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利用者:Piewith/sandbox

文化遺産オンラインは、文化庁が運営する日本の文化遺産に関するポータルサイトである[1]

『源氏物語』は光源氏を中心とした四代にわたる恋愛長編小説である[2]

  1. ^ 文化遺産オンライン”. 2021年12月20日閲覧。
  2. ^ 瀬戸内寂聴『源氏物語 巻一』講談社、1997年、266頁。ISBN 4062521016 

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安房直子


変更前:安房 直子(あわ なおこ、本名:峰岸 直子(みねぎし なおこ)1943年1月5日 - 1993年2月25日)は、日本児童文学作家

東京に生まれる。

引っ越しの多い幼少期を過ごしたのち、日本女子大学附属高校を経て、1965年日本女子大学国文科を卒業。

山室静の指導を受けつつ、児童文学を創作し、同人誌『海賊』を創刊。

1971年、『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞受賞。

1973年、『風と木の歌』で小学館文学賞授賞。

1982年、『遠い野いばらの村』で野間児童文芸賞授賞。

1985年、『風のローラースケート』で新美南吉児童文学賞授賞。

1991年、『花豆の煮えるまで』でひろすけ童話賞受賞。

長らく西東京市に暮らして執筆活動を続けていたが、1993年、肺炎により逝去。享年50。

幻想的作風だが、あくまで日本的な民話風の趣をもった作品が多く、晩年は、後の世界を意識したものが多いとする評もある。

没後も評価は高く『安房直子コレクション』全7巻が刊行されている。

2005年サンリオの雑誌『詩とメルヘン』に掲載された全17編を収録した『安房直子 十七の物語 夢の果て』が、掲載当時コンビを組んだ味戸ケイコの書き下ろしイラストを添えて、当時の編集者であり瑞雲舎の代表を務める井上富雄の手によって刊行された。

『きつねの窓』は1992年より教育出版の国語教科書(小学6年生)に収録されていた。

  • 『北風のわすれたハンカチ』(旺文社, 1971)
  • まほうをかけられた舌』(岩崎書店、1971 のちフォア文庫
  • 『風と木の歌』(実業之日本社, 1972)
  • 『白いおうむの森』(筑摩書房、1973 のちちくま文庫
  • 『ハンカチの上の花畑』(あかね書房、1973 のち講談社文庫あかね文庫
  • 『しろいしろいえりまきのはなし』(小学館、1974)
  • 『銀のくじゃく』(筑摩書房、1975 ちくま文庫)
  • 『ライラック通りのぼうし屋』(岩崎書店, 1975)
  • 『きつねの窓』(角川文庫、1975)
  • 『白樺のテーブル』(偕成社、1976)
  • 『しろいあしあと』(小学館、1976)
  • 『きつねのゆうしょくかい』(講談社、1976)
  • 『日暮れの海の物語』(角川書店、1977 のちフォア文庫)
  • 『ころころだにのちびねずみ』(旺文社、1977)
  • 『すずをならすのはだれ』(PHP研究所、1978)
  • 『木の葉の魚』(サンリオ、1978)
  • 『天の鹿』(筑摩書房、1979)
  • 『だんまりうさぎ』(偕成社、1979)
  • 『あめのひのトランペット』(金の星社、1980)
  • 『南の島の魔法の話』(講談社文庫、1980)
  • 『しいちゃんと赤い毛糸』(旺文社、1980)
  • 『はるかぜのたいこ』(金の星社、1980)
  • 『だれにも見えないベランダ』(講談社文庫、1981)
  • 『遠い野ばらの村』(筑摩書房、1981 のち文庫)
  • 『ねずみのつくったあさごはん』(秋書房、1981)
  • 『ゆきひらのはなし』(PHP研究所、1981)
  • 『青い花』(岩崎書店、1983)
  • 『花のにおう町』(岩崎書店、1983)
  • 『コンタロウのひみつのでんわ』(秋書房、1983)
  • 『冬吉と熊のものがたり』(ポプラ社、1984)
  • 『風のローラースケート』(筑摩書房、1984)
  • 『ふしぎな青いボタン』(ひくまの出版、1984)
  • 『鶴の家』(講談社文庫、1984)
  • 『ねこじゃらしの野原』(講談社、1984)
  • 『やさしいたんぽぽ』(小峰書店、1985)
  • 『グラタンおばあさんとまほうのアヒル』(小峰書店、1985)
  • 『空にうかんだエレベーター』(あかね書房、1986)
  • 『三日月村の黒猫』(偕成社、1986)
  • 『鳥にさらわれた娘』(ケイエス企画、1987)
  • 『べにばらホテルのお客』(筑摩書房、1987)
  • 『おしゃべりなカーテン』(講談社、1987)
  • 『うさぎ屋のひみつ』(岩崎書店、1988)
  • 『トランプの中の家』(小峰書店、1988)
  • 『さんしょっ子』(小峰書店、1989)
  • 『サンタクロースの星』(佼成出版社、1989)
  • 『わるくちのすきな女の子』(ポプラ社、1989)
  • 『うさぎのくれたバレエシューズ』(小峰書店、1989)
  • 『月へ行くはしご』(旺文社、1991)
  • 『ひめりんごの木の下で』(クレヨンハウス、1993)
  • 『たんぽぽ色のリボン』(小峰書店、1993)
  • 『すずめのおくりもの』(講談社、1993)
  • 『花豆の煮えるまで』(偕成社、1993)
  • 『安房直子コレクション』全7巻(偕成社、2004)
  • 『安房直子 十七の物語 夢の果て』(瑞雲舎、2005)
  • The Fox's Window and Other Stories. Univ of New Orlenans Fndt Pr.(2010-06-16).ISBN 9781608010066


変更後:安房 直子(あわ なおこ、本名:峰岸 直子(みねぎし なおこ)[1]1943年1月5日 - 1993年2月25日)は、日本児童文学作家[2]

東京に生まれる[3]

引っ越しの多い幼少期を過ごしたのち、日本女子大学附属高校を経て、1965年日本女子大学国文科を卒業[4]

山室静の指導を受けつつ、児童文学を創作し、同人誌『海賊』を創刊[4]

1971年、『さんしょっ子』で日本児童文学者協会新人賞受賞[4]

1973年、『風と木の歌』で小学館文学賞授賞[4]

1982年、『遠い野いばらの村』で野間児童文芸賞授賞[4]

1985年、『風のローラースケート』で新美南吉児童文学賞授賞[4]

1991年、『花豆の煮えるまで』でひろすけ童話賞受賞[4]

長らく西東京市に暮らして執筆活動を続けていたが、1993年、肺炎により逝去。享年50[4]

幻想的作風だが、あくまで日本的な民話風の趣をもった作品が多く、晩年は、後の世界を意識したものが多いとする評もある。

没後も評価は高く『安房直子コレクション』全7巻が刊行されている。

2005年サンリオの雑誌『詩とメルヘン』に掲載された全17編を収録した『安房直子 十七の物語 夢の果て』が、掲載当時コンビを組んだ味戸ケイコの書き下ろしイラストを添えて、当時の編集者であり瑞雲舎の代表を務める井上富雄の手によって刊行された[5]

『きつねの窓』は1992年より教育出版の国語教科書(小学6年生)に収録されていた[6][7]

脚注

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  1. ^ 安房直子 作、淵上昭広 絵『まほうをかけられた舌』岩崎書店〈岩崎幼年文庫1〉、1971年、94頁。 
  2. ^ 市古夏生・菅聡子『日本女性文学大辞典』東京:日本図書センター、2006年1月。ISBN 4-8205-7880-4 
  3. ^ 神宮輝夫『現代児童文学作家対談』 9 (あまんきみこ・安房直子・末吉暁子)、東京:偕成社、1992年10月、173-183頁。ISBN 4-03-020090-7 
  4. ^ a b c d e f g h 神宮輝夫『現代児童文学作家対談』 9 (あまんきみこ・安房直子・末吉暁子)、東京:偕成社、1992年10月、173-183頁。ISBN 4-03-020090-7 
  5. ^ 安房直子『安房直子 十七の物語 夢の果て』東京:瑞雲舎、2005年12月、248-252頁。ISBN 4-916016-58-0 
  6. ^ 佐藤泰正『女流文学の潮流』東京:笠間書院、2013年3月、124頁。ISBN 978-4-305-60262-6 
  7. ^ 『女性作家は捉え返す 女性たちの物語』ひつじ書房、2020年、53頁。ISBN 9784823410475