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藤原節男 

和歌山県南部町出身。藤原儀三郎・美代子の三男として生まれる。大阪大学工学部原子力工学科卒。 三菱原子力工業(株)~三菱重工業;三菱グループ原子力品質保証統括室等に在籍。日本の原発(大飯・伊方・泊・川内等)のプロジェクトに係わる。2005年~2010年原子力安全基盤機構(JNES)検査業務部に検査技師として在籍。2009年3月、原子力安全基盤機構(JNES)での「泊3号機使用前検査での記録改ざん命令」に対し、隠蔽に加担できないとして2010年8月に公益通報を行った。

生年月;1949年4月 家族;妻、3女、孫 3人 千葉県浦安市在住 1968年(昭和43年)3月 私立灘高等学校卒業 1968年(昭和43年)4月~1972年(昭和47年)3月 (4年) 大阪大学工学部原子力工学科卒業。原子力工学科では、原子動力専攻(吹田徳雄教授、藤家洋一助教授、宮崎慶次助手)で学ぶ。卒業論文は「液体ナトリウム沸騰ループ試験装置による液体ナトリウム沸騰現象実験」。 1972年(昭和47年)4月~1978年(昭和53年)3月 (6年) 三菱原子力工業㈱ プラント設計課系統設計係にて、玄海1/2号、大飯1/2号、伊方2号(工認、すなわち、「原子炉施設の設計及び工事の方法の認可」段階のプラント)の原子炉冷却系統、主蒸気及び主給水系統、原子炉補機冷却水系統、原子炉補機冷却海水系統、制御用空気系統設計を担当。この間、1974年(昭和49年)10月~1976年(昭和51年)3月に三菱重工業㈱ 神戸造船所軽水炉計画課に出向、その当時問題となっていた蒸気発生器細管腐食対策に参加。海外蒸気発生器トラブルデータ収集等、蒸気発生器トラブル発生防止システムを担当。 1978年(昭和53年)4月~1980年(昭和55年)2月 (1年11ヶ月) 三菱原子力㈱ 軽水炉プロジェクト部にて、川内1号建設段階プロジェクト、川内2号安全審査段階プロジェクトを担当。 1980年(昭和55年)3月~1982年(昭和57年)12月 (2年10ヶ月) 三菱重工業㈱本社 原子力品質保証統括室にて三菱原子力グループ(三菱重工業神戸造船所、三菱原子力工業、三菱電機、三菱重工業高砂製作所、三菱原子燃料)の全体統括品質保証(QA)マニュアル立案および、三菱原子力グループ内QAシステム監査員を担当。この間、米国原子力品質保証システム調査(米国出張3週間)を実施。 1983年(昭和58年)1月~1991年(平成3年)3月 (8年3ヶ月) 三菱原子力工業㈱ 軽水炉プラントプロジェクト部にて、敦賀2号建設プロジェクトを担当(工認段階から試運転、営業運転開始まで)、平行して、通産省プロジェクト「軽水炉改良標準化(工認標準化)」を担当。 1991年(平成3年)4月~1996年(平成8年)3月 (5年) 三菱原子力工業㈱系統設計部、三菱重工業株式会社本社原子力システム設計部にて、敦賀3,4号化学体積制御系統、廃棄物処理系統、濃縮ボロン(濃縮ボロン同位体B10の活用)電共研、電解研磨社内試験研究、既設プラント小口工事系統設計を担当。平行して、設計効率化委員を担当。 1996年(平成8年)4月~2000年(平成12年)6月 (4年3ヶ月) 三菱重工業㈱本社軽水炉プラント技術部にて、将来型軽水炉システム技術調査(NUPECプロジェクト)、発電設備技術検査協会プロジェクト技術窓口、将来型炉(SPWR)開発(電共研)を担当。平行して、設計効率化委員を担当。 (注)この間、通産省の委員会組織である「原子力発電情報高度化実施委員会」のプラント特性評価分科会、事故・故障分析評価分科会、信頼性評価分科会の委員を歴任。また、SPWR開発(電共研) プロジェクト担当として、渡米し、米国ウェスティングハウス社との技術仲介役を実施。 2000年(平成12年)7月~2005年(平成17年)3月 (4年9ヶ月) 日本原子力研究所東海研究所エネルギーシステム研究部将来型炉研究グループにて、低減速軽水炉(低減速スペクトル炉)技術実証炉研究開発プロジェクト担当。 2005年(平成17年)4月~2010年(平成22年)3月 (5年) 独立行政法人 原子力安全基盤機構(JNES)検査業務部に在籍、加圧水型原子力発電所(PWR)、沸騰水型原子力発電所(BWR)の定期検査、定期安全管理審査、溶接安全管理審査等に検査員、審査員として従事。

【1】藤原節男が行った4件の原子力公益通報  (1) 北海道電力泊原子力発電所3号機使用前検査記録改ざん命令について 藤原節男は原子力安全基盤機構検査員として、2009 年3月4日と3月5日、泊3号使用前検査(減速材温度係数測定検査)を実施した。その結果は、3月4日は検査不合格、3月5日は条件付き検査合格であった。これを検査要領書に則り、検査記録を作成し、上司に報告した。上司は、検査記録のうち、1日目検査不合格記録の記録削除を命令した。藤原節男はその命令に従わず、記録改ざん命令の再発防止策を機構に求めた。機構は、記録改ざん命令は取り消した。しかし、記録改ざん命令の再発防止策については、取り合わなかった。そして、このため彼は機構内で不利益な処分を受けた。 (2)その記録改ざん命令の是正処置を行わず、問題を放置した原子力安全基盤機構(JNES)組織のあり方について。 (3)1999年に敦賀2号機で起きた再生熱交換器連絡配管破断事故の原因究明をめぐる問題について。 1999年7月、敦賀2号で再生熱交換器連絡配管に亀裂が入り、冷却材が漏洩した。藤原節男は当時、三菱重工の事故対策本部にいた。三菱重工は、彼の主張した真の原因説を採用せず、対策費用が少なくて済む偽原因説(敦賀2号再生熱交換器特有の事故で、他プラントで事故は生じないという説)を採用した。三菱重工は、偽原因説を実証するために、模擬試験を実施したが、事故再現ができなかった。このため、模擬試験データを改ざんして、偽原因説を実証できたかのように装った。その結果、同様の事故が2003 年9月に泊2号で発生した。この時はしかたなく、真の原因説を採用し、泊2号を含む5プラントの再生熱交換器交換を行った。しかし、敦賀2号偽原因説は放置したままで、偽原因説再発防止対策を実施しなかった。 (4)JNES(原子力安全基盤機構)において、検査ミスを報告する際に本来の報告書を使わず、簡略化した書式(裏マニュアル)で済ませていることについて 

原子力安全基盤機構には、本来、検査ミスは不適合管理要領(正規マニュアル)に則り処置する規程がある。しかし、検査業務部では、本来の不適合管理要領を使わず、簡略化した書式(裏マニュアル)で済ませていた。外部発表も行わなかった。このため、検査ミスの不適合再発防止対策が、おろそかとなった。

福島原発事故後、2011年12月9日に、総務省独立行政法人評価委員会は、この公益通報(4)により明らかになった検査ミスの実態により、原子力安全基盤機構(JNES)に業務見直し要求をした。「JNESでは原子力事業者等出身者を多数採用しており、検査の中立性・公正性に疑念が生じている。過去にJNESでは検査ミスが相次いで発覚した」と報告。 <原子力公益通報の経過と結果>  福島原発事故以前、原子力安全基盤機構(JNES)に原子力発電所検査員として在職中、藤原節男は、2009年3月の「泊原発3号機使用前検査での記録改ざん命令」拒否事件を切っ掛けに、上記4件の原子力公益通報を原子力安全委員会及び原子力安全保安院原子力施設安全情報申告調査委員会に申告した。これら4件は、福島原発事故につながる根本原因(是正処置不履行、再発防止策不履行)についての公益通報であった。また、JNES検査員職務を全うするための公益通報であった。しかし、4件とも「原子力安全に関係しない」として、申告が不受理となった。また、公益通報を行ったがゆえに、2010年4月、60歳定年後の、原子力安全基盤機構(JNES)への再雇用を拒否された。そこで「これは大変。このままの原子力村組織では、いずれ、チェルノブイリのような大事故が生じるにちがいない」と考え、原子力安全基盤機構(JNES)を相手に、高年齢者雇用安定法違反を理由にして、職場復帰のための民事訴訟を提訴した。 2010年8月には、経産省記者クラブに公益通報を記事にするように要請した。2011年3月8日、いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、藤原節男は「このまま公益通報を記事にしないで、公益通報(内部通報)が無視されている状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。 2011年3月11日の福島原発事故後には、原子力安全委員会及び原子力安全保安院原子力施設安全情報申告調査委員会に対して、公益通報の再審議を申告した。原子力安全保安院原子力施設安全情報申告調査委員会からは、2011年4月28日付け回答を受け取る。この期に及んでも、申告不受理であった。「原子力安全に関する公益通報」の内容を委員会自ら調査検討せず、機構側言い分をそのまま調査結果として採用し、申告を「原子力安全に関係せず、として不受理」と退けた。公益通報者摘発委員会の結論であったが、この行為は、公益通報者保護法の趣旨に違反し、原子力安全に敵対する行為であり、法律違反と考えられる。また、原子力安全委員会からは未回答だったので、2012年10月20日、旧原子力安全委員会;班目委員長宛の「原子力安全に関する再申告について(回答公開請求書) 」を原子力規制委員会;田中俊一委員長に再質問、回答請求した。しかし、2012年11月19日付けの原子力規制委員会からの回答は「原子力安全に関係しない、不受理(原子力規制委員会の業務は、旧原安委、旧保安院の決定を引き継いでいる)」というものであった。次のURLにて公開中。 NO1 NO2 NO3  福島原発事故以降は、日本最強の脱原発弁護団(海渡雄一弁護士、光前幸一弁護士、日隅一雄弁護士、只野靖弁護士、中川亮弁護士)を擁して、東京地裁から、東京高裁、最高裁へと闘った。しかし、行政府に支配された裁判所での判決は「全面敗訴」という結果に終わった。これら全ての経緯は、藤原節男の著書「原子力ドンキホーテ」に、実名記録として、まとめられている。

「原子力ドンキホーテ」の「はじめに」の記載内容は、次のとおり。 <原子力ドンキホーテ「はじめに」引用開始> 原子力プラントメーカである三菱重工業にて、30年余り原子力エンジニアとして働いてきた私は、原子力規制組織である独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)の検査員に転じた。検査員となってからも、技術者の使命として、原子力発電所の安全性を高めることを第一に考えてきた。  しかし、盲目的に原子力を推進しようとする原子力村(原子力帝国)の組織にとって「原子力安全」という技術者としての当然の正義を貫く私は「不都合な存在」でしかなかった 。上司から検査記録の改ざんを命じられ、それを拒否した結果、私は組織からパージ(追放)された。 経緯は次のとおり。  2009年3月4日、私は原子力安全基盤機構の検査員として、新設された北海道電力(株)泊原発3号機の使用前検査に臨んだ。原子炉安全性を確認するためのこの検査で、安全性を損なう「不合格」の検査結果が出た。これを放置すれば、チェルノブイリ級重大事故の発生につながるという検査結果である。  翌日、私は「検査要領書」に示されたとおりに、新たな条件を設定し、再検査を行った。その結果、検査は「条件付き合格」となった。  ところが、後日、検査報告書を見た上司から、とんでもない指示を受けた。3月4日の「不合格」の記録を削除しろという。つまりは「記録改ざん」「事実隠ぺい」という不正行為を強要されたのである。 原子力安全を守るために存在する検査員が、原子力安全を損なう不正に手を染める。そんなことがあっていいはずがない。もちろん、私は上司の指示を拒んだ。  そのことがきっかけとなり、私は検査業務から外され、閑職に追いやられたばかりか、翌年の定年退職後の再雇用を拒否された。 自ら退職を望む者を除いて、再雇用を拒否された前例はない。記録改ざんという不正を強要する上司、それを支持する組織に逆らったことに対する、あからさまな報復措置だった。  退職後の2010年8月、私は再雇用拒否の処分取り消しを求めて原子力安全基盤機構を提訴した。これと前後し、原子力安全委員会と原子力安全保安院に「公益通報」を行なった。泊3号機使用前検査での記録改ざん命令のことだけではなく、私がこれまで経験した原子力村のずさんな実態をマスコミや政治家にも訴えた。  しかし、私の公益通報が日の目を見ることはなかった。誰もが真摯に話を聞く素振りこそするものの、結局はあやふやな対応に終始し、私の訴えを黙殺した。 2011年3月8日、私は経産省記者クラブの記者たちに一通の警告メールを送った。 「このまま原子力安全が脅かされている状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる」  東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後のことだった。  原子力村の腐敗を追及する、藤原節男の公益通報を最初に報道したのは「週刊現代」で、福島原発事故の3ヵ月後の2011年6月18日号(6月6日発売)に「スクープ! 原発検査員が実名で告発『私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん』」と題する記事が掲載された。 「現状の原子力村を解体しない限り、原子力安全は守れない!」という氏の叫びは、皮肉なことに、福島原発事故という重大事故が起きたことで、ようやく人びとの耳に届くこととなった。 その後、米国では「ウォール・ストリート・ジャーナル」、日本では「東京新聞」「週刊SPA!」、北海道のローカル誌「北方ジャーナル」と記事掲載が相次ぎ、毎日新聞では氏の公益通報を情報源としたニュースが、第一面トップ記事として報道された。  こうして、私の取り組みは、ようやく日の目を見ることとなった。しかし、私はまだまだこの状況に満足しているわけではない。福島原発事故から1年が経ち、この重大事故を引き起こした原子力村の腐敗を、これからもっと多くの人達に知ってもらいたい。 このまま年月が過ぎ、批判の声が鎮静化してしまうようなことがあれば、原子力村の住人たちは、何の反省もないまま、これまでと変わらないやり方で、原発の再稼働を図ろうとする。それでは「第二の福島原発事故」を防ぐことはできない。  原子力村の悪人たちの目論見を阻止するためには、現状の原子力規制体制への批判を一過性のものに終わらせずに、継続して批判し続ける世論を形成しなければならない。そのためには、原子力村の実態を暴く「公益通報」が、もっと盛んに行われる状況を形づくる必要がある。  組織の人間が、組織内部の不正や違法行為を監督機関やマスコミに通報することを、かつては「内部告発」と呼んでいた。しかし、2006年に公益通報者保護法が施行され「公益通報」という新たな呼び名が誕生した。文字どおり、公益のための通報という、その活動の目的をより鮮明にした新たな概念となる。 現在、私が手掛けている活動は、原子力安全という公益を目的に、公益通報で原子力村という巨悪を打ち倒すための闘いである。  普通に考えれば、一人の個人が立ち向かっていくには、大きすぎる相手だ。しかし、闘う前に諦めることは、私の信念が許さない。原子力安全を守り抜くことが、原子力技術者である私に課せられた使命と考えている。 原子力村の組織犯罪は、次のとおり、組織の犯罪であると同時に、組織構成員の犯罪であるといえる。 (1) 原子力村では、戦前日本軍の「上官の命令は天皇陛下の命令」という上意下達の組織論理がいまだに生きている。戦場で突撃命令に従わなければ、戦場離脱となり、銃殺刑が待っている。日本の官僚組織は、それとまったく変わりのない上意下達組織。まちがった上司命令でも、部下は従わなければならない。 このような古い組織体質が原因となり、原子力安全対策が遅れ、ひいては福島原発事故が起こった。  「史実をたどれば、第二次世界大戦においてはポーランドのアウシュビッツ強制収容所等でユダヤ人の大虐殺が行われた。その中心人物の一人であるアドルフ・アイヒマンは自らの残虐行為について「私は命令に従っただけ」という言葉を残した。 この例をみるように、組織犯罪が明るみに出た時、当事者は「全責任は上司にある。私は命令に従っただけ」と言うのが常。しかしその言い分どおりに受け止めてしまえば、結局は「会議で決議したことだ。だれかが決めたことだ」という論理がまかりとおり、当事者個々人には罪がない、ということになってしまう。 哲学者ギュンター・アンダース(Günther Anders)は「アイヒマン問題は過去の問題ではない。我々は誰でも等しくアイヒマンの息子である。我々は機構の中で無抵抗かつ無責任に歯車のように機能してしまい、道徳的な力がその機構に対抗できず、誰もがアイヒマンになりえる可能性があるのだ」という言葉を残している。 私も同じ思いを抱いている。原子力村の組織犯罪は、組織の犯罪であると同時に、組織構成員の犯罪である」ということもできる。 (2) 品質保証、品質マネジメントシステムの世界では「不適合事象の関係者の名前は公表しない」という原則がある。 名前を公表すると「自分から名乗り出て、不適合管理、不適合是正処置、事故再発防止のために必要な真実を述べる」ことをしなくなるとの理由から、この原則ができた。つまりは関係者に不利益が及ぶことを恐れて、当事者が事実を隠ぺいしてしまうことを考慮し、この原則ができた。 しかし、この「関係者の名前は公表しない」という原則を組織犯罪に適用してはならない。こうした原則を適用し「全責任は上司にある。私は命令に従っただけ」という言い分がまかり通るから、組織犯罪が無くならない。 (3) 人間社会の組織は、人体の組織に似ている。  人体の神経は、機能的に、自律神経と体性神経とに分類される。自律神経とは、各内臓器を制御する神経。体性神経とは、感覚神経(五感の刺激を大脳皮質へ届け、感覚を生じさせる神経)と運動神経(意思により、筋肉を収縮させる神経)。 また、人体組織には、免疫機能が備わっている。ガン細胞に対抗する機能、ケガをした時の自然治癒機能が備わっている。 人間社会組織の上意下達機能が、人体の運動神経機能。公益通報が、感覚神経機能。事故再発防止対策、犯罪防止対策が免疫機能。市民の倫理観、知識見識胆識が、ガン細胞に対抗する機能、ケガをした時の自然治癒機能。 <原子力ドンキホーテ「はじめに」引用終了> 【2】福島第一原発3号機は核爆発 2011年3月14日午前11時01分の福島3号爆発については、水素爆発論と核爆発論があり、科学者、技術者の間でも、いまだ決着がついていません。そこで、今回、皆さんの理解を深めるため【現在、判明している事実】【現在、判明していない事実、得られていない情報】【核爆発論拠11点】【典拠(参考文献,WEBサイトなど)】を、次のとおり、整理しました。整理してみて、核爆発論の優位性は、素人にもわかるほど明確であることを改めて実感しました。  特に、今回、新規に追加した【核爆発論拠6】は、非常に理解しやすい。東電の高橋明男フェローの「水素爆発かどうかわからないけど、国や保安院が言ってるからもういいんじゃないの、水素爆発で」という言葉で始まった水素爆発論を、木っ端みじん、雲散霧消にしてしまいます。 【核爆発論拠】  きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下した。核爆発が使用済み燃料プール内で生じて、燃料プール上方にある、燃料取り扱いクレーン用モーター、巻き上げ機等を上空に吹き飛ばして、この巨大瓦礫になったものと推測される。 もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階全体空間の爆発のため、5階空間内(圧力境界内)下部にあるクレーン用モーター、ワイヤー巻き取り器等を上空高く吹き飛ばすことはない。水素爆発で上空高く持ち上がるものは、爆発の圧力境界外にある屋根材(スレート材とかパネル材)だけ。したがって、きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下することはない。

【現在、判明している事実】  福島中央テレビ定点カメラ映像等の証拠から、現在、判明している事実は次のとおり。 (1)2011年3月14日午前11時01分、福島3号原子炉建屋が大爆発。ピカッと、明るいオレンジ色に光った後、黒煙(きのこ雲)が上昇し、600mにも達した。そし  て、原子炉建屋東の海上に黒煙がたなびいた。きのこ雲は小型原爆実験での映像と類似形状であった。 (2)きのこ雲が拡大、上昇の途中、きのこ雲から、巨大な瓦礫が2~3個、落下した。その瓦礫が、3号機タービン建屋屋根に直径14mと直径4mの穴を開けた。 (3)爆発後、撮影された福島3号原子炉建屋の航空写真によると、使用済み燃料プール上方の屋根フレーム鉄骨が超高温に晒されて飴細工のように曲がって いた。ちょうど、広島原爆ドーム鉄骨の様相であった。 (4)2011年7月18日、雨水対策で3号機タービン建屋屋根(直径14mと直径4mの穴)カバー設置の修理をした際に、作業員が12mSvの大量被ばくをした。 (5)福島3号機原子炉建屋5階床の瓦礫状況を空中から観察した無人ヘリコプターにより、瓦礫の中から、燃料棒被覆管破片と推定できる銀白色、ぴかぴかの  管破片が2個発見され、ビデオ撮影した。 (6)プルトニウムが、飯館村、米国まで飛散した。 (7)福島4号機爆発後、福島4号機使用済み燃料移送関連工事で、オープンエアーで瓦礫撤去作業をやった際、3号機側からの高放射線を遮へいするために、 3号機に向けて衝立(バリア)を建てた。 (8)平成25(2013)年7月23日、24日に、7月18日の3号機原子炉格納容器上部からの蒸気噴出(湯気とも言う)原因究明のため、東電が、福島3号機原子炉格納 容器蓋の上方にあるコンクリートシールドプラグ周辺の雰囲気線量測定し、最大値 2,170mSv/時を確認した。 放射線源場所と湯気発生場所とは違う場所で あった。湯気については、東電は雨水蒸発説を言っている。高放射線源の場所は、コンクリートシールドプラグ上の瓦礫集積場所であった。

【現在、判明していない事実、得られていない情報】  東京電力の情報不開示等により、現在、判明していていない事実、得られていない情報は次のとおり。 (1)福島3号機爆発後、2013年4月~5月、使用済み燃料プールの養生(プールカバー設置)作業時に撮影されているはずの、使用済み燃料プール内の燃料集合体写真等。燃料集合体は健全か、破壊されているか。 (2)3号機タービン建屋屋根に直径14mの穴と直径4mの穴を開けた瓦礫そのものの写真。およびその瓦礫が爆発前はなんだったのか。燃料取り扱いクレーン駆動用モータ、ワイヤー巻き取り器等であるかどうか。 (3)無人ヘリコプターにより、発見され、ビデオ撮影された燃料棒被覆管破片と推定できる銀白色、ぴかぴかの管破片2個。管破片2個の実物を取り出していない。本当に燃料棒被覆管破片なのかどうかを検分していない。 (4)福島3号機原子炉格納容器上方のコンクリートシールドプラグ周辺の瓦礫サンプル。高放射線源となっている。使用済み燃料の成分が含まれているかどうか。 (5)水素爆発(爆轟??)の大規模実験:福島3号爆発のようなオレンジ色の光と黒いきのこ雲が、大気圧の水素爆発で果たして発生するのかどうか。

【核爆発論拠1】 3号機爆発でのオレンジ色の光は、原子炉建屋中央部からではなく、原子炉建屋南部(使用済み燃料プールの上方)から発生した。核爆発の特徴は、ピカドンであり、核爆弾と同様、内包するエネルギーが膨大で、熱線、ガンマー線が発生する。温度も1万度以上に上昇する。そのため、ピカッと、明るいオレンジ色に光る。3号機使用済み燃料プール内の燃料が核爆発したとすると辻褄が合う。 もし、水素爆発でオレンジ色の光が発生したとすれば、原子炉建屋5階に充満した水素ガスの爆発ゆえ、最高温度空間は原子炉建屋中央上方となる。したがって、オレンジ色の光は、原子炉建屋中央部から発生するはず。もっとも、水素爆発では超高温にはならないため、オレンジ色の光が発生しない。福島3号爆発のようなオレンジ色の光と黒いきのこ雲が、大気圧の水素爆発で果たして発生するのかどうかは、水素爆発実験で一目瞭然となる。理科教室の水素爆発実験では、オレンジ色の光は発生しない。

【核爆発論拠2】 福島3号使用済み燃料プール付近の屋根フレーム鉄骨が局所的に飴細工のようにひん曲がった。燃料プール使用済み燃料集合体での局所的な核爆発と考えられる。単位体積当たりの発生熱量が大きいため、局所的に1万度以上の超高温部が発生した。局所的な超高温部からの熱線、ガンマー線に晒された屋根フレーム鉄骨は瞬間的に熱を吸収し、飴細工のように曲がる。これは広島の原爆ドームの鉄骨の曲がり方と同じ。 もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階全体での均等爆発となる。単位体積当たりの発生熱量が小さいため、局所的な超高温部は存在しない。したがって、屋根フレーム鉄骨自体は曲がらない。水素爆発の場合には、フレーム鉄骨全体が格子状のままの福島1号爆発、福島4号爆発と同じ状況となる。理科教室の大気圧水素爆発実験でも、ペットボトルすら溶けることはない。

【核爆発論拠3】 3号機爆発での「きのこ雲」は黒煙であった。核爆発の場合には、超高温となり、燃料ペレット中の金属成分までも蒸発してしまう。金属成分が蒸発すると黒く見える。このため、黒煙ができた。 もし、水素爆発だとすると、酸素と水素が化合反応で結合した後に、水蒸気の断熱膨張となる。爆発後は内部温度が下がってくるため、水蒸気は水滴となり、福島1号機同様、白煙となる。

【核爆発論拠4】 きのこ雲が600mもの上空に上昇した。核爆発の場合には、発生エネルギーが膨大で、煙が超高温となり、ガス膨張力が強いために、だんだんと膨張しながら、上昇気流に乗って600mも上昇した。その際、周囲の空気を下から巻き込むため、きのこ雲の形状となった。きのこ雲は小型原爆実験での映像と類似形状であった。 もし、水素爆発だとすると、核爆発と比較して、単位体積当たりの発生熱量が小さく、温度が低く、ガス膨張力が弱いため、600mもの上空には煙が達しない。

【核爆発論拠5】 3号機原子炉建屋は、建屋南部(使用済み燃料プール部上方部)を中心にして屋根が破壊されている。使用済み燃料プール内の燃料集合体が核爆発したとすると辻褄が合う。 もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階に充満した水素が爆発するために、屋根、建屋がある程度均等に破壊される。その点、福島1号機、4号機は屋根、建屋がある程度均等に破壊されていたため、水素爆発である。

【核爆発論拠6】 きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下した。核爆発が使用済み燃料プール内で生じて、燃料プール上方にある、燃料取り扱いクレーン用モーター、巻き上げ機等を上空に吹き飛ばして、この巨大瓦礫になったものと推測される。 もし、水素爆発だとすると、原子炉建屋5階全体空間の爆発のため、5階空間内(圧力境界内)下部にあるクレーン用モーター、ワイヤー巻き取り器等を上空高く吹き飛ばすことはない。水素爆発で上空高く持ち上がるものは、爆発の圧力境界外にある屋根材(スレート材とかパネル材)だけ。したがって、きのこ雲から、巨大な瓦礫が落下することはない。

【核爆発論拠7】 プルトニウムが飯館村、米国まで飛散した。これは、核爆発により、使用済み燃料プール燃料ペレット中の金属成分が蒸発したものである。 もし、水素爆発であったなら、プルトニウムの発生源は、格納容器内の炉心溶融物(コリウム) に限定される。しかし、炉心溶融物(コリウム) のプルトニウムは二酸化物(PuO2)のままの状態となっており、酸化珪素焼結物(SiO2、瀬戸物)と同様に蒸発飛散はしない。

【核爆発論拠8】 福島3号原子炉建屋5階の使用済み燃料プール床面に燃料被覆管と推定される破片が発見された(無人ヘリコプター撮影)。核爆発の際に、使用済燃料プールに保管していた新燃料集合体が破壊され、生じた被覆管破片瓦礫である。なお、新MOX燃料集合体を使用済燃料プールに保管していた場合には、遅発中性子割合が0.2%で、ウラン燃料の遅発中性子割合0.65%に比較してかなり小さいため、即発臨界(核爆発)を生じやすい。 もし、水素爆発であれば、使用済み燃料プール水面上方空間での爆発なので、燃料集合体の燃料棒被覆管破片瓦礫が存在しない。

【核爆発論拠9】 福島3号きのこ雲からの落下瓦礫により3号タービン建屋屋根に直径14mと直径4mの大穴2個。屋根修理の作業員が12mSvの大量被ばく。核爆発の場合は、瓦礫に大量放射能がある。 もし、水素爆発であれば、3号機タービン建屋屋根には、大量放射能がないため、大量被ばくはない。

【核爆発論拠10】 福島4号機は、オープンエアーの中で工事をやっていたけれども、3号機側に衝立(バリア)を建てていた。これは福島3号機からの高放射線を遮蔽するためという東電説明であった。福島3号機瓦礫から高放射線があるということは核爆発の証拠である。 もし、水素爆発であれば、福島1号機同様に福島3号機側に高放射線源がない。

【核爆発論拠11】 平成25(2013)年7月23日、24日に、7月18日の3号機蒸気噴出(湯気とも言う)の原因究明のために、東電が、福島3号機コンクリートシールドプラグ周辺の雰囲気線量測定し、最大値 2,170mSv/時を確認した。 放射線源の場所と湯気の場所とは関係なかった。高放射線源の場所は、コンクリートシールドプラグ上の瓦礫集積場所であった。コンクリートシールドプラグ上の瓦礫は、使用済燃料プール核爆発で生じたものと推定できる。高放射線源は、瓦礫中の核燃料ペレット等である可能性大。 もし、水素爆発であれば、瓦礫集積場所が高放射能になることはない。

【典拠(参考文献,WEBサイトなど)】 1. 福島3号爆発はピカドン(核爆発)藤原節男のホームページ 2、「3号機燃料プールの核爆発が新安全基準には全然反映されていない」藤原節男氏2013年4月2日、原子力規制を監視する市民の会「新安全基準骨子案」の問題点を暴く(文字起こし) 3.福島3号機瓦礫動画URL: 3:30~及び4:30~に燃料棒被覆管破片が1個、別の場所に別の燃料棒被覆管破片1個が見える。この燃料棒被覆管は黒ずんではいない。ぴかぴかの銀白色である。新燃料集合体の燃料棒被覆管破片である。使用済燃料プールに保管していた新燃料集合体が核爆発を生じたため生じた被覆管破片瓦礫である証拠となる。水素爆発で燃料棒被覆管破片瓦礫が存在する理由がない。なお、新MOX燃料集合体を使用済燃料プールに保管していた場合には、核爆発を生じやすい。 4.連鎖反応 ウィキペディア 5、原子炉の動特性:ウラン235の遅発中性子割合は0.65%程度、プルトニウム239の遅発中性子割合が0.2%程度である。使用済み燃料やMOX燃料の場合にはプルトニウム239成分が多いので即発臨界になりやすい。 6.院長の独り言:3号機の爆発-どう考えても核? 7.院長の独り言:原子炉級プルトニウムによる核爆発と1F-3燃料プール 8.院長の独り言: 講演会のDVDと小冊子(新発売)の紹介、小野俊一院長が講演会で福島3号核爆発を説明している動画有り。 9.福島1号爆発と福島3号爆発との動画比較及び、そっくりな核爆弾実験との動画比較。 10.米国ガンダーセン博士は、3号機は即発臨界(核爆発)と考えている。 11.Two Theories - 福島第一原発3号機

   福島第一 Fukushima Unit 3 プルーム                

12.日本の原子爆弾開発(仁科原爆について):仁科原爆の構造は、現在知られているものとは異なり、容器の中に濃縮したウランを入れ、さらにその中に水を入れることで臨界させるというもので、いわば暴走した軽水炉のようなものであった。 13.ナチスドイツの原爆開発について:中性子のスピードを重水素によって減速して、天然ウランに99.3パーセント含まれるウラン238に吸収させないようにして、残りの0.7パーセントのウラン235に減速した中性子を集中させて、確実に連鎖反応を起こさせるという理論であった。 14.3号機爆発が「水素爆発」と発表された驚愕の舞台裏!ーー 東電・高橋明男フェロー「水素爆発かどうかわからないけど 国や保安院が言ってるからもういいんじゃないの 水素爆発で」 ざまあみやがれい! 15.福島第一原子力発電所 第3号機 原子炉建屋上部瓦礫撤去工事、使用済燃料貯蔵プール養生 ならびに スキマサージタンクハッチ養生の更新について平成25年5月27日 (参考) 【現在、福島3号機爆発を核爆発と考えている科学者、技術者】 ◎米国フェアウィンズ・アソシエーツ社 アーニー・ガンダーセン(米国原子力公益通報者 ) ◎欧州放射線リスク委員会・科学部長 クリストファー・バズビー(英国) ◎中部大学総合工学研究所教授 武田邦彦 ◎元東京電力の原発技術者、熊本市開業内科医師(おのできた医院院長) 小野俊一 ◎元名城大学経済学部教授 槌田 敦 ◎元原子力安全基盤機構検査員、元三菱重工業(株)原発設計技術者 藤原節男 【3】福島第一原発事故後、藤原節男の映像証拠キャンペーン活動 福島第一原発事故後、藤原節男は、「映像証拠こそ、明らかに真理と認められたものであり、映像証拠を、判断の基準とすることが、科学的な方法である」として、以下のように、映像証拠キャンペーン活動をしている。


☆藤原 節男(脱原発公益通報者原子力ドンキホーテ) 映像証拠キャンペーン:NHKドキュメンタリ番組「映像の世紀」でも明らかなように、映像証拠が真実を語り、世界を動かす。「沈黙の羊たち」にならないために客観的な事実としての映像証拠。「民」という字の語源は「目を針で突いて目を見えなくした奴隷」という意がある。

◎ウィキペディア「科学的方法」 科学的な方法の古典的な基本は、17世紀にデカルトが『方法序説』で示した以下の原則である。 ★明瞭判明の規則:明らかに真理と認められたものだけを判断の基準とする。 ★要素分解:解決可能な要素に分解して考察する。 ★具体から抽象へ:単純なものから複雑なものへと順番に認識をすすめる。 ★総合:見落としがないことを十分に確かめて、完全な列挙と再構成により全体を再構成する。 映像証拠こそ、「明らかに真理と認められたもの」であり、映像証拠を、判断の基準とすることが、科学的な方法である。

【映像証拠キャンペーン】最高裁がアメリカに判断のお伺いを立てる裁判をしている事実。又、裁判官人事操作による日本国内での裁判官統制、裏金作りの記録。

【映像証拠キャンペーン】福島3号核爆発 福島3号爆発は、チェルノブイリ爆発と同じ核爆発。設計ミスによる原子炉格納容器外の核爆弾、使用済燃料プールでの核爆弾。原発が原爆になった。広島、長崎に次ぐ原子爆弾。 「福島3号核爆弾の論拠集および証拠集(word版)」

(1)【映像証拠】仏独共同の国営放送局ARTE 「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」 Part3/4 

(2)【映像証拠】福島3号核爆発の新証拠、セシウムホットボール  空中水蒸気が温度低下で凝縮し、表面張力で真球の水滴となり、虹ができると同様、核燃料が核爆発でガス化、プラズマ化して、爆発後は、断熱膨張で内部温度が下がり凝縮し、表面張力で真球のセシウムホットボールができたと考えるのが自然。 (3)【映像証拠】福島3号核爆弾の証拠集 【映像証拠キャンペーン】市民が目指す司法改革:映画「日独裁判官物語」 【映像証拠キャンペーン】憲法上、原子爆弾だって問題ない。ワイマール憲法から学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ  【キャンペーン】集団的自衛権を容認する解釈改憲に反対/戦争を助長する武器輸出に反対  【キャンペーン】 集団的自衛権という罠に嵌ってしまった時代錯誤の政治家達!! 【キャンペーン】秘密保護法廃止 【キャンペーン】 さようなら原発1000万人アクション 【キャンペーン】原子力公益通報 2011年3月8日、いつまでも公益通報を記事にしない経産省記者クラブの記者たちに、藤原節男は、「このまま公益通報を記事にしないで、無視している状態が続けば、明日にでもチェルノブイリ級の大事故が生じる。すぐに記事にしてください」と警告メールを送った。東日本大震災、そして福島原発事故が発生したのは、その3日後、3月11日のことだった。福島3号核爆発は、まさに原子力公益通報[泊3号減速材温度係数測定検査]と同じ原理であった。 ◎核爆弾大量製造は、プルサーマルだけで可能、もんじゅ不要 ◎脱原発ドンキホーテ原子力公益通報および「原子力ドンキホーテ」単行本 ◎「原発と民主主義」講演会資料 (関連リンク) 核燃サイクル曲がり角?揺れる下北半島 原子炉級プルトニウムで核兵器 日本が核を持つのは朝飯前 爆縮レンズ:プルトニウム原爆の課題 爆縮レンズ開発 水素爆弾ウィキペディア 経産省前テントひろば 反原発美術館(Occupy Kasumigaseki Anti-nuclear Tent Museum) 原発いらない女たちのテントひろば 経産省前脱原発テントホームページ

【4】藤原節男の「なぜ特定秘密保護法が悪法なのか」 (1) 原発の不正/汚染データの捏造/福島原発事故真相の隠ぺいに悪用される:  今まで、原発事故の実態は、心ある一般市民の独自調査や、原子力村内部の公益通報者によって不正や真相が明らかになった。情報が市民に届き、さまざまな対策がなされてきた。しかし、秘密保護法施行により、原子力村や政府の不正がすべて保護される。正義の「公益通報」が犯罪として処罰される。秘密保護法により福島原発事故の真実解明/責任追及/安全対策/放射能汚染の実態や健康被害の追及、調査は不可能となり、真相を公開すると処罰される。これこそが政権(安倍を始めとする自民党とその隠蔽に加担しようとする一部マスコミも含めて)の意図とするところである。

(2) 日本の軍国化と戦争に悪用される:  記憶に新しい韓国軍への弾薬提供など、憲法違反の戦争行為や軍需産業の暗躍について、その実体が全て隠される。国民が政府の実体行政の是非を問い、評価するチャンスが失われる。国民を置き去りにした軍事国家への暴走を許すものとなる。特定秘密保護法に続き、日本が攻撃されずとも他国を攻撃できるようになる集団的自衛権行使が容認され、日本は人道を無視した「死の商人=武器輸出国家」へと変貌しつつある。  特定秘密保護法は、安倍自民・原子力村・軍需産業による不正行為や憲法違反を無条件で隠ぺい・保護する最悪の法であり、公益通報を抑制し、公益通報者を罰する、市民弾圧のための法整備といえる。 「集団的自衛権を容認する解釈改憲に反対/#戦争を助長する武器輸出に反対」キャンペーン 「集団的自衛権」という罠に嵌ってしまった時代錯誤の政治家達!!キャンペーン 「秘密保護法廃止」 キャンペーン    (付録)藤原節男の人生訓 ◎ 真実は光明。福島原発事故原因究明の真実も光明。暗い世界を照らす光明。南無阿弥陀仏と理念が同じ。 ☆光明遍照 十方世界 念仏衆生 摂取不捨 至心帰命 南無阿弥陀仏 [現代語訳] 光明は、あまねく十方世界を照らし、念仏の衆生を摂取して捨てない。心から念仏をして、全てを仏さまにおまかせする。 [意訳] 真実は、古今東西、全ての世界を照らし、明るい未来を約束する。真実を述べる人々は、ことごとく見つけ出され、見捨てられることはない。ウソをつかず、隠さず、心から真実のみを述べると、みんなが幸せになれる。  中世でも、ナチスドイツでも暗黒時代は長く続いた。「いつかよくなる」を待っていてはダメ。真実を求める人々がいなければダメ。Yes-manはダメ、No-manもダメ。But-manがよい。good-manには、active-goodmanとpassive-goodman がいる。しかし、bad-manには、active-badmanしかいない。passive-goodmanは、active-badman に負ける。active-goodmanでなければならない。真実を求める運動が大事。南無阿弥陀仏と同じように、みんなで「福島3号核爆発」「福島3号ピカドン」と唱えよう。真実が、古今東西、全ての世界を照らし、明るい未来を約束する。

☆真実遍照 十方世界 唱和衆生 摂取不捨 至心帰命 福島3号核爆発 ☆急げ解明、福島3号核爆発、真実を信じる者こそ救われる   (原子力ドンキホーテ)

☆問題に沈黙するとき、我々の命は終わりに向かう。 ☆最大の悲劇は、善人の沈黙。沈黙は、悪人の暴力と同罪。 ☆沈黙、服従は、安易な道。しかし、卑怯者、犯罪者への道。 ☆隣人、友人の沈黙は、我々が、いつまでも覚えている。 ☆自由は、虐げられた我々が勝ち取るもの。圧制者は与えない。 マーティン・ルーサー・キング・ジュニア (Martin Luther King, Jr., 1929年1月15日~1968年4月4日)

【2011・3・11以降、わかったこと】   国は国民の命より経済を優先すること   国は国民を簡単に見殺しにすること   国は放射能をばら撒くこと   国は都合の悪い人間を逮捕すること   国は法律を守らないこと   検察官、裁判官もグルだったこと   マスコミは嘘の情報を流すこと   マスコミは洗脳の道具だったこと   重要な情報は隠ぺいされること   国民は簡単に騙されること   命より原発の利権を優先する輩が大勢いること   政治家は嘘しか言わないこと   政治家は保身の為なら何でもすること   政治家はただのあやつり人形だったこと   選挙結果は改ざんされること   日本は民主国家ではなかったこと これらは、法規制が必要な社会的犯罪。    <その他リンク集> 福島原発事故については、URLリンク集、事故原因究明、事故再発防止策等を記載。是非、アクセス、必読。 原子力公益通報 in JNES:   Facebook:  Twitter:   脱原発ドンキホーテ:  添付資料: 原子力発電所の講座改6.ppt