コンテンツにスキップ

利用者:Rgou/sandbox

登場人物

[編集]
魔王
かつて異世界メルトキオに君臨していた魔王。勇者に敗れて死を実感した直後、アメリカの「ROUTE66」前に転移し、そのまま師匠に拾われることになる。子供っぽくて純粋な性格で、天然かつズレた思考の持ち主。
美しい青年の容姿をしているが、少し抜けた表情をしているらしい。本来の姿には角や翼、尻尾があるが普段は隠している。変身や移動など様々な魔法が使え、目から「邪眼ビーム」と称する技を放つ事もできる。元々食事習慣はなく生物の血液からエネルギー源となる魔力を摂取していたが、地球に来てからは師匠が作ったハンバーガーと付け合せのピクルスをこよなく愛するようになる。
師匠
ハンバーガーダイナー「ROUTE66」を一人で営む少女。しっかり者の性格。常識を知らない魔王に手を焼きつつも彼の保護者的な立場となり、少しずつ魔王に心を許し始める。魔王にハンバーガーの作り方を教えたことを切っ掛けに「師匠」と呼ばれるようになった。
幼少期のハロウィンの思い出から所謂モンスター等を好み、ホラー映画のDVDを多数所持している。華奢だが腕力は強い。亡くなった父親の残した店を開き続ける反面、精神的に脆い一面もある。
魔剣アンティベラム
異世界の頃から魔王と共にある愛剣。意思を持ち、剣のみならずバイクなど様々な形状に化身することが可能。堅苦しいほど真面目な性格で、魔王とは異なり常識があり苦労人。基本的に魔王に従順だがゴキブリを斬るのだけは嫌がっていた。
『サイドオーダー』では人間の姿にも化身できるようになる。聖剣に好意を持つ一方、己のアイデンティティーとの間で苦悩していた。
チャーリー
師匠と同じ高校のクラスメイト。彼女に恋心を寄せていたがフラれてしまい、以降は魔王と彼女の関係を後押しするようになる。恋愛に疎い魔王にアダルトDVD観賞を勧めた事も。
アルファ
師匠の自宅の向かいに住む少年。ちびっ子ギャング団のリーダー。偶然魔王が魔法を使っている現場を目撃した事から魔王をギャング団の仲間に入れる。ゲーム好き。
ケリー
師匠の隣に住む未亡人の中年女性。不器用ながら他人を思いやれる心の持ち主。師匠と魔王を自分の子供の様に可愛がっている。勇者に一目惚れされ、付きまとわれて迷惑そうにしていたが・・・
スティーブ
「ROUTE66」の常連であるトラック乗りで、自称43歳独身。師匠を「歌姫」と呼ぶ。特技は盗撮。『サイドオーダー』で「スティーブン=マスク」の名前でホラー作家として活動している事が判明し、師匠は彼の小説の大ファンだった。
勇者
かつて異世界メルトキオで魔王を討った勇者にして第56代救世主。魔王と戦った時は若かったが、異世界と地球との時間差で魔王と再会した時には既に老人になっていた。魔石の力によって異世界へ渡る事が可能で、かつて魔王を倒した武器も地球で調達した物。異世界の「勇者を管理する組織」が引退した勇者を徴兵しようと目論んだために、それを拒んで再び地球へと逃げ延びた。
当初は魔王を殺そうとしたり、脱いではいけない決まりがある伝説の鎧のためにお風呂に入らなかったりなど頑固で偏屈なところもあったが、魔王と師匠と共に過ごし、ケリーに惹かれる中で考え方を改めてゆく。
聖剣
勇者が用いる剣。その聖なる魔力は側に存在するだけで魔王の命を脅かしたが、師匠に叩き折られて力の大半を失った(直後にガムテープで修復)。
魔剣アンティベラム同様に意思を持ち、実は女性。可憐な少女の姿に変身することも可能。争いや血を見るのが苦手。『サイドオーダー』では魔剣に好意を寄せており、師匠に応援とアドバイスを貰っている。
チビ魔王
魔王の後に用意されていた次代の魔王。魔王によく似た幼い少年の姿をしている。魔力は決して弱くはないが魔王ほどではない。魔王にハンバーガーで手懐けられ、彼と共に地球へと渡る。
『サイドオーダー』では小学校に通い始め、アルファと仲良くなる。喋ることができないらしく、スケッチブックを使った筆談でコミュニケーションを取っている。
ジェイソン
ホラー映画13日の金曜日』に登場する殺人鬼。魔王は師匠に映画のDVDを見せられてからジェイソンを特に怖がるようになってしまい、ハロウィンの仮装を見た時にも怯えるほど。
『サイドオーダー』では13日の金曜日に実物が出現したが、アルファとチビ魔王に退治されるなど散々な目に遭っている。
ベンジャミン
『サイドオーダー』から登場。愛称はベン。隣町の不良少年グループのリーダーで怖い顔をした黒人青年。魔王の「お仕置き」を受けた事で更生を果たし、「ROUTE66」の常連になる。魔王を「ブラザー」と呼ぶ。