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スティヤ・ノファント英語版

スティヤ・ノファント
Setya Novanto
生年月日 (1955-11-12) 1955年11月12日(69歳)
出生地 西ジャワ州バンドン
所属政党 ゴルカル

在任期間 2016年11月30日 - 2017年12月11日
在任期間 2014年10月2日 - 2015年12月16日

在任期間 2016年5月17日 - 2017年12月13日

在任期間 1999年10月1日 -
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スティヤ・ノファント(Setya Novanto、1955年11月12日[6] - )はインドネシアの政治家。

経歴

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1955年11月12日、スティヤ・ノファントは西ジャワ州州都バンドンで生まれた[6]1999年ゴルカルに入党して政界入りし、同年に東ヌサ・トゥンガラ州の選挙区から国民議会英語版選挙に出馬して初当選した[6]。その後、3期連続で再選をはたし、2014年には国民議会議長に選出された[6]

2015年、米国系フリーポート・インドネシア鉱山会社の契約更新に関する不正疑惑が持ち上がった[1]。同年11月16日エネルギー鉱物資源大臣英語版スディルマン・サイード英語版が国会査問委員会に通報し、スティヤ議長に対する証人喚問を求めた[1]。同年末、スティヤは国民議会議長を辞任した[4]

2016年5月17日、スティヤは当時国会第二党のゴルカルの党首に選出された[4][7]2017年11月、スティヤは電子住民票e-KTPインドネシア語版の導入に関する汚職事件で逮捕された[8]

e-KTP導入をめぐる汚職事件

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電子住民票e-KTP事業の予算5兆9千億ルピアのうち約3割、推計2兆3千億ルピアが不正流用されていたことが発覚した[8][9]。本事件でスティヤが逮捕されたことはJETROアジア経済研究所の『IDE スクエア -- 世界を見る眼』において2017年インドネシアの十大ニュース第1位に選出された[3]

2018年4月24日、第一審にあたるジャカルタ汚職裁判所はスティヤに禁固15年の判決を下した[10]

脚注

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  1. ^ a b c 配島克彦 (2015年11月19日). “「大統領に株式譲渡」 フリーポート契約更新で裏交渉 国会議長・マフィア暗躍”. じゃかるた新聞. https://www.jakartashimbun.com/free/detail/27579.html 2018年10月29日閲覧。 
  2. ^ 堀場明子 (2017年11月27日). “【ジャカルタレター】インドネシアにぎわした国会議長の逮捕劇”. ASEAN経済通信. https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/171205/cpd1712050500001-n1.htm 2018年10月29日閲覧。 
  3. ^ a b アジ研・インドネシアグループ「2017年インドネシアの十大ニュース」『IDE スクエア -- 世界を見る眼』、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2018年2月、1-3頁、2018年10月29日閲覧 
  4. ^ a b c “インドネシア・ゴルカル党新党首にセティヤ前議長選出 同党、連立与党入りも”. 産経ニュース. (2016年5月17日). https://www.sankei.com/world/news/160517/wor1605170040-n1.html 2018年10月29日閲覧。 
  5. ^ 鈴木淳 (2017年11月20日). “インドネシア国会議長を逮捕 汚職の聴取拒否容疑で”. 日本経済新聞電子版. https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23679690Q7A121C1EAF000/ 2018年10月29日閲覧。 
  6. ^ a b c d PROFIL Setya Novanto”. VIVA.co.idインドネシア語版. 2018年10月30日閲覧。
  7. ^ 配島克彦 (2016年5月18日). “スティヤ氏 新党首に ゴルカル党 連立与党に鞍替え”. じゃかるた新聞. https://www.jakartashimbun.com/free/detail/29969.html 2018年10月29日閲覧。 
  8. ^ a b 川村晃一 & 濱田美紀 2018, p. 395.
  9. ^ 配島克彦 (2017年3月10日). “予算3割を不正流用 国会議員ら38人関与か 電子住民登録証 汚職事件初公判”. じゃかるた新聞. https://jakartashimbun.com/free/detail/33999.html 2018年10月29日閲覧。 
  10. ^ “インドネシア、前国会議長に禁錮15年 電子住民票巡る汚職で”. 日本経済新聞電子版. (2018年4月24日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29781220U8A420C1FF8000/ 2018年10月29日閲覧。 

参考文献

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  • 川村晃一、濱田美紀「深まるイスラーム保守派と世俗派の溝:2017年のインドネシア」『アジア動向年報』、日本貿易振興機構アジア経済研究所、2018年、389 - 416頁、ISBN 97842580101892018年10月30日閲覧 

候補

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