コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:SKTakek/sandbox

Dixie Flatlineは日本のボカロPソングライター。代表曲に「Just Be Friends」「ジェミニ」「Sweetiex2」など。

Dixie Flatline
別名 ジェミニの人[1]
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ボーカロイド
職業 ボカロPソングライター
活動期間 2008年 -
Dixie Flatline
YouTube
チャンネル
活動期間 2012年 -
ジャンル 音楽
登録者数 1.21万人
総再生回数 491万1917回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年10月1日時点。
テンプレートを表示

概要

[編集]

エレクトロニカ系やR&B系、ヒップホップ系を得意とする[2][3][4]。名前はウィリアム・ギブスンの長編SF小説「ニューロマンサー」に登場する伝説のハッカー「ディクシー・フラットライン」に由来している[5]。また、かつてYeheyuan Studioという個人サークルで活動していたが、Yeheyuanも前述のニューロマンサーで主人公が好んで吸う架空のタバコの銘柄である「叶和圓」が由来となっている[5]

経歴

[編集]

ボカロPとして活動する前は大手プロダクションに契約作家として所属し、アーティストへの楽曲提供などを行っていた[6]。メロディーが浮かばなくなり作家を辞めた後、地元に帰り5年ほど音楽から離れていたが、再びメロディーが浮かび始め、浮かんだメロディーを忘れないようにMacソフトウェアシンセサイザーを用意した。また、曲を歌わせることができるソフトがあるらしいという話を聞き、クリプトン社ボーカロイド鏡音リン・レン」を購入した[6]2008年3月7日、ニコニコ動画に「ジェミニ」を投稿しボカロPとしてデビュー。ニコニコ動画に投稿してから約二週間で5万回再生され、のちに殿堂入り(10万回再生)を果たした。プロ時代だった頃と異なり、曲にコメント等の反応が付くのが面白く「Sweetiex 2」でこれまでのジャンルとは違ったエレクトロ路線の楽曲を制作するなど、沢山の人に聴いてもらうためにさまざまなスタイルを試していくようになった[6][7]

2009年7月4日に代表作となる「Just Be Friends」を投稿。投稿から一週間で25万回再生を記録し、4ヶ月で100万回再生を達成して自身初の伝説入りを果たした[8]

2012年にロサンゼルスにて開催されたAnime Expo 2012のボカロパネル「みらいのねいろ」に参加しJust Be Friendsのアンサーソングである「アンサー」を発表。また、その後のコメンタリーにてプロを辞めた後音楽関連の仕事を求め渡米するも挫折したことや、前年に開催されたMIKUNOPOLIS in LOS ANGELESのライブ動画で、参加者がJust Be Friendsをボーカルの巡音ルカと共に日本語で歌っているのを見て感激したことなどを語った[9][10]

2015年に前作「アンダンテ」から3年ぶりに「シュガーバイン」を発表。また、2018年には「僕の街」を発表する。その後しばらく楽曲制作等を行っていなかったが、2023年に「武装少女煉獄変」を発表して活動を再開している。

ディスコグラフィ

[編集]
配信アルバム[11]
# 配信日 タイトル レーベル 収録
1 2009年2月19日 Fragments KarenT 1. イントロ
2. ジェミニ
3. ジュブナイル
4. メービウス
5. 東雲スクランブル
6. ジェイコブズ・ラダー
7. ミクランティカ
8. 花曇
9. ジュブナイル(MS70's Mix)
10. ジェミニ
11. Sweetiex 2
12. アウトロ
配信シングル[11][12]
# 配信日 タイトル レーベル
1 2009年8月12日 Just Be Friends KarenT
2 2018年7月20日 Decade

コンピレーション

[編集]

スプリットシングル

[編集]

楽曲提供・参加作品

[編集]
  • 『Prism』(Peertone、2009年6月10日発売)
  • 『EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた 2』(EXIT TUNES、2010年3月17日発売)
    • ゼブラによる「Just Be Friends」を収録。
  • 『RAP GIFT EP』(EMIミュージック・ジャパン、2010年3月17日発売)
  • 『EXIT TUNES PRESENTS イケメンボイスパラダイス』(EXIT TUNES、2010年6月16日発売)
    • Geroによる「Just Be Friends -piano ver.-」を収録。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた 3』(EXIT TUNES、2010年10月20日発売)
    • 祭屋&こめるによる「Sweetiex 2」を収録。
  • 『DearestⅡ』(dmARTS、2011年7月20日発売)
    • clearによる「Just Be Friends」を収録。
  • Light My Fire』(ワーナー・ホーム・ビデオ、2011年11月16日発売)
    • KOTOKOのシングル。「Candy or Chocolate?」の作曲・編曲を担当。
  • 『ふりさけみれば』(2013年12月20日)
  • 『EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた6』(EXIT TUNES、2012年8月15日発売)
    • 犬神弘樹、アホの坂田による「Just Be Friends (WANKO ver)」を収録。
  • 『EXIT TUNES PRESENTS ACTORS 2』(EXIT TUNES、2014年9月17日発売)
    • 柿原徹也による「Just Be Friends (Diving into thE Piano arrange)」を収録。
  • 『Thanks!』(Daredemo Dream、2016年4月2日発売)
    • むすめん。のアルバム。「Because of You」の作詞・作曲・編曲を担当。

リミックス

[編集]

その他

[編集]
  • 初音ミク Project DIVA Arcade』(セガ、2010年6月23日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として「ジェミニ」、「Just Be Friends」、「夢の続き」および作詞を担当した「積乱雲グラフィティ」を提供。
  • 初音ミク -Project DIVA- 2nd』(セガ、2010年7月29日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として「ジェミニ」、「Just Be Friends」を提供。
  • 『ミクの日感謝祭 39's Giving Day Project DIVA presents 初音ミク・ソロコンサート~こんばんは、初音ミクです。~』(ジェネオン・ユニバーサル、2010年9月1日発売)
    • 2010年3月9日にZepp Tokyoにて開催された同名のイベントでの「Just Be Friends」ライブ映像およびライブ音源を収録。
  • 初音ミク -Project DIVA- extend』(セガ、2011年11月10日発売)
    • ゲーム内でプレイできる楽曲として、「Just Be Friends」および作詞を担当した「積乱雲グラフィティ」を提供。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2010年12月29日〜31日にかけて開催されたコミックマーケット79にて頒布。
  2. ^ 『初音ミク-Project DIVA- extend Complete Collection』の早期購入特典。

出典

[編集]
  1. ^ 【初音ミク】メービウス【オリジナル】”. ニコニコ動画 (2008年6月9日). 2024年10月3日閲覧。
  2. ^ SPECIAL”. インタビュー. SONICWIRE (2011年8月31日). 2024年10月4日閲覧。
  3. ^ ASCII.jp:プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (1/5)” (2009年9月13日). 2024年10月4日閲覧。
  4. ^ ジュブナイル制作話”. 叶和圓と歌うアンドロイド (2009年1月24日). 2024年10月4日閲覧。
  5. ^ a b 叶和圓売ってるとこ見つけたよ!!!”. 叶和圓と歌うアンドロイド (2008年8月17日). 2024年10月3日閲覧。
  6. ^ a b c ASCII.jp:プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? (2/5)” (2009年9月13日). 2024年10月5日閲覧。
  7. ^ ジュブナイル制作話”. 叶和圓と歌うアンドロイド (2009年1月24日). 2024年10月7日閲覧。
  8. ^ ZOMG!!!”. 叶和圓と歌うアンドロイド (2009年7月14日). 2009年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月14日閲覧。
  9. ^ ロサンゼルス「ANIME EXPO 2012」のレポートをお届け!”. 初音ミク公式ブログ (2012年7月3日). 2024年10月14日閲覧。
  10. ^ Mirai no Neiro Panel at Anime Expo 2012”. The Ps (2012年7月20日). 2024年10月14日閲覧。
  11. ^ a b Dixie Flatline”. Spotify. 2024年10月14日閲覧。
  12. ^ ‎Dixie Flatline”. Apple Music. 2024年10月14日閲覧。

外部リンク

[編集]