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利用者:Rikita/叩き台2

ミニラボ (Mini-lab) とは、フィルム現像処理や、印画紙への露光と現像を自動で処理する機械のうち、小売店の店頭に設置できる程度に小型化された物の総称である。また。これらの機械を設置している店舗が「ミニラボ」あるいは「ミニラボ店」と呼ばれる場合もある。

概要

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かつては専門の現像所(ラボ)に依頼してフィルム現像や焼き付けなどの処理が、ミニラボの普及によりDPE店などの店内で処理することが可能となり、1時間程度の待ち時間で写真を受け取ることができるようになった。近年ではデジタルカメラの普及に伴い、ミニラボにおいてもデジタル化が急速に進んでいる。

フィルム現像機

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フィルム現像機の内部はいくつかのタンクに仕切られており、それぞれのタンクは発色現像や漂白・定着などのそれぞれの処理を行う薬品が満たされている。現像機にセットされたフィルムはモーター駆動により前途のタンクを順次搬送されてそれぞれの肯定を経て、最後に温風によって乾燥されて排出される。手作業による現像処理ではシビアな管理が必要であった現像薬品の温度や現像時間は全て機械的にコントロールされており、大量の現像処理を安定して行うことが可能になった。薬品の改良などによって現像時間は短縮されており、現在ではセットされてから排出されるまでの時間は15分程度である。

現在普及しているフィルム現像機はほとんどがカラーネガフィルム用のものであり、町のDPE店でモノクロフィルム用やカラーリバーサルフィルム用の現像機を設置している店はごく一部である。したがってほとんどのDPE店でスピード仕上げができるのはカラーネガフィルムのみであり、それ以外のフィルムは専用のラボへの外注となるために仕上がりに数日を要する場合が多い。

プリンター

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印画紙にネガの画像を焼き付ける露光部と、露光された印画紙を現像処理するペーパープロセサー部が一体となったものを俗にプリンターと呼ぶ。

露光部ではハロゲンランプなどの光源から発せられた光が、フィルターを通って露光するフィルムや画像の特性に合わせて調整されてからフィルムを通り、レンズでプリントのサイズに合わせて拡大されて印画紙に露光される。極めて強い光で短時間(1秒以下)で露光することにより大量処理を可能としている反面、フィルムのコマ全体に当たる光量しかコントロールできないため、画像全体の濃度や色調は調整できるが覆い焼き焼き込みのような画像の一部の露光時間を変えるテクニックは使えない。

露光された印画紙は、フィルム現像機と同様の構造のペーパープロセサー部を搬送されて現像処理される。

デジタルミニラボ

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従来の光学的に印画紙に露光していたプリンターに対し、画像データのデジタル信号を処理してレーザー光線などで印画紙に露光する構造のものをデジタルミニラボと呼ぶ(それに対し従来のものはアナログミニラボと呼ばれる)。デジタルミニラボはデジタルカメラの急速な普及に呼応してアナログミニラボと置き換わりつつある[1]

デジタルミニラボにおいては、業務用の高性能なフィルムスキャナーによってデジタルデータとして取り込まれたフィルムの画像や、受付専用の端末でメディアからコピーされたデジタルカメラの画像データなどが一旦ファイルサーバーに送られ、濃度や色調の補正がなされた後にプリンターに送信されて印画紙に露光される。

脚注

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外部リンク

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