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利用者:Rico L. Pescatore/下書き

自発光式メーターじはっこうしき―)は自動車のメーターの方式で、エンジンスイッチを「ON」の位置にするとメーターや針が光る。(※ホンダの場合は開錠時にルームランプと連動して針以外の部分が点灯する。) 「ON」であれば常に点灯しており、車幅灯等の点灯・消灯とは連動しない。視認性が高いのが特徴だが、常に明るく見える為、メーター照明の点灯で車幅灯の点灯を認識しているドライバーは注意が必要である(大抵の場合、車幅灯点灯表示灯がメーターパネルに備えられている)。 1989年10月に登場したセルシオトヨタ)が初採用した。なお、トヨタ自動車では「オプティトロンメーター」、日産自動車は「ファインビジョンメーター」と呼称している。





2 T   該当記号無し 該当記号無し 該当記号無し
2番目に開発 T系 非ツインカム NA(自然吸気)
特殊燃料不使用
キャブレター







乗用車の座席(じょうようしゃのざせき)の項においては、その種類、概要やシートアレンジなどについて詳述する。商用車・大型車の座席については本項では触れない。

乗用車の座席の種類

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乗用車の座席(以下、シート)は、その配置位置、もしくは形状でそれぞれシートの呼称(種類)を分類できる。ここでは、配置位置別・形状別でシートの種類を詳述する。

配置位置の違いによる種類

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  • 前席フロントシートもしくは1列目シート
    乗用車の最も先頭の列のシートに対する呼称である。「前席」や「フロントシート」という呼称は、どのような形態の乗用車でも使う呼称ではあるが、「1列目シート」という呼称は、ミニバンやSUVのようにシートが3列ある場合にしかあまり使わない表現である。前席は、左右の配置位置と用途の違いで、さらに以下の二つに分類できる。
    • 運転席もしくはドライバーズシート
      1列目に配置されているシートで、ステアリングホイール(ハンドル)や各種ペダルなどの運転装置が装備されている側に配置されているシート。右ハンドル車なら右側、左ハンドル車なら左側に配置されており、文字通り運転者が着座するために用意されている。運転者が快適かつ安全に運転できる姿勢が作れるよう、座面の高さやシートの位置などが調節できるようになっている。もっとも現在では調節の自在度は、助手席などとは大きな差異がある訳ではない。
    • 助手席もしくはパッセンジャーシート
      1列目に配置されているシートで、運転席とは反対位置(例えば運転席が右側にある場合は、左側)に配置されている。“助手席”の名の由来は、かつてのタクシー業界の業界用語で後席の乗客の乗り降りや自動車の運用の手助けをする“助手”が昔は座っていたからという説が語られている。現在ではもっぱら運転者の助手をする人が座るシートと捉えている向きが多く、現に助手席に座った場合は、周囲の安全などを確認するなどして運転者をサポートするのがマナーとされている。
  • 後席後部座席もしくはリヤシート
    2列目に配置されているシートで、前席(運転席+助手席)と対となる名称。セダンやステーションワゴンのように2列しかシートが装備されていない場合の2列目のシートに対する呼称である。この場合は「2列目シート」と呼ぶのは一般的ではない。後席、特にセダンは車両の構造上、シートの位置や背もたれの角度が固定されて設置されている場合が一般的で、前席には備わっているようなより快適だと思う形状に調節する機能が後席ではほとんど無い。一部の高級車などに背もたれの角度変更(リクライニング)機能がある程度である。
  • 2列目シートもしくはセカンドシート
    2列目に配置されているシートで、ミニバンやSUVのようにシートが3列装備されている場合の2列目のシートに対する呼称である。この場合は「後席」と呼ぶのは一般的ではない。セダンなどの後席とは違い、シートの位置や背もたれの角度が自在に調節できるのが普通である。
  • 3列目シートもしくはサードシート
    ミニバンやSUVのようにシートが3列装備されている場合の3列目のシートに対する呼称である。3列目シートもシートの位置や背もたれの角度が調節できる場合が多いが、一部の調節機能が省かれる場合も多く、1・2列目シートより調節の自在度が落ちる車種が多い。3列目シートの快適性そのものも、シート面積が狭い・室内空間が狭い・シートのクッション厚が薄い、などと1・2列目シートと比較すると劣る車種が多い。

形状の違いによる種類

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  • キャプテンシート
    隣席とは密着せずに独立して設置されているセパレートタイプのシートに対する呼称である。1人分しか着座できない作りのシートである。固有の肘掛けが装備されている場合も多い。一般的には自由にシート位置調節ができるようになっている。前席はこのキャプテンシートを採用するのが普通である(ただし前席に対してキャプテンシートという呼称を使うことは少ない)。シートが3列装備されている車種の2・3列目シートにおいては、ベンチシート(以下参照)と選択できるように設定できる場合が多く、特にシートとシートの間に通行スペース(ウォークスルー)ができるため、3列目シートへのアクセスが容易になるという利便性から、2列目シートにはこれが採用される場合が多い。シートが2列までしか装備されていない車種の後席には採用されない。
  • ベンチシート
    2・3名着座できるよう幅広く作られた構造のシートに対する呼称である。左右一体的な作りのものもあるが、左右を6:4か5:5の割合で分割してそれぞれ独立してシート位置が調節できるように作られているものが多い。前席に採用されるのは稀であるが、2・3列目シートにはこのシートが採用される場合が多い。利点は、左右と中央の計3か所着座できるため、車の乗車定員が増やせる点である(車種によっては2名しか着座できないシートあり)。ただし中央部は座り心地の良さに欠ける。肘掛けは中央部の背もたれに格納される状態で装備される場合が多いが肘掛けの装備が無いものもある。セダンやステーションワゴンのように2列しかシートが装備されていない車種の後席においては、必然的にベンチシートが採用されている。
  • 補助席
    普段は折り畳まれた状態で他のシートの横に据え付けられているが、使用時には展開して着座できるように作られたシート。2列目シートの片側か中央部をこの補助席にすれば、非使用時の折り畳み状態にすれば、補助席のスペースが前後移動の際の通行スペース(ウォークスルー)として活用でき、いざ定員を増やしたい時には、補助席を展開すれば定員が増やせるという柔軟性が利点である。欠点は、折り畳みさせる都合上、シートのクッション厚を厚くできないなどで座り心地のに欠けてしまう点が挙げられる。かつてはキャブオーバー型1BOXカーやミニバンでこの補助席の採用が見られたが、現行車では補助席を採用する車種はほとんど見られない。

シートアレンジ

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乗用車においては、座席の位置や形状を変化させることによって、乗用車の用途を変更できる。このことをシートアレンジと呼ぶ。これによってより多目的に乗用車を使用できるようになる。いわゆるRVと呼ばれるカテゴリでは、シートアレンジを自由に行えるが、セダンではほとんどシートアレンジの自由度が低い。以下ではシートアレンジの種類、そしてシートアレンジを行う際に作業の多くを占めるシートの格納方法について詳述する。

代表的なシートアレンジの種類

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以下に代表的なシートアレンジの種類を挙げる。呼称については、各メーカー・メディアによってまちまちであり、統一されたものは無い。よって本項では代表的な呼称を使用するか、もしくは代表的と呼べる呼称が無い場合は、意味が分かりやすいであろうと思われる呼称を用いて記す。

  • フル乗車形態
    最大定員乗車可能な基本的な形態。シートの移動や格納は一切していない形態である。
  • フルフラット形態もしくはオールフラット形態
    全てのシートの背もたれを後方に最大限倒して、真後ろのシートの座面の角に背もたれの上部を接触させるようにすることで、全シートを平らな状態にする形態。その際、ヘッドレストは外す。1~3列目シート全ての背もたれを倒してこの形態にできる車種もあれば、1・2列目もしくは2・3列目シートでしかできない車種もある。そもそもセダンではこの形態にはできない場合が多いが、ミニバンやSUVにおいては代表的なシートアレンジの形態である。想定される使用例は、車中泊もしくは仮眠のためにベッド代わりとしての使用である。走行中の使用は想定されていない。
  • 最大ラゲージスペース形態
    2・3列目シートを何かしらの方法で格納することで、ラゲージスペース(荷物を積めるスペース)を最大限確保する形態。一部車種では助手席をも格納してさらなるラゲージスペースの拡大が図れるものもある。こちらもミニバンやSUVにおいては代表的なシートアレンジの形態である。セダンでは一部車種においては後席の背もたれを前方に倒すことによって、この形態にできるものもある。
  • 2・3列目シート対面乗車形態
    2列目シートを180度回転させて、3列目シートと向き合うようにする形態。2列目シートに座る人は後ろを振り向かなくとも、3列目シートに座る人と向き合えるため、自然な姿勢での会話が楽しめる。しかし実用性が高い形態とはいえず、ミニバンの一部の車種でしかこの形態は採用されていない。この形態での走行は、危険なため厳禁とされている。
  • 2列目シートバックテーブル使用形態
    2列目シートの背もたれを前方に倒して、その2列目シートをテーブル代わりとして使用する形態である。この形態ができる2列目シートの背面は、テーブルとしての機能も果たせるよう、トレーやドリンクホルダーが装備されている。ただしトレーやドリンクホルダーは底が浅い作りとなっている。ちょっとしたリビング気分が味わえる形態で、ミニバンに多く採用されている形態である。シートが2列目までしか用意されていない車は、この形態にはできない。
  • その他のシートアレンジの種類
    • 2・3列目シートを全て格納して