利用者:Setu/ウィキペディアは知識のオペレーティングシステム
ウィキペディアは知識のオペレーティングシステム
- 「単なるオンライン百科事典ではない!!」
(Knowledge Operation System - NOS)
Knowledge Web Operating Environment (Kwoe)
最近、ウィキペディアで遊んでいて、これは大変楽しいと思った。
日本語ウィキペディアはまだ出来たばかりで、読者向きと言うよりもまだ作者向きの状況だと思う。1月末に日本語版が立ち上がって、3月15日の段階で記事の数が既に3500に達している。特に2月11日になって、いくつかのウェブのニュースサイトで取り上げられてから、記事の投稿が増えている。一日50から100の新しい記事が書かれていることになる。
この体験から、今朝 ちょっとした事を思った。
ウィキペディアは百科事典プロジェクトと呼ばれているが、それはそんなに甘いものではない。これは、GNU/Linuxが、その上でソフトウェアを動かすオペレーティングシステムだとすると、ウィキペディアは、その上で人類の知識を動かすオペレーティングシステムにまで成長することが出来ると言うことだ。百科事典と呼ぶと、知識の保管庫(記録所)と言ったイメージがするが、記録は単なる機能の一つに他ならない。すでにウィキペディアは「生きているダイナミック百科事典だ!」。だって、いつでもその向こう側には生きている人がいるんだからね。
データとしてはこのようなものを現在は扱っている。実装はウィキになっている。
- タイトル
- 記事を別のタイトルの上に置くことも出来る。
- 記事
- 会話 (ノート)
また、記事に対して、監視する機能があり、記事や内容が変更されたら自分の「ウォッチリスト」に日付順に表示される。だから、自分の興味のあることに印をつけておくことが出来る。
さて、重要なのが「会話」である。ここでは、「記事に置くべきではない事項」が置かれる。内容としては以下のものが。書かれている。
- 記事に対するコメント
- ノート:引用先:GFDLをコンパチブルである必要がある。
- コメント:内容に関する意見など
- まだ、記事として公開するには差し支えのある内容。
- 書いた記事の内容が一般的と呼べるかどうか、検証されているかに疑問がある場合。
- 記事の回りで起きる会話。
- 相談。
さあ、記事に「会話が起きる」と言うことは、この延長線上には色々な可能性がある。これゆえに、知識のオペレーティングシステムと呼んでみた。
- 記事の内容や、関連することについての質問
- これは、自分の知りたいことを専門家が答えてくれる可能性がある。
- そのうち、FAQができるのもあり。
- 記事の内容に関連する研究
- たぶん、これはまだ起きていない。が、当然そのページの事項に関連して、個人またはグループでの研究が起きてもおかしくない。研究の結果が出たら随時、記事に反映させる。
- 会話と同じように、研究室の階層が作れても良い。
- ニュース
- これは、記事に置かれるかも知れない。新しい発見や、関連のニュースが投稿される。「ウォッチリスト」にいれていると、読者は自分の興味のあるニュースが起きたことを知ることが出来る。
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ニュース
- は、関連の「タイトル」を複数指定して投稿できるようにするべきだろう。
- 記事から、ニュースを引くことが出来るようにするのがいい。
概要
- を、それぞれの記事に書くことが出来るべきである。
会話
- は、複数の会話の部屋を設定できるべきだ。最初は同じ部屋で怒るかも知れないが、専用の会話の部屋に入って行く可能性もある。
- 表の部屋 (共通のへや)
- 個室 (当然、すきな名前が付けられる)。
- 個室2 (個室には書き込み制限が付けられても良いかも:書けるユーザの指定)
恐がらせないように言っておくけど、
「(人類の)知識のオペレーティングシステム」は、p2pを使ってその上に構築されると思う。当然ノードが消えてもポストした内容は残るようになる。(多分ネット上に複数のインデックスサーバーがあって、それらは同期していて、最新の状態が記録されている用になるのかな? また、だれでもがインデックスサーバーとして自分の環境を提供できる用にするべきかな?)
オブジェクトなP2Pネットワークってイメージがあるけど。