1話はそれまでのテレビ番組やコンサートからは想像できない5人の姿、シリアスな発言に「見る人は覚悟を」「苦しい」「重い」などの感想や涙が止まらないといった人がツイッター上に続出[6]。
全24話中5話は、メンバー個人にフォーカスを当てた個人話となっている[1]。
作品を進行していくナレーション、コメントや状況説明を補足するテロップを入れる日本のドキュメンタリー作品と異なり、テンポ重視でカット割りも多め、ノーナレーション、画面をテロップで汚すこともないグローバルスタンダードに基づいた作りになっている[7]。
ストーリー
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
第1話 二十年
[編集]2019年11月9日、天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典にて奉祝曲「RayofWater」を披露する5人。同日そのまま、デビュー20周年を記念した記者会見を39時間アジア4都市で行う「JETSTORM」のためプライベートジェットで各都市をまわっていく。そして帰国後、一年以上にわたるアニバーサリーツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の最中に突然活動休止を発表。その裏側と活動休止会見当日の5人の姿からドキュメンタリーが始まっていく。
デビュー曲『A・RA・SHI』から『A-RA-SHI : Reborn』まで、嵐がこれまでに発表した全409曲がPVやコンサート映像と共に3分20秒の凝縮された映像で映し出され、活動休止を発表した5人の葛藤や赤裸々な思いへと続いていく。
第2話 5x20
[編集]活動休止を心に決めた5人。20周年アニバーサリーツアー"5x20"に向け、打ち合わせとダンス練習を重ねる姿に、それぞれの思いが見え隠れする。(36分) 「ARASHI Anniversary Tour 5×20」初日。楽屋からステージへと向かう5人、円陣、ステージ上での姿と会場の熱気、舞台裏。そこから時はさかのぼり、ツアー開始72日前、2018年9月5日。この時、5人は活動休止を心に決めていた。ツアーの演出家でもある松本が深夜までスタッフと打ち合わせを重ね、裏方としてツアーをゼロから作り上げ、セットリストから衣装の生地に至るまで長い時間をかけ細部まで試行錯誤する中に見える焦りや不満。RAPやピアノの練習をする櫻井。松本と共にアイデアを出す二宮。体調不良の中で汗だくでダンスの練習をする相葉。ツアーへと向かっていく日々が自然体なメンバーの様子と共にめくられていき5人の関係性や思いが見えてくる。
「ARASHI Anniversary Tour 5×20」初日。楽屋からステージへと向かう5人、円陣、ステージ上での姿と会場の熱気、舞台裏。そこから時はさかのぼり、ツアー開始72日前、2018年9月5日。この時、5人は活動休止を心に決めていた。ツアーの演出家でもある松本が深夜までスタッフと打ち合わせを重ね、裏方としてツアーをゼロから作り上げ、セットリストから衣装の生地に至るまで長い時間をかけ細部まで試行錯誤する中に見える焦りや不満。RAPやピアノの練習をする櫻井。松本と共にアイデアを出す二宮。体調不良の中で汗だくでダンスの練習をする相葉。ツアーへと向かっていく日々が自然体なメンバーの様子と共にめくられていき5人の関係性や思いが見えてくる。
第一話のシリアスで重い雰囲気から一転、微笑ましく笑ってしまう雰囲気と共に嵐のメンバーが準備に取り組む。
第3話 でも 僕らは
[編集]マネージャーもスタッフも知らない大きな決断を心に秘め、ツアーに向けて入念な準備とリハーサルを進めていく5人。その姿をつぶさに映し出す。(35分) 「本当におれら5人と本当に片手でも数えられないほどのわずか数人のスタッフしか活動休止するってことは知らない状態だっていうのはかなり特殊な状況なんだよね。心の中には活動休止を秘めながらただただそっちへ向かっていくっていう」とツアーへと向かう心境を櫻井は語る。リハーサルで嵐自身が作詞した「5×20」を座りながら口ずさんだり、聞き入っている5人の表情に、言葉では語り尽くすことができない複雑な思いが滲み出る。
「本当におれら5人と本当に片手でも数えられないほどのわずか数人のスタッフしか活動休止するってことは知らない状態だっていうのはかなり特殊な状況なんだよね。心の中には活動休止を秘めながらただただそっちへ向かっていくっていう」とツアーへと向かう心境を櫻井は語る。リハーサルで嵐自身が作詞した「5×20」を座りながら口ずさんだり、聞き入っている5人の表情に、言葉では語り尽くすことができない複雑な思いが滲み出る。
ツアーに向けて入念な準備とリハーサルは加速していき、プレイヤーのみならず演出家としてツアーを作り上げる松本の苦悩と努力、櫻井のピアノ演奏にかける情熱、大野の1人で黙々とソロダンスを練習する真剣な表情など、本番に向けて増していく緊張感。ライブに注ぎ込まれる熱量と5人のリラックスした表情。相葉は「みんな言ったもんね。誰か1人いなくなって4人でやるのは絶対イヤだって。うん。だったら、ちょっと一旦休憩にしようよっていうのは。なんかそういうふうに、みんながメンバーを思ってるグループにいれるっていうのは本当に幸せなことだなと思って。」と思いを語る。
第4話 ずっと 5人で
[編集]アニバーサリーツアー"5×20"が札幌で初公演を迎える。5人の決意をまだ知らないファンたちの前に立った彼らの目には、どんな景色が映っていたのか。(30分) ツアーが始まる前日、札幌入りする車内の5人。本番を翌日に控え札幌ドームでは様々な思いを胸に5人はツアーへと臨む。残された時間ギリギリまで5人による調整が行われ、朝方まで調整をしそのまま会場に泊まる松本。そして迎えたツアー初日、朝からそれぞれの貴重な時間を過ごし笑顔の5人、メンバーの役割や各々がリスペクトしている関係性が見える。楽屋からステージへ肩を組みながら歩く二宮と松本。始まりを告げる熱い円陣と、怒涛のツアーに挑む掛け声。絶えず動き回る嵐のメンバーと目まぐるしく変わってゆくステージ。そして初日終了後に5人が見せた安堵と微笑ましい関係性。ここから全50公演へと続いていくツアーの緊迫感と熱気の中に5人がファンに向け誠心誠意向き合っていく姿などツアー最中の姿をありのまま映し出す。
ツアーが始まる前日、札幌入りする車内の5人。本番を翌日に控え札幌ドームでは様々な思いを胸に5人はツアーへと臨む。残された時間ギリギリまで5人による調整が行われ、朝方まで調整をしそのまま会場に泊まる松本。そして迎えたツアー初日、朝からそれぞれの貴重な時間を過ごし笑顔の5人、メンバーの役割や各々がリスペクトしている関係性が見える。楽屋からステージへ肩を組みながら歩く二宮と松本。始まりを告げる熱い円陣と、怒涛のツアーに挑む掛け声。絶えず動き回る嵐のメンバーと目まぐるしく変わってゆくステージ。そして初日終了後に5人が見せた安堵と微笑ましい関係性。ここから全50公演へと続いていくツアーの緊迫感と熱気の中に5人がファンに向け誠心誠意向き合っていく姿などツアー最中の姿をありのまま映し出す。
第5話 それぞれの想い
[編集]活動休止を胸に秘めたまま、ツアー最終日へのカウントダウンが続く。この頃5人はどんな言葉を伝えようとしていたか、それぞれの想いを語る。(21分)
活動休止を5人の心に秘め、まだ誰も嵐の活動休止を知らない中で進んでいくツアーの日々。活動休止発表を行うまでの計り知れない5人の不安と緊張を、相葉は「最初、この5×20のツアーが始まって、まだ発表できていない段階での挨拶ってのは、嘘偽りは一切ないんだけど、今日来てくださって凄い楽しそうな人たちがどういう風に思ってしまうんだろうということを、やっぱり頭のどこかで考えちゃってましたね」と語り、二宮は「一月の下旬に発表することはわかってて、でもステージでは忘れていた。ホテルに帰って一人になると、緊張はしてた」と吐露する。 2018年11月30日、4公演目の福岡ヤフオクドームから年をまたいだ2019年1月13日の京セラドームまで、毎会場、毎公演、そのライブ本編ラストに、満員の客席に向け一人づつ語りかけてきた、5人の正直で嘘偽りのない“挨拶”。そしてそれをステージ裏で聞き入るメンバーの様々な表情のみで構成し、この複雑な時期の5人の心情へと迫っていく。
第6話 活動休止を発表
[編集]目まぐるしいスピードでツアーは進んでいく。そんな中、5人は、2020年12月31日をもって嵐としての活動を休止するという決断を発表する。(44分)
アニバーサリーツアー"5×20"の最中、前人未到の全50公演を発表した1ヶ月後の2019年1月27日。嵐は活動休止を発表。
第7話 AIBA's Diary
[編集]嵐のメンバー・相葉雅紀が歩んできた道やパーソナルな一面に光を当て、その素顔に迫る。嵐としての決断をめぐる、彼の胸の内を探る。(28分)
2020年3月、地元・千葉の公園で、相葉が自身の生い立ちから子供時代、嵐としてデビューまもない時期に経験した肺気胸のこと、中学2年でジャニーズJr.となり17歳で嵐としてデビューし、18歳までにデビューできなかったら実家のレストランを継ごうと思っていたなど嵐の相葉雅紀としてのこれまでを語りAIBA's Dialyが始まる。
「相葉雅紀ってどういう人?って聞かれて、自分でもよくわかんないですよ。いろんな面がありすぎて、どれがほんとの自分なのかな。学校の先生と話したら一番早いんじゃないかと思って」という相葉は自身で車を運転し中学の恩師を訪ねる。3年生の時に校則違反して面談中に号泣など相葉の多感な時代が語られる。誰よりもジムに来るというボクシングジムでの姿、若き日に出演した舞台「」の演出家の宮田慶子とは「休止したら、また一からスタート、怖いっていうか何がどうなるか分からないし」と本音を語る。幼少期から今日に至るまでを飾ることなく語り、知人と向き合っていくその姿や関係性から相葉の内面や人物像が感じ取れる。仲の良い友人2人との飲み語りでは「オレはいい人を演じてんの?自分がわかんないんだよ」「中学生の時くらいから大人の世界に入らせてもらって、いろんな経験して、いろんな感情押し殺して、ほんとの感情がなんか分かんない」と言っていた相葉だが、彼らと語り合う事で一つだけ分かった事があると相葉らしい自身の答えを導き出していく。
第8話 SHO's Diary
[編集]嵐のメンバー・櫻井翔にスポットライトを当てる。音楽への情熱や、嵐と共に歩んできた歴史を語る彼自身の言葉から、その素顔が見えてくる。(33分)
デビュー曲から嵐のRapパートを担い、ニュースキャスターとしての顔も持つ櫻井。ジャニーズに入る中学2年の13歳以来に、自身の履歴書を書きながら家族に内緒でジャニーズ事務所に履歴書を送った当時のこと、それを知った父母の反応を詳細に語る。
櫻井をサクオと呼ぶ中学以来の友人とは、ジャニーズ事務所に履歴書を一緒に出しに行った当時のエピソードや思い出を終始屈託の無い笑顔で語りあう。櫻井が自身でRapを書くきっかけともなったというm-floのVERBALはヒップホップとニュースキャスターという櫻井の二面性がいいと言い、二人の対談では櫻井がRapをカルチャーとして日本に定着させてきた経緯とその熱量が2006年に行われた櫻井のソロコンサート「THE SHOW @品川ステラボール」の映像と共に語られる。友人やその家族たちとバーベキューするプライベートな時間では、大学生から社会人になる友人に向け櫻井が個人的に作った曲「ペンの指す方向」のエピソード、旧知の中だからこそ語る友・櫻井への思いの中にキャスターの顔とは異なる意外な櫻井の一面が見えてくる。新型コロナウイルスの影響で自宅からリモートで話した北島康介、野村忠宏との会話の中で櫻井は「1日1日だし、1分1秒がすごい大切っていうか、嵐じゃないとできないこと。1人じゃなくて5人じゃないとできないことを、全部やりつくそうと思ってて。あの5人じゃないと見られないものとか、かなえられないものみたいなの全部やりつくして、休止に入ろうと思ってたんだけど、何もできていない」と語るなど櫻井のリアルな姿が描かれる。
第9話 2020年4月
[編集]新型コロナウイルスが世界を席巻する中、5人は自分たちにできることを模索する。日本を元気にしよう、世界中のファンを励まそうと、嵐が動き始める。(19分)
東京都をはじめとする7都府県に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令された2020年4月7日。
その前日4月6日には、今後より一層の自粛生活を余儀なくされるであろうファンを思い、「今、自分たちに出来ることは何か?」を模索し合う5人。東日本大震災の復興支援としてスタートし、2011年から2019年まで9年にわたり開催し続けてきたチャリティーイベント『嵐のワクワク学校』のオンライン開校や長引くステイホームに、ストレスを抱えているであろう子供たちとその親御へ向けた、櫻井が発案企画『リモート紙芝居』など、この状況を乗りきる一助にと願い、より広い視野でファンの不安、気持ちに寄り添ったコンテンツの配信をいち早く決めていく。連日スタッフたちとのリモート会議を重ねスピード感を重視しながら、チーム嵐一丸となり取り組む日々。
ステイホーム中、5人はそれぞれの自宅からリモートで、この非常事態宣言下での日々の思いをカメラに語っていく。
4月の中国・北京公演の中止、5月の『アラフェス2020』の延期、NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターを務める7月からの東京オリンピック・パラリンピックの延期など嵐としても、かなり厳しい決断を下さなければならなかった悔しさと無念を滲ませながらも、今、出来うる限りのことに全力で取り組む嵐に密着した2020年4月の記録。
第10話 世界中に嵐を
[編集]活動休止までチャレンジし続けようと決意する5人。アメリカそして世界への進出に目を向け、ニューヨーク、ロサンゼルスなどでプロデューサーに会う。(26分)
2019年10月9日、YouTube公式チャンネルを開設した嵐は、続く11月3日、CDデビュー日であるこの日に嵐初となるデジタルシングル「Turning Up」をリリースした。同時に、この新曲を加えた全シングル65タイトルのグローバル配信がスタート。さらにTwitter、Facebook、Instagram、Weibo、TikTokで公式アカウントを一挙に開設した。それはまさに、20年前のデビュー会見でグループ名の由来を聞かれ、相葉雅紀が答えた名言「世界中に嵐を巻き起こす」ため、嵐が世界進出を果たした瞬間だった。
この怒涛のSNS、音楽サブスク“解禁”に向け、2019年8月、松本は単身、音楽産業の中枢であるNY、LAで業界のキーパーソンを訪ね、ミーティングを重ね、嵐としてなぜ今このチャレンジをするのか想いを語る。
世界的プロデューサーたちと作り上げた「Turning Up」制作の裏側、既存楽曲をリプロダクションする“Reborn”シリーズのレコーディングに臨むメンバーの姿など、活動休止を前にしてなお、「まだ見ぬ世界へ」のチャレンジをやめない5人の密着[8]。
第11話 Turning Up
[編集]活動休止が近づく中、アメリカ進出に向けて力を注ぐ嵐。そんな意気込みを楽曲「Turning Up」に託し、5人は世界に乗り込んでいく。(24分)
前話から引き続き、世界進出の裏側に密着。嵐の“世界デビュー”曲となったデジタルシングル『Turning Up』の制作過程に焦点を当てる。
楽曲作りにおける、英語詞へのこだわり。海外の撮影クルーとのMusic Video制作に向けた話し合い、笑顔と汗だくの振り入れ、渡米した彼らが、LAで多くの海外スタッフ、ダンサーたちとのシューティングに臨む姿。その移動車の中、打ち上げの会場まで、新たなチャレンジに挑む5人を詳細に追う。
これまでも長年、徹底した“嵐としての表現、見せ方”で、嵐エンターテインメントの演出面を手掛けてきた松本を中心に、日本とは勝手が違う現場でも、変わらず5人で楽しげに、常に本気で向き合うプロフェッショナルな姿勢…そこには、お互いのペースとやり方を尊重し合う彼らならではの関係性も垣間見え、日本で20年におよぶキャリアを持ちながらも、自分たちを「“新人”だからね!」と位置づけ、「J-POPを、嵐を、もっと多くの人に知ってもらいたい」と真摯に語る言葉には、世界への“第一歩”を踏み出した彼らの、静かだが熱い想いが滲む。
第12話 デジタルの世界へ
[編集]デビュー20周年の記念日が近づくなか、新たにデジタルの世界にチャレンジする嵐。公式SNSを解禁するにあたっての、5人それぞれの想いとは。(34分)
事前アナウンスなく、突如音楽配信サービスにて5曲を先行公開、そして公式YouTube公式チャンネルもを開設し、世界を驚かせた2019年10月9日。嵐のデジタルの世界への挑戦が始まった。
「嵐が今までやってきたことを、世界の人たちにも知ってもらう。それはイコール、日本で応援してくれている人たち、これまで嵐に触れてこなかった方々にも、もっと身近に、手軽に、アクセスしてもらうこと」。彼らはそう語り、レギュラー番組の収録、アニバーサリーツアーのリハ&本番と、多忙を極めるスケジュールの合間を縫って打ち合わせを進めていく。
デビュー20周年の記念日である11月3日。YouTubeライブで会見を配信し、5大SNSにおける公式アカウントの開設、デジタルシングルのリリース、5×20ツアー最終公演での大規模ライブビューイングの開催、アジア4都市を回るキャンペーン「JET STORM」の敢行など、これまで準備してきた数々の“サプライズ”をついに発表…高揚感あふれる5人の姿、ファンの方々にどう受け止めてもらえるのかを気にかける緊張した様子など、圧倒的臨場感で写し取る。
第13話 2019年11月
[編集]嵐は天皇陛下御即位を祝う国民祭典で奉祝曲を披露。その後、アジア4都市をまわる緊急記者会見"JET STORM"に向けてジャカルタに飛ぶ。(25分)
2019年11月3日の記者会見、そして怒涛(どとう)のSNS、サブスク解禁発表の“その後”を追う。
世界中から届く大きな反響を受け止めながら臨む“Reborn”シリーズのレコーディング。その合間には自分たちもSNSに続々と投稿し、英会話のレッスンに勤しむなど、5人は本格的な世界進出の土台を整えていく。
それと並行して、天皇陛下の御即位を祝う国民祭事「即位の礼」では、奉祝曲を披露する“大役”を務め、厳かな緊張感の中でいつもと違う表情を見せたかと思えば、そのわずか2時間後には東京・羽田空港からプライベートジェットで出国。
インドネシア・ジャカルタ~シンガポール~タイ・バンコク~台湾・台北と、2日間で4都市、昼夜を縫って超弾丸でアジアのファンと交流した“JET STORM”を敢行する。
その機内での様子から、現地ファンの盛大な歓迎を受け臨んだ各地での会見の様子、各国語でのあいさつを懸命に練習する姿まで、その分刻みの全行程にも密着。
国内外で世界照準の活動をスタートさせ、文字通り多忙を極めた“2019年11月”の嵐の記録。
第14話 5x20 Tour Final
[編集]20周年アニバーサリーツアー"5×20"の最終日に向けて加速していく嵐。ファンに感謝を届けようと全力疾走してきた5人それぞれの想いに迫る。(33分)
「感謝の気持ちを直接自分の言葉で届けたい」この20年を支え、応援してくれたファンへ、感謝を届ける「ARASHI Anniversary Tour 5×20」全50公演。その終盤から最終公演までの裏側と5人の想い。開演直前の円陣やオープニングの緞帳裏でゴンドラに乗り込む5人が交わす握手、ステージ上での生き生きとした表情、率直で愛にあふれたあいさつの言葉、各地・各公演1つ1つを真摯に積み重ねていく“感謝”のパフォーマンス。
そして迎えたツアー最終日、全国329館617スクリーンで18万6000人がライブビューイングで見守る中でのライブ当日の高揚感・臨場感。
国内最大の動員数を記録し、前人未到の50公演「ARASHI Anniversary Tour 5×20」という“偉業”を達成し、振り返り、とにかく「感謝」を口にする5人。嵐としての“その先”を見据え常に考え動き続け “本業・アイドル” を全力で全うする姿。
第15話 2020年
[編集]活動休止まで残り1年を切り、加速していく2020年をスタートさせる嵐。そんな中、新型コロナウイルスが世界にまん延し、様々な企画が崩れていく。(34分)
2019年大みそかに放送された「第70回NHK紅白歌合戦」で櫻井翔が白組司会、嵐が大トリを務めたあと、「ジャニーズカウントダウン2019-2020」の会場に向かう車内で迎えた彼らの“2020年”にフォーカスを当て、活動とコメントで振り返る。その後、1月には始まっていた国立競技場公演、中国・北京公演に向けての打ち合わせや、オリジナルアルバムのサブスク解禁など、世界進出に向けた活動が本格化し、LAでのミュージックビデオ撮影、レコーディング、打ち合わせなど、多忙な日々ながらも楽しそうな様子を見せる5人。しかし2月中旬に新型コロナウイルスが世界的に感染拡大し、北京公演の中止という苦渋の決断をすることに。さらに4月に緊急事態宣言が発令され、NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーターに就任していた東京オリンピックの延期が決定。この状況の中でもファンに向けて「何か楽しいことを届けられたら」といち早くInstagramでのライブ配信に踏み切り、その後もリモート紙芝居、ワクワク学校オンラインなど、次々と「 今、自分たちに出来ること」を発信し続ける嵐。しかし並行して準備を進めていた国立競技場公演も難しいという状況になり自分たちの力ではどうにも出来ない厳しい現実に悔しさをにじませながらも、決して諦めずに、ひたすらに前を向き、嵐らしく「今の状況の中で、何ができるか?」に立ち向かい続けた“ 2020年現在”の5人の軌跡。
第16話 OHNO's Diary
[編集]嵐のリーダーを務める大野智。自身の集大成となる個展を控えた大野が、創作活動に力を注ぎつつ、20年にわたるキャリアや自らの生い立ちを振り返る。(36分)
「子供の頃は、けっこう落ち着きのない子だった」という大野智の幼少期の回想で始まり、大野が多感な少年時代を過ごした地元や思い出の地を訪ねながら、楽しそうに語られる幼い頃の記憶、ジャニーズ事務所入所とジャニー喜多川との出会い。5年ぶりにして3度目の個展「FREESTYLE 2020 大野智 作品展」開催に向けた制作活動に密着。アトリエで1人、嵐の楽曲を聴きながら黙々と作品と向き合う姿、そんな大野のもとに訪れたメンバーと交わす本音。「いろんなことがあったけれど……今が一番愛おしい」と言い切る大野のアイドルとしての矜持、ファンへの強い思い、リーダーとしての覚悟と涙など、普段あまり表に出すことのなかった、彼の“本当の想い” に触れる。
第17話 アラフェス2020に向かう
[編集]7年ぶりの"アラフェス"の開催に向けて話し合いを重ねる嵐。新型コロナウイルスの影響が深まる中、ファンの安全を考慮して企画を練り直す。(32分)
新たに生まれ変わった国立競技場で、7年ぶりに開催される予定だった『アラフェス』。年頭から打ち合わせを重ねてきた、嵐と嵐のファンからのリクエスト曲で構成する“嵐のお祭り”の5月開催は、新型コロナウイルス感染拡大、そして政府の緊急事態宣言発令を受け「断腸の思い」で延期を発表。先行きの見えないコロナ禍の中、それ でも懸命に「今、自分達にできる最大限」を模索し、有人・無人の両パターンでの開催を想定するなど“準備”を 続ける彼らに、無情にも告知のタイムリミットが迫る。無観客で実施せざるを得ない状況を告げられ、改めて中止 するか否かを問われる5人。静まり返った会議室に、櫻井の絞り出すような「やりたいなぁ...やりたい」という吐 露が染み渡る...。どんなに厳しい状況にあっても、期限のある自分たちを応援してくれるファンのため、常に前だ けを見て「何が最善か?」を考え尽くしてきた彼らは、こうしてこの日、関係者、スタッフ、そして何よりファン の安全を守るため、無観客配信を決断した。11月3日の『アラフェス2020 at 国立競技場』。彼らがどれほどの覚 悟で、この無観客配信ライブに向かうのか?その過程と5人の想いが、この17話に克明に刻まれている。 さらに冒頭では、「IN THE SUMMER」のMV撮影風景や、グラミー賞歌手ブルーノ・マーズから提供されたことでも 大いに話題になった「Whenever You Call」の音源を聴いた時の、静かにでもかなりの手応えを感じて高揚する5人 の表情も切り取られている。
第18話 11月3日へ
[編集]"アラフェス 2020"に向けて本格的な準備を進めつつ、休止前最後となるアルバムの制作にも力を注ぐ嵐。多忙な日々を過ごすメンバーの想いを描く。(34分)
嵐が生まれた特別な日、11月3日の模様を映す。同日に最新オリジナルアルバム『This is 嵐』をリリース。そして、無観客での開催となった『アラフェス2020 at 国立競技場』のライブPart1&Part2の配信。さらに、そのライブへの前段として、生配信でファンと楽しむ“嵐会”を準備。CDデビューして丸21年が経つこの日を、より“特別”な日にすべく、全力でこの日へ向かう5人の姿を追う。ニューアルバムのタイトル決め、収録曲のセレクト会議、リード曲「do you…?」レコーディング&MV撮影、アルバムジャケット撮影。同時進行で『アラフェス2020〜』のセット打ち、衣装合わせ、リハーサル、幕張メッセに仮設ステージを組んでの通しリハと、連日怒涛のスケジュールをこなしていく。打ち合わせでのメンバーの発言や提案をトータルな視点で取りまとめていく総合演出・松本潤の姿、櫻井翔のRap作成場面など、アルバム制作やコンサート準備の過程では、貴重な5人各々のクリエイティブ面での役割が見られる。特に、大野智による振り付け創作に迫った映像は出色。彼が語る言葉のみならず、絵コンテのような図解、自身の頭の中を黙々と具現化していく様子、道のりを目撃できる内容となっている。
第19話 NINO's Diary
[編集]嵐のメンバー、二宮和也が生まれ育った下町を巡る。ジャニーズJr.当時の思い出や、彼自身の楽曲制作への想いを通して、その素顔が見えてくる。(32分)
「僕は二宮和也」という本人ナレーションによる導 入から“二宮節”炸裂。“二宮和也”が“嵐の二宮和也”となり、今に至るまでが、独自の切り口で描かれる。 自らの運転で、生まれ育った地元を巡り当時の情景をナビゲート。Jr.時代、同じ電車でレッスン場へ通った“総武 線”チームの盟友・相葉雅紀と風間俊介が駆けつけ、乾杯する中華料理店。当時を振り返り、たわいのない話で盛り 上がり、バッティングセンターへ赴き、ゲームに興じる3人の、昔と変わらない関係性が微笑ましい。 そして、作詞作曲、編曲、演奏までを一人で手掛ける彼の楽曲制作についても取り上げ、その才能にも迫る。「友達がいなかったから(笑)」と、一人で全ての楽器を演奏するようになった経緯を語り、嵐ライブのテッパン曲で ある『ファイトソング』『エナジーソング』(いずれも、作曲:二宮による嵐楽曲)の制作秘話、震災後すぐに作 り始めたというソロ曲『どこにでもある唄。』への思いなど、当時のデモ音源も披露しながら、熱く語り倒す。
第20話 7年ぶりの国立競技場
[編集]デビュー21周年を記念して無観客の国立競技場で開催された"アラフェス 2020"。リハーサル、本番、配信日の5人を追い、それぞれの想いに迫る。(37分)
彼らが「断腸の思い」で延期し、そして無観客での実施を決断した『アラフェス2020 at 国立競技場』。Part.1とPart.2、それぞれ内容の違うふたつのライブ、そのリハーサル、本番収録に密着。“嵐のエンターテインメント”がどれほどの覚悟と思いで作られているか? の舞台裏に迫る。
リハ初日のメインステージに立ち、会場を見渡し「すげぇ!」「いいね!」と写真を撮り合う5人。雨が強く降るなか、レインウェアを着込んでのリハ―サル本番収録のオープニングの舞台袖で硬く握手を交わす5人、日が暮れていく空を感じながらのパフォーマンス、その“野外、国立ならでは”の光景を感慨深げに見つめる5人の横顔は特に印象的だ。中継車や楽屋、ステージ上など、担当スタッフと入念に確認を重ねライブを構築していく、演出を一手に担う松本の妥協を許さない姿勢も克明に映し出される。
リハーサルの合間には、事前収録に向かう今の心境と、「国立競技場からライブを届けること」にこだわったその思いが語られ、11月3日“嵐の日”当日にも、その配信をファンと一緒に見届けた5人が「アラフェスが終わって、11月3日も経て」の心情をリアルタイムで語り、すでに“次”を見据える彼らの決意も明かされる。
第21話 JUN's Diary
[編集]ジャニーズ入所のいきさつや当時の心境を語る松本潤。アメリカ進出という新たな夢に近づく中、コロナの影響でその実現にブレーキがかかってしまう。(44分)
休止を発表してからの2年。2020年12月31日の“そのとき”を迎えるまで、ファンと共に走り切るために用意していた様々なプラン。予期せぬこのコロナ禍で、苦渋の決断を迫られながらも“今できる最善”を尽くしてきた彼らが辿った、険しく厳しい道のり。そのすべての裏側に、嵐のため、身を捧げるように尽力してきた松本の姿があった。
デビューまもない頃からコンサートの演出を手掛け、嵐という巨大なプロジェクトの舵を取り続けてきた20年……。松本が担ってきた、その重責は計り知れない。エンターテインメントを愛し、嵐としての表現とその可能性を信じ、ファンを思い、重ねてきた努力と研鑽。そうした彼の献身をいちばん近くで見つめ、共に歩んできたのがメンバー4人であり、このドキュメンタリーを通して、やっと伝わり始めた“松本がやっていることのすごさ”は、メンバーがいちばん世に知らしめたいと思っていたことだろう。
どれほど苦しみ、傷つき疲弊したプロセスだったとしても、振り返ればすべて「楽しかった」と言い切る“enjoy”の精神。プロフェッショナルな“仕事人”としての矜恃はもちろん、「松本 潤です。嵐の5分の1です」という自己紹介も非常に彼らしく、メンバーが誇らしげに「俺らにしか語れない」と嬉々として愛すべき人柄を語る姿や、松本をよく知るスペシャルゲストに見せるリラックスした表情など、すべてが見どころとなっている。
第22話 2020年12月31日に向かう 前編
[編集]"アラフェス 2020"が終了し、"This is 嵐 LIVE 2020.12.31"の準備が本格化。日常が一区切りしていく中、5人それぞれの想いに迫る。(33分)
第23話 2020年12月31日に向かう 後編
[編集]大みそかの生配信ライブ"This is 嵐 LIVE 2020.12.31"まで、いよいよ残り1ヵ月弱。個人インタビューで、メンバーそれぞれが本心を吐露する。(22分)
第24話 We are ARASHI
[編集]2020年12月31日、無観客・生配信のラストライブをもって、21年にわたる活動を休止した嵐。最終日まで全力で走り続けた5人の心の内に迫る。(47分)
出演
[編集]スタッフ
[編集]- 演出:原田陽介
- エグゼクティブ・プロデューサー: 藤島ジュリー景子|藤島ジュリーK. 坂本和隆
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “About Netflix - Netflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ 「ARASHI’s Diary -Voyage-」”. About Netflix. 2021年5月30日閲覧。
- ^ “ラストライブを終えた嵐の姿が 『ARASHI’s Diary -Voyage-』ついに完結!第24話の場面写真&予告編公開”. ぴあ. 2021年2月25日閲覧。
- ^ “「嵐」活動休止までの1年間に密着! Netflixドキュメンタリー、12月31日に世界配信 : 映画ニュース”. 映画.com. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/netflixjp/status/1211919921971519490”. Twitter. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “『ARASHI’s Diary -Voyage-』最終話に映し出された、嵐5人の笑顔と溢れる想い”. Real Sound|リアルサウンド. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “Netflix「嵐」がテレビの限界を象徴する理由 | 今見るべきネット配信番組”. 東洋経済オンライン (2020年1月18日). 2021年6月6日閲覧。
- ^ “Netflix「嵐」がテレビの限界を象徴する理由 | 今見るべきネット配信番組”. 東洋経済オンライン (2020年1月18日). 2021年6月6日閲覧。
- ^ WEBザテレビジョン. “「ARASHI’s Diary -Voyage-」10話は嵐の世界進出に密着、世界的プロデューサーたちと組んだ楽曲制作の裏側 (2/2)”. WEBザテレビジョン. 2021年6月7日閲覧。