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利用者:Puhitaku/sandbox/ヒナちゃんチェンジ

ヒナちゃんチェンジ
ジャンル 学園漫画
漫画
作者 梶川岳
出版社 集英社
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2019年6月28日 -
巻数 既刊なし(2019年8月20日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

ヒナちゃんチェンジ』は、梶川岳による日本漫画。漫画配信アプリおよびウェブサイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて連載中[1]

あらすじ

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高校で激しいいじめを受ける 天野ヒナ と、クラスで男女構わず人気者の 滝沢蓮 。全く違う世界にいる二人は、「秘密の魔法」を共有する幼馴染同士。それは、ゆびきりのように小指を絡ませて「チェンジ」と唱えると、二人の心が入れ替わるというものだった。小さい頃は ―― ときには「チェンジ」も使って ―― いつでも一緒に遊んでいた二人も、成長と共に離れていき、高校生となった今では会話すらほとんどしなくなっていた。

ある日、蓮はクラスメイトの マコト に対する友情が、友情ではなく恋愛感情であることに気付き、意を決して告白する。しかしあえなく失敗、自らがゲイであることを認識して自己嫌悪に陥ってしまう。彼を慰めるヒナを見て、蓮は「チェンジ」を願い出る。そしてついにヒナの身体を使ってマコトへの告白に成功するも、勢い余ってヒナの身体のまま身体関係を持ってしまう。過ちを自責しながら必死で謝るマコト。しかし、彼と彼女の唯一の「絆」である「チェンジ」を失いたくないばかりに、ヒナはそれを許し、あまつさえ「望むなら 私のこの身体 また貸してあげるよ」と提案した。

そして、ここから二人の歪んだ恋物語がはじまるのであった。

登場人物

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天野 ヒナ(あまの ひな)
ああああああああ
ライドウ[注 1]
ごく普通の男子生徒。「ライドウ」、「ライドウ君」と呼ばれている。クラスでは阿波連さんの隣の席に座る。入学してこのかた彼女と距離を感じていたが、彼女の落とした消しゴムを拾ったことで接点を持つようになる。距離感の測れない彼女に度々困惑するも、特に嫌がることはなく、物腰も柔らかい。妄想癖があり、阿波連さんのちょっとした行動や変わった仕草から良からぬことを妄想してしまう。表情に乏しく、表情を豊かにする訓練を阿波連さんと行うも紙面上では差があるようには描かれていない。動物が苦手なようで、動物カフェの犬や阿波連さんが連れている犬を「猛獣」と心の中で呼び恐れおののいている。
大城(おおしろ)
いつも困り顔で赤面している女子生徒。「大城さん」と呼ばれている。1年生では阿波連さん達とは別の組に在籍し、2年生より同じクラスになった。阿波連さんとは小学生のころからの幼馴染である。並の男子より高い身長をコンプレックスに感じており、対照的に背の小さい阿波連さんをいつも気にかけていた。小学生当時、阿波連さんに「かわいいと思う」と言われて以来、対面すると上がってしまうため中学高校と遠くから見守るようになった。ライドウのことを阿波連さんをたらしこむ悪者だと決めつけて付け回していたところを見つかり、以降は直接ライドウや阿波連さんと話せるようになった。両親が理髪師であり自身も散髪ができるほか、メイクやマッサージに至るまで多才にこなす。日頃ボクササイズや筋トレをしているためか力が強い。
石川(いしかわ)
ライドウと阿波連さんのクラスメイト。よくライドウと話している。佐藤の幼馴染。
佐藤 ハナコ(さとう ハナコ)
ライドウと阿波連さんのクラスメイト。石川の幼馴染であり、ハナちゃんと呼ばれている。普通であることを至上とする、本人曰く「普通の学校に普通に通って普通に部活して普通の生活を送ってる普通の高校一年生」。石川と共に阿波連さんたちを笑顔で見ていることが多いが、彼女らのはかれない行動とそれに頓着しない石川に内心戸惑っている。しかし普通でありたいがためにそれを表に出さないようにしている。
玉那覇 りく(たまなは りく)
第71話で初登場。転校生。着崩した制服、シュシュでまとめた明るい髪、褐色の肌といったギャル風の容姿をしている。阿波連さんを可愛がり、タピオカドリンク店に連れ回す明朗な性格。阿波連さんは彼女のことを覚えていない様子だが、かつての阿波連さんの同級生であり、高校でもまた友達になりたいと思っている。
宮平先生(みやひらせんせい)
体育教師。阿波連さん達が1年生の時にクラスを担任。以前から親しいのか桃原先生を「桃ちゃん」と呼び、タメ口で話す。そのほか、桃原先生の家に度々足を運んでは体調を崩した彼女を手料理で看病したりもしている。
桃原先生(とうばるせんせい)
古文教師。2年生に進級した阿波連さん達のクラスを担任している。宮平先生とはタメ口で話す。目が細く人相が悪いが、阿波連さんとライドウの仲睦まじい様を「あはれ」や「をかし」と形容して鑑賞している。二人が何かするごとに「あはれが致死量に達して」鼻血を出したり、過呼吸になったり、倒れたりしている。そのせいで授業が中断したこともある。歴史好きの一環として日本古来の遊びに精通しており、ライドウたち生徒と羽子板で勝負し打ち負かす一幕もあった[2][注 2]

その他

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ライドウの妹
女子中学生。外見や妄想癖などところどころ兄に似ているが、彼女のほうが表情は豊かである。いつもぶっきらぼうでつっけんどんな喋り方をしているが、兄が阿波連さんに付き合って変な行動をしているのを目の当たりにすると心配し、杞憂であったとわかると安心するなど家族らしい一面も持つ。兄の読唇術習得を嫌々ながらも手伝ったり、ハンドスピナーを手渡したりなど度々エピソードに登場する。
阿波連れん(あはれんれん)
阿波連さんの弟。小学生。容姿が姉に非常に似ているため、姉の制服を着ると見分けがつかない。ライドウが彼と初めて会った時は終始阿波連さんと勘違いしていた。声が大きい、表情が豊か、UFOキャッチャーやゲームが下手、小食、といったように容姿以外は姉とは正反対である。
阿波連さんの妹
本編未登場。4巻の描き下ろし漫画で阿波連さんのセリフによれば中学生。阿波連さんが学校で使用している水着は妹の「お上がり」である。
あっくん
近所の男子小学生。帽子と絆創膏が特徴。公園でハンドスピナーを回していた阿波連さんを慕い阿覇王さまと呼んでいる。幼馴染のふたばから好意を向けられていることに全く気付いておらず、いつも邪険に扱っている。
ふたば
近所の女子小学生。双葉の柄や形をあしらった服装をしている。幼馴染のあっくんに好意を寄せているものの、いつも素直になれずツンツンしているせいか真意は伝わっていない。阿波連さんを呼び捨てにしたり「ショタコン悪女」と心の中で呼ぶなど、一方的に彼女を恋敵だと思っている。リバーシが得意。料理は苦手。
阿波連さんが飼っている大型犬。弁当を学校に持ってくる、上に阿波連さんを(ときには寝たまま)乗せて家に連れて帰る、信号を見て止まるなど知能が非常に高い。

書誌情報

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脚注

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注釈

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  1. ^ 名字は 来堂 であることが表札や成績表からわかる。名前は明かされていない。
  2. ^ 先生一人に対して生徒二人、かつ自身は着物を着用という不利な状況でほぼ完封勝利した。ただし、討ち入り装束を着た阿波連さんに対しては「あはれ」を感じてしまい唯一敗北した。

出典

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  1. ^ [第1話ヒナちゃんチェンジ - 梶川岳]”. 集英社 (2019年6月28日). 2019年8月20日閲覧。
  2. ^ 第60話より。
  3. ^ ヒナちゃんチェンジ 1”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  4. ^ ヒナちゃんチェンジ 2”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  5. ^ ヒナちゃんチェンジ 3”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  6. ^ ヒナちゃんチェンジ 4”. 集英社. 2018年10月24日閲覧。
  7. ^ ヒナちゃんチェンジ 5”. 集英社. 2018年11月2日閲覧。
  8. ^ ヒナちゃんチェンジ 6”. 集英社. 2019年4月4日閲覧。
  9. ^ ヒナちゃんチェンジ 7”. 集英社. 2019年8月2日閲覧。

外部リンク

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