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利用者:Spyle135/作業場1

『紅魔郷』で初登場のキャラクター

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以下の7名は『東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.』にて初登場したキャラクターである。

ルーミア

ルーミア
英字 Rumia
種族 妖怪
能力 闇を操る程度の能力
テーマ曲 妖魔夜行
二つ名 宵闇の妖怪:『紅』・『求』
暗闇に潜む妖怪:『文(ゲーム)』
出演作品 『紅魔郷』1面ボス
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 1

幼い少女のような姿をした妖怪。『文花帖(書籍)』や『求聞史紀』には、特に目的意識は持たず、一日中ふよふよ飛んで過ごしていることが記載されている。能力を使うと昼間でも彼女の周りはの空間になり、外からは黒い球体が飛んでいるように見える。この闇は魔法の闇であるため、松明などを中に持ち込んでも効果がない。中は夏でも涼しいが、外から中は見えないのと同様に中からも外が見えず木にぶつかることもあるが、『文花帖(書籍)』でまるで気にしていないことを語っている。またこのときの「文々。新聞」の記事のせいで、涼みに入って来るものが現れて本人は迷惑している。「そーなのかー」という言葉を『紅魔郷』と『文花帖(書籍)』の両方で発している。常に闇の中に居るが新月の夜だけは能力を使っていない。黒い服を着ていて、眼は赤く、髪は黄色[1]で、髪の毛に赤いリボンを巻いているが、このリボンは「お札」でルーミア本人は触ることすらできない[2]。『紅魔郷』で両手を大きく広げて現れたが、これは聖人十字架に架けられている様子を意識しているらしい。ちなみに人食いの妖怪でもあり、出会った霊夢に対して「目の前にいるのは食べてもいい人間?」などと言っていた。作者の談によると、出落ちとして「闇を操る」という強そうな能力を持ったキャラクターを一番弱い1面ボスに置きたかった、という理由でルーミアというキャラクターが生まれた[3]

大妖精

大妖精
読み だいようせい
種族 妖精
能力 不明
出演作品 『紅魔郷』2面中ボス
『新三月精』

『紅魔郷』の2面中ボスとして登場する緑髪の妖精。彼女と4面中ボスの小悪魔は、公式名称が存在しない、もしくは言及されていないキャラクターである。これらのキャラクターに関しては『文花帖(書籍)』や『幻想郷縁起(求聞史紀)』にも掲載されていない。作者によると、大妖精と小悪魔は名無し[4]で、こういった雑魚クラスのキャラクターは幻想郷に沢山居るとのこと[5]

妖精は人間以下の存在だが、その中でも力のある者が大妖精である。普段から霧の湖に棲んでいる[5]。性格は他の妖精たちと変わらず、陽気でいたずら好きで単純で表情豊か。『新三月精』第13-14話「嵐の勁妖」では、霧の湖の妖精たちのかくれんぼに参加して鬼役をしている大妖精と思しきサイドポニーの妖精が登場した。

チルノ

チルノ
英字 Cirno
種族 妖精[※ 1]
能力 冷気を操る程度の能力
テーマ曲 おてんば恋娘
おてんば恋娘の冒険
二つ名 湖上の氷精:『紅』
氷の妖怪:『妖』
氷の小さな妖精:『花』
不自然な冷気:『文(ゲーム)』
氷の妖精:『求』
出演作品 『紅魔郷』2面ボス
『妖々夢』1面中ボス
『花映塚』自機
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 2

湖に住む氷の妖精。そのため常に体から冷気が出ており、彼女の周りだけいつも寒い[6]。いたずら好きで妖精らしいともいえる幼稚な行動をとり、『紅魔郷』おまけ.txtにはを氷づけにする遊びを好んでいることが記されている。しかし沼に棲む大ガマに喰われた経験もあり、この出来事は後に「文々。新聞 第百二十季・水無月の一」に記事として掲載された。ZUNは「妖精は人間以下の存在」と語ったことがあるが[7]、『花映塚』での四季映姫の台詞によると、チルノは妖精の中でも力が強い存在らしいとのこと。『花映塚』のマニュアルにて、画面写真で⑨と示され、その説明として「9.バカ」と書かれるという印象的な形で画面の説明に使われた。チルノがバカであるという設定は、元々は『紅魔郷』おまけ.txtの記述から派生した二次設定であったが、前述の『花映塚』のマニュアルおよびキャラ設定.txtに「バカ」と明記されたことや、求聞史紀での「どんな簡単ななぞなぞにも答えられない」などの記述によって公式設定化したものである。しかし『求聞史紀』では、妖精という種族その物が自分勝手で頭が弱いとも記されている。また、直接的に言及されたわけではないが、リグル・ナイトバグのラストワードの説明でもリグルがバカであることを言及するために引き合いに出されている。作品によって一人称が変化しており、『紅魔郷』では一人称を言わず、『文花帖(書籍)』では「私」、『花映塚』では「あたい」と言っている。

紅 美鈴

紅 美鈴
読み/英字 ほん めいりん / Hong Meirin
種族 妖怪
能力 気を使う程度の能力
テーマ曲 明治十七年の上海アリス
二つ名 華人小娘:『紅』・『萃』・『求』
色鮮やかに虹色な門番:『文(ゲーム)』
出演作品 『紅魔郷』3面ボス
『萃夢想』追加自機
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 5
『新三月精』第8話

紅魔館の門番を務める華人風の妖怪[2]チャイナドレスに鍔無しの人民帽と、装いも中国人風であり、紅い髪と帽子についた星に刻まれた「龍」の文字がトレードマークである。主に湖からやってくる妖精を迎撃している。門番以外にも色々と仕事を任されているらしく、『文花帖(書籍)』によれば紅魔館の庭にある花畑の管理人でもあるという。更に妖怪でありながら人を襲わず、逆に人間と親しく話すことから穏和な性格であることがうかがえるが、その一方で侵入者に対しては容赦がない。武術の達人であり、試合を申し込みにくる武道家も多いらしい[1]。弱点らしい弱点がなく普通の人間相手には強いが、妖怪としてはそれほど強くない。朝は太極拳、昼には昼寝をしている姿が目撃されている。『儚月抄』では紅魔館に永琳や鈴仙が忍び込んだ時にも昼寝をしていたらしい[8]。『萃夢想』では黄昏フロンティアのホームページで配布されているパッチを適用した状態で、ある条件を満たすと自機として使用可能になる追加キャラクターとなっている。『萃夢想』ストーリーモードのテキストは原作者のZUNによって書かれたものであるが、美鈴のテキストは黄昏フロンティアのスタッフによって書かれている。そのせいかストーリーモードでは使用不可となっている。

小悪魔

小悪魔
読み こあくま
種族 悪魔
能力 不明
出演作品 『紅魔郷』4面中ボス
『新三月精』

『紅魔郷』の4面中ボスとして登場する赤髪の悪魔。2面中ボスの大妖精と同じく名無し。悪魔は吸血鬼や魔法使いなどと同じ物で強大な種族だが、その中でも力の弱い物なので小悪魔だという。性格は大妖精と似たところも多く、気まぐれでいたずら好きで後先考えずに行動する。普段から紅魔館に住んでいる[5]。『新三月精』14話「嵐の勁妖 後編」では、紅魔館の図書館で給仕している小悪魔と思しきキャラクターが描かれた。

パチュリー・ノーレッジ

パチュリー・ノーレッジ
英字 Patchouli Knowledge
種族 魔女 ・ 魔法使い[※ 2]
能力
火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力[※ 3]
魔法(主に精霊魔法)を扱う程度の能力:『萃』
魔法(主に属性)を使う程度の能力:『求』
魔法を使う程度の能力:『地』
テーマ曲 ラクトガール 〜 少女密室
二つ名 知識と日陰の少女:『紅』
動かない大図書館:『萃』『緋』『地』『求』
得体の知れない魔法の元:『文(ゲーム)』
花曇の魔女:『緋』
出演作品 『紅魔郷』4面ボス・Extraステージ中ボス
『萃夢想』・『緋想天』自機
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 5
『地霊殿』魔理沙支援キャラクター
『妖々夢』『永夜抄』『花映塚』ED
『儚月抄』

紅魔館の大図書館に住む魔法使いで[※ 4]、紫色の長髪に紫色の瞳と、全体的に紫色のカラーリングが特徴的である。すでに100年程生きている[1]。紅魔館の主人(レミリア)の友人でもあり[2]、『妖々夢』エンディングでは、レミリアから「パチェ」というあだ名で呼ばれ、パチュリーはレミリアのことを「レミィ」と呼んでいる。生まれつきの喘息持ちで、さらに「本のそばに或るものこそ自分」と考えており、滅多に外出せず運動もしないため体が弱い。またビタミンAが不足している。[9]。空を飛んで移動する際には、風に背をもたれかけて楽な姿勢をとる[10]。多彩な魔法の中でも特に精霊魔法(属性魔法)を得意とし[11]、『紅魔郷』4面ボス時は、選択した自機キャラクター・装備・難易度の組み合わせによって、使用してくるスペルカードが変化する。しかし錬金術は苦手。『永夜抄』のエンディングにて、レミリアの要望により月へ行くためのロケットの制作を試みるが、千を越える材料が必要なことに加え、資料が不十分であったために挫折する。その後もちょくちょくレミリアが計画を再開してロケット作りに挑戦していた[12]。『儚月抄』にて再びロケットの制作を行い、霊夢が召喚する航海の神(住吉さん)の力を利用するロケットを開発する。

十六夜 咲夜

十六夜 咲夜
読み いざよい さくや
種族 人間
能力 時間を操る程度の能力
テーマ曲 月時計 〜 ルナ・ダイアル
フラワリングナイト
二つ名 紅魔館のメイド:『紅』・『永』・『求』
完全で瀟洒な従者:『妖』・『萃』・『緋』
完全で瀟洒なメイド:『花』
危険な手品師:『文(ゲーム)』
小夜嵐のメイド:『緋』
出演作品 『紅魔郷』5面ボス、および6面中ボス
『妖』・『永』・『萃』・『花』・『緋』自機
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 7
『香霖堂』第4話、第5話、第13話、第17話
『旧三月精』第0話
『新三月精』第1話、第7話、第8話
『儚月抄』

紅魔館のメイド長で、紅魔館に住んでいる唯一の人間[13]。銀製のナイフを多数所持しており扱いが上手く、タネなし手品も得意としている[14]。彼女は時間を操る能力を持っているがゆえに、空間も操ることができるらしく、紅魔館の内部は彼女の能力によって拡げられている[15]。『永夜抄』付属のマニュアルにはレミリアに対して心からの忠誠を誓っていることが記載されているが、その割にフランクな口を聞いたりすることもある。作者が語った設定によると、幻想郷の生まれではないらしく「十六夜咲夜」という名前もレミリアが与えた物らしい[16]。『求聞史紀』で阿求は、彼女は元吸血鬼ハンターではないか、と推測していた。また相手によって口調(喋り方)が異なることが多く、敵に対してはキリキリとした口調、パチュリーに対しては畏まった敬語、レミリアに対してはやや天然ボケの入った敬語口調が、それぞれ基本となる。基本的に眼の色は紫か青だが、『紅魔郷』でボスとして登場した時や『萃夢想』・『緋想天』の一部スペルカードにおける演出では、眼の色が赤くなる。

レミリア・スカーレット

レミリア・スカーレット
英字 Remilia Scarlet
種族 吸血鬼
能力 運命を操る程度の能力
テーマ曲 亡き王女の為のセプテット[※ 5]
二つ名 永遠に紅い幼き月 - 『紅』・『緋』
紅い悪魔 - 『永』・『求』
永遠に赤い幼き月 - 『萃』
紅色の世界 - 『文(ゲーム)』
濃霧の吸血鬼 - 『緋』
出演作品 『紅魔郷』6面(最終面)ボス
『永夜抄』・『緋想天』自機
『萃夢想』ボス・自機としても使用可
『文花帖(ゲーム)』LEVEL 7
『妖々夢』『花映塚』『風神録』ED
『香霖堂』第4話、第5話、第13話
『旧三月精』第0話
『新三月精』第1話、第7話、第8話
『儚月抄』

紅魔館の主人で吸血鬼のお嬢様。500年以上生きており[17]貴族らしく威厳や体面を重視しているものの、性格は見た目通りの子供で非常にワガママである[2]。また『紅魔郷』の「おまけ.txt」には、少食で人から多量の血が吸えず、さらに血液をこぼして服を真っ赤に染めるため「スカーレットデビル(紅い悪魔)」と呼ばれていると記されている。ツェペシュの末裔を名乗っているらしく、スペルカードにも彼の名を冠した物があるが、実際の血縁関係ではない[18]。血縁には妹であるフランドール・スカーレットがいる。『妖々夢』エンディングでは、パチュリーから「レミィ」とあだ名で呼ばれ、レミリアはパチュリーの事を「パチェ」と呼んでいる。彼女は「日光に当たると気化してしまう」という設定があるため[19]、『萃夢想』では自機もしくは敵として彼女を選択すると、ステージが夜しか選択できなくなり、昼のステージを選択しても強制的に夜のステージが選ばれる。また、『緋想天』では紅魔館外のステージを選択すると、強制的に「紅魔館ロビー」もしくは「紅魔館大図書館」が選択されるようになっている。ただし、『求聞史紀』にも「昼でもよく見かける吸血鬼」との記述があるように、自身で日傘を差して昼間もよく出歩いており[20]、『新三月精』第7話でも日中の湖の照り返しを受け、彼女の身を案じる咲夜をよそに平然としているため、日光はそこまで致命的な弱点ではない可能性もある。吸血鬼は読んで字の如くでもあり、炒った豆に触れると皮膚が焼けるため、紅魔館で節分大会が行われた際、自分は参加せずに恵方巻きを食べながら眺めていたことが『文花帖(書籍)』に記載されている。ただし『求聞史紀』によると納豆は好きらしい。『文花帖(書籍)』ではパチュリーがこれらの種族的な弱点について、別の弱点を隠すためのものではないかと考えていた。『文花帖(書籍)』、『儚月抄』ではロケットを製造して月へ行くことを目論んでおり、『文花帖(書籍)』ではそのための材料を咲夜に集めさせている。『儚月抄』では紫から月の都へ忍び込む計画を持ち出されており、咲夜にロケットに関する資料を集めさせ、パチュリーにロケット本体を製造させた。

フランドール・スカーレット

フランドール・スカーレット
英字 Frandle Scarlet[21]
種族 吸血鬼
能力 ありとあらゆるものを破壊する程度の能力
テーマ曲 U.N.オーエンは彼女なのか?[※ 6]
二つ名 悪魔の妹 - 『紅』・『求』
恐ろしい波動 - 『文(ゲーム)』
出演作品 『紅魔郷』Extraステージボス
『文花帖(ゲーム)』LEVEL Ex

レミリア・スカーレットの妹。七色に光る特徴的な形状の翼を持ち、髪は薄い黄色をしている。背丈や年齢は姉のレミリアと同程度。『紅魔郷』Extraステージでの霊夢との会話によると、少なくとも495年以上は生きているが、少々気がふれているため、その生きてきた時間のほとんどを地下室で幽閉されて過ごしたことを話している。基本的にはあまり怒らず落ち着いた喋りをしているが、人間をケーキや紅茶に調理された状態でしか見たことがなく、また人間の襲い方も知らないために手加減ができず、相手を跡形も残さず吹き飛ばしてしまう[2]。他の紅魔館メンバーと比べて本編での登場回数が少なく、キャラクターが固定されていないため、『紅魔郷』で初登場した頃と『文花帖』『求聞史紀』に登場した頃ではキャラクターの印象が異なっている。また『紅魔郷』ではレミリアを尊敬し懐いていた様子だったが、『文花帖(書籍)』ではレミリアの見ていないところで「あいつ」呼ばわりし、『紅魔郷』では「少々気がふれている」であるのに対し、『文花帖(書籍)』の欄外の紹介では「情緒不安定」になっている。彼女の能力である『ありとあらゆるものを破壊する能力』とは、打撃による破壊活動ではなく、全ての物には力を加えれば物を破壊できる「目」が存在しており、離れた物の「目」を自身の手の中に移動させることができ、強く握ることで爆発(破壊)させてしまう能力。本人曰く、「ギュッとしてドカーン」。紅霧異変前までは地下で閉じ込められていたが、異変解決後は屋敷内を自由に散策している。

『妖々夢』で初登場のキャラクター

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プリズムリバー三姉妹

プリズムリバー三姉妹
英字 Sister Prismriver
種族 騒霊
『文花帖(書籍)』ではポルターガイスト
テーマ曲 幽霊楽団 〜 Phantom Ensemble
出演作品 『妖々夢』4面ボス
『花映塚』自機[※ 7]
ルナサ・プリズムリバー
英字 Lunasa Prismriver
能力 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
の音を演奏する程度の能力 - 『花』
二つ名 騒霊ヴァイオリスト - 『妖』・『花』・『求』
メルラン・プリズムリバー
英字 Merlin Prismriver
能力 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
の音を演奏する程度の能力 - 『花』
二つ名 騒霊トランペッター - 『妖』・『花』・『求』
リリカ・プリズムリバー
英字 Lyrica Prismriver
能力 手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力
幻想の音を演奏する程度の能力 - 『花』
二つ名 騒霊キーボーディスト - 『妖』・『花』・『求』

人間の貴族であるプリズムリバー家の四女「レイラ・プリズムリバー」が、姉達の姿を模して生み出した騒霊(ポルターガイスト)三姉妹[22]しかし性別的な定義ではポルターガイストというよりはクイックシルバーに近い。レイラの死後も三人は消滅することなく、現在まで騒がしく暮らしている。レイラの姉にあたる「プリズムリバー姉妹」と、騒霊の「プリズムリバー三姉妹」は全くの別存在である[16]。また、レイラは設定上存在するのみで作品中には登場しない(レイラ・プリズムリバーの節を参照)。なお、騒霊はゲーム中では幽霊と同じ扱いになっているが、作者によると幽霊とは異なる存在であるらしい[16]。『求聞史紀』でも、「他に当てはまる項目が無い」(p.25) という理由で「幽霊」の項目に記載されている。『求聞史紀』によると三姉妹は「プリズムリバー楽団」として音楽活動を行っており、幻想郷のその筋では有名らしい。

ルナサ・プリズムリバー

騒霊で三姉妹の長女。優等生タイプで曲がった事が大嫌い。やることはやるが少々暗く、素直で騙されやすい[22]弦楽器(特にヴァイオリン)が得意[22]で、『鬱』の音を担当し、この演奏を聞いた者は次第に気分が沈み、最終的には鬱病のようになってしまう。プリズムリバー楽団のリーダーであるが[23]、性格や雰囲気のせいもあってメルランがリーダーだと勘違いしている人もいるらしい[1]。『妖々夢』では霊夢と会話、弾幕勝負をする。

メルラン・プリズムリバー

騒霊で三姉妹の次女。魔法の力は三姉妹で一番だが使い道を誤っている[22]。基本的に明るい性格だが、やや躁病のようでもある[22]管楽器(特にトランペットを愛用)が得意[22]で、『躁』の音を担当し、彼女の演奏を聞く者は次第に気分が高揚してしまう。ソロで活動することもある[23][1]。『妖々夢』では咲夜と会話、弾幕勝負をする。

リリカ・プリズムリバー

騒霊で三姉妹の三女。お調子者で狡猾[22][1]。普段は姉達をけしかけ自分は戦おうとせず、最小限の力で最大限の利益を得ることしか考えていない[22]。『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」によると、その態度や行動は三枚先まで計算されているという。どんな楽器も得意だが、普段は鍵盤楽器パーカッション[22]で、自然界には存在しない『幻想』の音を担当する。3人の中では一番背が小さく[24]、コンサートでは周りの楽器に隠れてしまい、よく見えないらしい[1]。『妖々夢』では魔理沙と会話、弾幕勝負をする。

脚注

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  1. ^ 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」には「雪ん娘」及び「妖怪」と記載されており、『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」には「氷の妖怪」と記載されている。『花映塚』付属の「キャラ設定.txt」や『文花帖(書籍)』p.29, pp.62-63には「妖精」と記載されており、これ以降は「妖精」で統一されている。
  2. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」や『萃夢想』の「上海アリス通信.txt」、『文花帖(書籍)』のp.70などには「魔女」と記載されているが、『求聞史紀』ではアリスと共に「魔法使い」という種族に分類されている。東方Projectにおける「魔女」と「魔法使い」の違いについては不明。
  3. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」では、「1週間少女」とも呼ばれている。
  4. ^ 『求聞史紀』では、外見や身体能力は人間と変わらないが、その気になれば食事を取らずとも魔力で補える魔法(捨食の法)を使える者を『魔法使い』という“種族”で呼ぶ。生まれながらの魔法使い(先天性)と、人間が修行でその魔法を身につけた場合(後天性)とがある。また自らに不老長寿の魔法(捨虫の法)を使える者を完全な『魔法使い』としている。
  5. ^ 曲名はモーリス・ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」からとったもの。セプテットは「七重奏」の意。
  6. ^ U.N.オーエンを英語読みにするとUnknown(正体不明・未確認)のもじりになる。元ネタはアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』。
  7. ^ 『花映塚』では3人とも自機キャラクターだが、ストーリーモードで使用できるのはリリカのみ。他の二人は条件を満たせばマッチモードでのみ使用可能となる。
  1. ^ a b c d e f g 『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  2. ^ a b c d e 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」にある「キャラクタについて裏一言」より。
  3. ^ 「神主ZUN、『風神録』についてかく語りき!」『キャラ☆メル』Vol.3、pp.104-111、一迅社、2007年。
  4. ^ 「幻想掲示板」2002年10月11日および2002年12月22日のZUNの返答。(まとめサイトのWeb Archive)
  5. ^ a b c 『東方書譜』2004年1月12日の記事(Web Archive)より。
  6. ^ 『妖々夢』付属の「キャラ設定.txt」及び『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  7. ^ 『東方書符』2004年1月12日の記事 (Web Archive) および『幻想掲示板』2003年12月15日の投稿 (Web Archive) より。
  8. ^ 『儚月抄』作者ホームページより。
  9. ^ 『紅魔郷』付属の「おまけ.txt」にある「キャラクタについて裏一言」、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」にある「キャラ設定」などの記述より。
  10. ^ 『幻想掲示板』より
  11. ^ 『東方書譜』2004年1月4日の記事 (Web Archive)、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」、パチュリーの項の「能力」、『求聞史紀』などの記述より。
  12. ^ 『花映塚』より。
  13. ^ 『求聞史紀』および『新三月精』第1話「梅雨の別荘」より。
  14. ^ 『妖々夢』付属のマニュアルや、『萃夢想』付属の「上海アリス通信.txt」にある「キャラ設定」、および『求聞史紀』における当該キャラクターのページより。
  15. ^ 『幻想掲示板』 2003年3月29日の投稿 (Web Archive) より。『求聞史紀』の彼女の項でも触れられている。
  16. ^ a b c ファンの質問メールに対するZUNの返信より。このメールは質問者によって公開されており、ファンサイト「[http: //www5d.biglobe.ne.jp/~coolier2/ Coolier]」の「旧うpろだ観測」にある「game_1522.lzh」から確認できる。
  17. ^ 『紅魔郷』の「おまけ.txt」、『永夜抄』のマニュアル、『萃夢想』の「上海アリス通信.txt」、『香霖堂』第5話「完全で瀟洒なティータイム後編」、『新三月精』第1話「梅雨の別荘」、『求聞史紀』のレミリアのページと、多くの場所で同一の内容が明記されている。
  18. ^ 『紅魔郷』付属「おまけ.txt」の、レミリアの項や裏音楽コメント「ツェペシュの幼き末裔」より。
  19. ^ 『紅魔郷』本編の霊夢(霊符)エンディングや魔理沙(恋符)エンディングより。
  20. ^ 『紅魔郷』の霊夢(霊符)エンディングや『旧三月精』第0話「桜の距離」では日傘を差して博麗神社を訪れており、また『紅魔郷』の魔理沙(恋符)エンディングや『文花帖(書籍)』pp.70-71、『求聞史紀』では昼間に出歩いていることが示唆されている。
  21. ^ 『求聞史紀』p.80に記載されている表記より。ただし、求聞史紀以前に作者が自身の日記で解答した綴りでは Flandre作者が監修した『旧三月精』単行本の正誤表では Frandre とされている。
  22. ^ a b c d e f g h i 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「youmu」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  23. ^ a b 『文花帖(書籍)』における当該キャラクターのページより。
  24. ^ 『求聞史紀』の彼女のページより。またZUNの回答メールでは、ルナサとメルランが「身長やや低」に分類されているのに対し、彼女は「身長低」に分類されている。