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利用者:Sayaka Matsumoto/sandbox

練習

アイスランドは北大西洋に浮かぶ北欧島国である[1][2]。アイスランドにはノルウェーから植民が行われた[3]

  1. ^ 早わかり!アイスランドの基本情報”. Guide to Iceland. 2021年5月16日閲覧。
  2. ^ 小澤実、中丸禎子、高橋美野梨編著『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章 (エリア・スタディーズ140)』明石書店、2016年3月。ISBN 978-4-7503-4308-2OCLC 947093957https://www.worldcat.org/oclc/947093957 
  3. ^ 熊野聰サガから歴史へ―社会形成とその物語』東海大学出版会、1994年。ISBN 4-486-01291-7OCLC 674206925https://www.worldcat.org/oclc/674206925 


グングニル 下書き

神話での描写

『散文のエッダ』(スノッリの『エッダ』)「ギュルヴィたぶらかし」51節によれば、ラグナロクの最終戦争において、エインヘルヤルの軍勢を率いるオーディンは黄金の兜と美しい甲冑を身につけ、グングニルを携えて戦場に向かうとされる[1]


「詩語法」51節によれば、グングニルはロキがトールの妻シヴの髪を刈ってしまったため、代わりの髪を小人に作らせた際に、その髪と船スキーズブラズニルと同時に製作された[6]。そのときロキは、ブロックルとシンドリというドヴェルグの兄弟が、これらと同じように見事な宝物を三つ作れるかどうかに 自分の頭を賭けた。シンドリ兄弟が別の三つの宝物を製作した後、全ての宝物はオーディン、トール、フレイによって品定めされ、グングニルはロキからオーディンへ渡された[7]。

「詩語法」51節ではグングニルの性質について、「その槍は正しい場所にとまったままでいない(geirrinn nam aldri staðar í lagi)」と説明されている(谷口訳「詩語法」1983年、42頁)。この文の意味については主に「決して的を外さない」[8]と「敵を貫いた後に自動的に手元に戻る」[9]との二通りの解釈がある。

* 菅原邦城『北欧神話』東京書籍、1982年、77頁:「槍は決して的を外すことがない」

* グレンベック(山室静訳)『北欧神話と伝説』1971年、75頁:「何物にも妨げられることなく狙った相手に命中する」

* ステブリン=カーメンスキイ(菅原邦城訳)『神話学入門』付録「詩語法」、1980年、169頁:「槍は的に当たって決してそのまま止まっていない」



『詩のエッダ』

『詩のエッダ』「巫女の予言」には、この世で最初の戦であるアース神族とヴァン神族との争いで、オーディンがヴァン神族の軍勢に槍を投げつけたことが開戦の合図となる場面がある。ただし、この槍がグングニルであるとは明記されていない。(「巫女の予言」24、谷口訳、11頁。)

考古資料

If the rider on horseback on the image on the Böksta Runestone has been correctly identified as Odin, then Odin is shown carrying Gungnir while hunting an elk.[2]

スウェーデンのボクスタのルーン石碑に描かれている馬に乗った戦士は、グングニルを携えたオーディンを表すと解釈されている。

-Böksta Runestone, https://en-two.iwiki.icu/wiki/B%C3%B6ksta_Runestone


ヴェンデル期の兜板も?

https://de.wikipedia.org/wiki/Gungnir#/media/Datei:Del_av_hj%C3%A4lm_vendel_vendeltid_m%C3%B6jligen_oden.jpg

*フランス語版に詳しい。


現代への影響

ファイナルファンタジーのグングニルの槍

BUMP OF CHIKENのアルバム「THE LIVING DEAD」に収録された楽曲

*ポルトガル語版に詳しい。https://pt.wikipedia.org/wiki/Gungnir

  1. ^ 谷口幸男訳『エッダ―古代北欧歌謡集』新潮社、1973年8月、276頁頁。ISBN 4-10-313701-0OCLC 1183073772https://www.worldcat.org/oclc/1183073772