利用者:R.abe 1127/sandbox
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和風建築の仕切り戸
[編集]仕切り戸とは壁の代わりに部屋を仕切る扉のこと
仕切り戸の歴史
[編集]仕切り戸はかつては法隆寺の一枚板の扉のような、二枚の板をつなぎ合わせ固定させるために端はし喰ばみという横板を入れただけの端喰戸が使われた。 平安時代には軸によって回転する妻戸(開き戸)、左右に開閉する遣戸(やりど)、現在の格子戸の原型である蔀戸(しとみと)(開けるときは内部上方に釣り上げて金具に掛ける。歴史的建築物以外では見られない)などがあらわれる。
平安後期には明かり障子が普及し、その保護のための引戸として登場したのが舞良戸(まいらど)。蔀戸を原型とし、雨戸の原型とされている。
和風建築の仕切り一覧
[編集]太格子戸
[編集]横格子戸の横の格子子をもっと太くして、間隔をあけて入れたもの。
横格子戸
[編集]格子子を横に入れたもの。
大阪格子戸
[編集]見付け1.2㎝程度の細い格子子を筬欄間のように見付け幅くらいの狭い間隔で縦に並べ、その裏に障子紙を貼るか、溝を設けて取り外し可能な紙張りの小障子を嵌め込んだもの
木連れ格子戸
[編集]格子を正方形の枠組みに組み込んだもの。見付け寸法1寸(3㎝)くらいの格子子を縦7本・横15本入れたもの。
吹き寄せ格子戸
[編集]格子子を2本ずつ吹き寄せにしたもの
切り落とし格子戸
[編集]格子子を1~2本おきに先端を切り落としたもの。
竪繁格子戸(千本格子戸)
[編集]竪格子子を繁く(細かく)13・15本入れたもので、しっとりした和風の趣きとなります。
竪格子戸(連子格子戸)
[編集]細かい格子子を縦に7・9・11本、横に格子子のずれを防ぐための貫を3・5本入れたもの。
荒組(荒間)格子戸
[編集]格子子(障子の組子)の見付を太くし、竪に3・5本入れただけのもの。
格子戸
[編集]格子戸は桟戸の一種。平安時代後期から嵌め殺し格子戸が利用されるようになり、鎌倉時代になると禅寺を中心に格子戸が普及した。当時は竹を用材としていたよう。室町時代以降、書院建築の基本となる扉や戸に格子が使用されるようになり、江戸時代になると庶民の家にも玄関格子戸や窓の目隠し格子が普及していった。
脚注
[編集]参考文献
[編集]無記名 2020年 仕切り戸の歴史 | 和風住宅の基礎知識 (wafujyutaku.jp) https://wafujyutaku.jp/japanese-style-room/215
無記名 2020年 仕切り戸 | 和風住宅の基礎知識 (wafujyutaku.jp)https://wafujyutaku.jp/japanese-style-room-cat/shikirido