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ゼスプリキウイブラザーズ
[編集]出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 キウイブラザーズ(英: Kiwi Brothers)は、ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社が、開発したマスコットキャラクターの名称である[1]。ゼスプリの主力商品である2種類のキウイフルーツ、グリーンとサンゴールドがモチーフのユニットで、公式Twitterで実際の兄弟ではないと明かされている[2]。2016年より、TVCMや全国の販売店の店頭などでその存在感を示し、ゼスプリキウイのプロモーションを精力的に行っている。2020年には新たな仲間としてルビーレッドが誕生している[3]。
誕生の経緯
[編集]ゼスプリの資産を作ることを目標としていたゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社は、従来のタレント広告ではタレントの名前しか消費者には残らないことを危惧し、キウイの認知を高めるべく、ブランドとして理想的な表現を突き詰め、ブランドの記号となるキウイのキャラクター開発の着手に至る[4]。
キウイは一見、茶色でかわいいとは言えない外見だが、その中身や断面は鮮やかで、美しい緑や黄色であることに着想を得て、綺麗な切り口が印象に残るようなキャラクターにするべく、マペットのデザインにたどり着く[4]。
デザインは、ユニークでありながら普遍的なものを目指し、ストーリー展開や設定については、子供だけでなく大人も広く共感できる現代的なものに仕上げられている[4]。
キャラクター設定
[編集]キャラクター設定は、公式サイトより[5]。
キウイブラザーズの育ちはニュージーランドの農園で、はるばる海を渡り日本の店頭へ。
愉快な先輩フルーツたちに囲まれながら、彼らはゼスプリキウイの素晴らしさをアピールすることが目的である。
・グリーン 性格は、真面目で、正義感が強く、しっかり者。
自慢の栄養素は、不足しがちな食物繊維が補える。
特技は、他の果物と仲良くすること(スムージー)。
趣味は、お惣菜コーナーまでの散歩。
チャームポイントは、ワイルドは柔毛。
座右の銘は、蒔かぬ種は生えぬ。
・ゴールド 性格は、陽気で、のんきな、甘えん坊。
自慢の栄養素は、1個で1日に必要なビタミンC。
特技は、食後のデザートに選ばれること。
趣味は、タイムセールの見学。
チャームポイントは、つぶらな瞳。
座右の銘は、果報は寝て待て。
・レッド 性格は、型にはまらない、活発な、お嬢さま。
自慢の栄養素は、アントシアニン。
特技は、どんな食卓も映えさせること。
趣味は、スイーツ売り場でウィンドウショッピング。
チャームポイントは、ピンクの口元。
座右の銘は、小さいことは美しい。
・フルーツ先輩たち 他にも、彼らを取り巻く愉快な仲間に、バナナ先輩、りんご先輩、オレンジ先輩がいる。
また、彼らの声優の正体は明かされておらず、様々な憶測が飛び交っている。
グリーンとゴールドの見分け方として、 目の中のキラキラの数が違い、グリーンはひとつで、ゴールドはふたつ。
皮の色もグリーンの方がやや濃く、ゴールドの方が薄い。といったポイントが公式発表されている[4]。
活動内容
[編集]TVCM
[編集]2016年の5月よりキウイブラザーズを起用したCMの放映が開始。 ・2016年「登場」篇
・2018年「突然のバナナマン」篇
・2018年「完熟篇・キウイの日」篇
CM音楽
[編集]2020年CMからは、CMに使用されている楽曲が配信スタート。 ・2019年 恋のマイアヒ〜ゼスプリキウイでアゲリシャス〜(作詞:Dan Mihai Balan、替詞:キウイブラザーズ、作曲:Dan Mihai Balan)[6]
・2020年 好きなことを楽しみながら feat. 岩崎愛(作詞:キウイブラザーズ、作曲:飛内将大)
・2021年 ヘルシーは楽しもう feat. 川崎鷹也(作詞:キウイブラザーズ、作曲:深谷天佑)[7]
・2022年 ヘルシーなのにアゲリシャス
グッズ
[編集]・ぬいぐるみ(キャンペーン懸賞品) ・エコバッグ
・ミニタオル
・シール
・バスタオル
・トランプ
・数量限定フィギュア付きキウイ(2019年、2020年 店頭にて販売)
・キウイブラザーズ マスコットポーチ(2021年 GLOW7月号 付録)
などその他多数
LINEスタンプ
[編集]キャラクターがメディアに露出してからほどなく、「LINEスタンプにしてほしい」という消費者の声が寄せられ、2017年にキウイブラザーズのLINEスタンプを発売。 2019年のプロモーションでは、ゼスプリのLINE公式アカウントを友だち追加すると無料でLINEスタンプがダウンロードできるように設計。消費者によるダンス動画の投稿を促すとともに、スタンプは1カ月で330万ダウンロード(=友だち獲得数)を記録[8]。
キャンペーン
[編集]ポップアップストア Zespri Kiwi Hunt(2017年 7月22日〜8月13日)
[編集]2017年7月22日から8月13日にかけて、「BAKERY CAFE 426 OMOTESANDO」(東京・渋谷)でポップアップストア「Zespri Kiwi Hunt(ゼスプリ キウイ ハント)」をオープン。欧米に比べてフルーツの喫食習慣が少ない日本。年々、若者のフルーツ離れが深刻化している中、20~40代の感度の高いインフルエンサーをターゲットに、キウイの美味しさ、ゼスプリ・ブランドの認知を高めるための夏季期間限定ポップアップストアを展開。店舗のデザインは、ニュージーランドの大自然をイメージし、ふんだんに緑や木材を取り入れ居心地の良い上質な空間に。キウイを贅沢に使用したオリジナルパフェは、味だけでなく写真映えも考慮し、次々流行を生み出している“TRANSIT”とコラボレーションして開発。店内にはかわいい壁紙のフォトスポットを設け、インスタグラマーイベントも実施。SNSを意識したことで、メディアのPRにもつながる設計とした。期間中の来場者数は2万人を超えた[9][10]。
KIWI THE HEROキャンペーン(2018年 6月23日~9月1日)
[編集]2018年は、ゼスプリの完熟キウイ1万個が抽選で当たる『KIWI THE HERO』キャンペーンを実施し、特設サイトが設けられた。キャンペーンに伴い、キウイの果物仲間である“バナナ”こと、バナナマンとのコラボCM「突然のバナナマン」篇も放映。バナナマン扮する天才科学者シタラとバナナモンスター・ヒムラが、ゼスプリの完熟キウイを奪うという内容で、CM本編では、バナナマンにキウイが奪われたところで終わるが、続きのWEBコンテンツではキウイ・ブラザーズがヒーローとして立ち上がり、完熟キウイを取り返すストーリーとなっている[11]。同年8月24日からは、キャンペーンの参加者が、延べ100万人を突破したことに感謝の気持ちを込め、CM「完熟篇・キウイの日」が放映された[12]。
アゲリシャスキャンペーン(2019年)
[編集]キウイブラザーズ誕生から4年目。果物の若者離れが問われる現代。キウイの栄養やおいしさといった、機能的なベネフィットだけでなく、いままで伝え切れていなかった情緒的なベネフィットを、テレビにとどまらないフルキャンペーンを展開。言いたくなる言葉「アゲリシャス(気分を上げるデリシャスなキウイ)」、歌いたくなるテーマソング、加えて、応援したくなる仕組みとして、あえて途中経過である未完成のミュージックビデオを公開。ネットでつっこまれる余白があるような、クスっと笑える映像にして、ミュージックビデオを一緒に完成させてくれる一般の参加者を、バイト風に募集。 結果、SNSで子供から国民的アーティストまでもがダンス動画を投稿、わずか1か月弱で65,000件の応募が集まり、募集した動画や画像を組み込んだ、パワーアップしたミュージックビデオが完成。動画
のYouTube上の再生数は1000万回以上、ゼスプリの検索数も急増し、幅広い層に受け入れられたキャンペーンとなった[13]。
受賞
[編集]2016年
グッドデザイン賞(ゼスプリキウイブラザーズ)
2020年
2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS ブランデッド・コミュニケーション部門B カテゴリー(総務大臣賞 /グランプリ)、第25回 AMD Award '19 (年間コンテンツ賞/優秀賞)、CM総合研究所・CM好感度年間ランキング(作品別/総合1位) と国内の有名広告賞を受賞[14][15][16][17]。 2021年 CM総合研究所が調査する6月度のCM好感度ランキングにて、銘柄別・作品別ともにCM好感度1位を獲得[18]。
2022年
初オンエア後、Twitter日本トレンド1位にランクイン[19]。
脚注
[編集]出典
- ^ “キウイブラザーズとCM|ゼスプリ キウイフルーツ”. Zespri. 2022年5月26日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/zespri_jp/status/1205323032530522114”. Twitter. 2022年5月30日閲覧。
- ^ “ゼスプリ・ルビーレッドのご紹介”. Zespri. 2022年5月30日閲覧。
- ^ a b c d “キウイブラザーズはなぜヒットしたのか?誕生秘話と知られざる豆知識 - macaroni”. macaroni [マカロニ]. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “キウイブラザーズとCM|ゼスプリ キウイフルーツ”. Zespri. 2022年5月30日閲覧。
- ^ “テレビCMで話題沸騰!リクエストにお応えして、ゼスプリのキウイブラザーズが唄う「恋のマイアヒ〜ゼスプリキウイでアゲリシャス〜」本日から配信開始!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “ゼスプリが6月度のCM好感度ランキングで総合1位を獲得!本日CMソング「ヘルシーは楽しもう」配信開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “人気キャラクターで友だち330万人を獲得!ゼスプリのLINEプロモーションスタンプ活用|LINE for Business”. LINE for Business. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “Zespri Kiwi Hunt | DENTSU LIVE”. 株式会社 電通ライブ. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “キウイフルーツの魅力を伝える「ゼスプリ キウイ ハント」 朝6時から並ぶ人も | 販促会議 2017年10月号”. 宣伝会議. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “バナナマンがゼスプリキウイCMを乗っ取る!?”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “参加者が100 万人を突破!9/1キウイの日に合わせて感謝をこめた新CM『完熟篇・キウイの日』を放映”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “1000万回再生以上!応募数6万5千人!ゼスプリ キウイブラザーズ「アゲリシャスキャンペーン」が年間コンテンツ賞「優秀賞」を授賞”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “CM好感度第1位のゼスプリ「キウイブラザーズ」総務大臣賞/ACCグランプリ受賞”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “第25回 AMD Award 優秀賞|ゼスプリ キウイブラザーズ アゲリシャスキャンペーン 一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)”. amd.or.jp. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “【ニュースリリース】2020年度 企業別CM好感度、躍進企業、獲得効率トップ10を発表 | お知らせ | CM総合研究所・東京企画”. www.cmdb.jp. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “ゼスプリのTVCMが2020年度、3つの広告賞を受賞”. 企画の種 (2020年12月19日). 2022年5月27日閲覧。
- ^ “ゼスプリが6月度のCM好感度ランキングで総合1位を獲得!本日CMソング「ヘルシーは楽しもう」配信開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月27日閲覧。
- ^ “初オンエア直後に日本トレンド1位を獲得!国民的人気!キウイブラザーズがバンドに挑戦!ゼスプリキウイが新TVCMを公開「ヘルシーなのにアゲリシャス篇」2022年5月4日(...”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年5月30日閲覧。