コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:Omotecho/sandbox/ボンベイ州

ボンベイ県

(1947年–1950年)
ボンベイ州 (1950年–1960年)

インドの州(}{en icon}}
1947 - 1960 [[マハーラーシュトラ州|]]
 
[[グジャラート州|]]

ボンベイ県の紋章

紋章

ボンベイ県の位置
ボンベイ県の位置
1956年-1960年 ボンベイ州
政庁所在地 ボンバイ (1947年8月15日–1960年5月1日)
歴史
 - ボンベイ総督領((英語))、デカン高原諸州機関ならびにバローダ州西インド州グジャラート州機関(一部) 1947
 - クチュ州を併合 1956
 - サウラシュトラ州を併合 1956
 - ヴィダルバー((英語))を併合 1956
 - マハーラーシュトラ州グジャラート州に分割 1960
面積
 - 1956 494,358km2
人口
 - 1956 48,264,622 
     人口密度 97.6/km2
前身
後継
ボンベイ総督領
[[デカン高原諸州機関「(英語))]]
[[バローダ州西インド州グジャラート州機関((英語))]]
[[サウラシュトラ州((英語))]]
[[クチ州(英語)]]
[[マハーラーシュトラ州]]
[[グジャラート州]]
1947年以降のインドの各州(英語)
ボンベイ県北部(1909年)
ボンベイ県南部(1909年)

ボンベイ州: Bombay State)はインド大反乱を受けて設けられたインドの地方行政区画のひとつ。設立後、ボンベイ総督領(英語)[注釈 1]に複数の自治体を併合し、バローダ州西インド州グジャラート州機関(英語)[注釈 2]ならびにデカン諸州機関(英語)[注釈 3]が該当する。

言語に基づく自治体再編には1956年11月1日発効の「州再編法」(英語)が設けられ、ボンベイ州は旧サウラシュトラ州(英語)や旧クチ州(英語)などを吸収し拡大する。その後、1960年5月1日に解体、言語区分に基づき改めて2州に分割し、グジャラート語話者のグジャラート州、対するマハーラーシュトラ州マラーティー語圏として発足したのである[1]

歴史

[編集]

イギリス領インド帝国時代、インド西岸でイギリスの直轄統治下にあった地域はボンベイ総統領 :en:Bombay Presidency に属し、1937年にイギリス領インドの行政区画:en:Presidencies and provinces of British Indiaに制定された[2][3]

1947年のインド独立後 :en:Indian independence movement、ボンベイ総督領はインドに組み込まれてボンベイ州に再編され、シンド州はパキスタン領

になる。政治的に旧ボンベイ総督領の影響下にあったデカン高原のコールハープル地域、旧グジャラート州のバローダ地域とダング地域 :en:Dangs district, India などの藩はボンベイ州に領が含まれる[4]

州域の拡大

[編集]

州の再編法が発効した1956年11月1日、従来はボンベイ州に属したカンナダ語話者の居住するベルガウム (コールハープルを除外)、ビジャプル :en:Bijapur district, Karnataka、ダルワール :en:Dharwar、北カナラ :en:North Canaraは、マイソール州 :en:Mysore State に再編される[5]

しかしながらボンベイ州は設置時よりも著しく東へ拡大しており、マラーティー語圏の

ハイデラバード州マラトワダ地区 Marathwada、マディヤ・プラデーシュ州南部ヴィダルバのほか、グジャラート語圏もサウラシュトラ州 :en:Saurashtra Stateとカッチ州を併合している。地元住民はボンベイ州を指して「素晴らしいバイリンガル州」と呼ぶ[3]

州再編委員会は1956年、ネルーの意思に反して、ボンベイをそ

の首都とするマハラシュトラ語とグジャラート語の2言語公用州を推奨する。これに先立つ1955年、下院に当たるローク・サバーの討議でインド国民会議は、ボンベイ市を自治都市として法制化するよう求めていた[6]。1957年選挙ではサミュクタ・マハー・ラシュトラ運動 :en:Samyukta Maharashtra movement はどちらの提案にも反対し、独自案としてボンベイをマハラシュトラ州の首都に指定するよう主張した[7]

ボンベイ州の解体

[編集]

ボンベイ州は1960年5月1日に解体され、マハーラーシュトラ州グジャラート州が成立した[8]

サミュクタ・マハーラーシュトラ運動 :en:Samyukta Maharashtra Movement のデモ隊と警官との衝突で犠牲者107人が出た後、ボンベイ州は言語系に基づき再編された[9]グジャラート語圏はマハーグジャラート運動 :en:Mahagujarat Movementを受けグジャラート州に編成される[10]ボンベイを首都とするマハー

ラーシュトラ州は旧ボンベイ州のマラーティー語圏、中央州とベラル :en:Central Provinces and Berar から8地区、旧ニザーム王国(ハイデラバード州の5地区)、さらにそれらの中間にある多数の藩王領を合併して成立した[11]

州の首長

[編集]

ボンベイ州にはインド独立後、3人の首長がいた。

  • バラサヘブ・ガンガダール・ケールが初代首長に就任(:en:B. G. Kher 1946年–1952年)

  • モラルジー・デーサーイー(1952年–1956年)
  • ヤシュワントラオ・チャヴァン(:en:Yashwantrao Chatan 1956年–1960年)

知事

[編集]

1960年に「ボンベイ知事」の職位はマハラシュトラ州知事に変更された[12]

氏名 着任 退任 在任年数
1 ラジャ・サー・マハラジ・シン 1948年1月6日 1952年5月30日 4
2 ギリヤ・シャンカー・バジパイ卿 1952年5月30日 1954年12月5日 2
ハレクスルナ・マハータブ 1955年3月2日 1956年10月14日 1
4 スリ・プラカサ[f] 1956年12月10日 1962年4月16日 6

出典マハラシュトラ州知事[12]およびボンベイ広域地区地名辞典[13]

年表
Sri PrakasaHare Krishna MahtabGirija Shankar BajpaiRaja Maharaj Singh

関連項目

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ Ramachandra Guha ((英語)). (2007) India after Gandhi: The History of the World's Largest Democracy. HarperCollins. (英語)
  2. ^ Yagnik, Achyut; Suchitra Sheth (2005). The Shaping of Modern Gujarat: Plurality, Hindutva, and Beyond.. Penguin Books India. p. 226. ISBN 978-0-14-400038-8. https://books.google.com/?id=wmKIiAPgnF0C&pg=PA226&lpg=PA226&dq=mahagujarat+movement#v=onepage&q=mahagujarat%20movement&f=false 24 November 2012閲覧。 
  3. ^ a b Grover, Verinder; Ranjana Arora (1994). Federation of India and States' Reorganisation: Reconstruction and Consolidation. Deep and Deep Publications. p. 392. ISBN 978-81-7100-541-3. https://books.google.com/?id=Qu-CbNG66zkC&pg=PA393&dq=mahagujarat#v=onepage&q=mahagujarat&f=false 24 November 2012閲覧。 
  4. ^ Bhattacharya, Sanjoy (2006), Expunging Variola: The Control and Eradication of Smallpox in India, 1947–1977, Orient Blackswan, p. 18, ISBN 978-81-250-3018-8, https://books.google.com/?id=rxcJ1ACY_74C&printsec=frontcover 8 January 2009閲覧。 
  5. ^ States Reorganization Act 1956”. Commonwealth Legal Information Institute. 16 May 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。1 July 2008閲覧。
  6. ^ “The battle for Bombay”. The Hindu. (13 April 2003). オリジナルの3 April 2010時点におけるアーカイブ。. https://www.webcitation.org/5oiM6UKR9?url=http://www.hinduonnet.com/thehindu/mag/2003/04/13/stories/2003041300240300.htm# 12 November 2008閲覧。 
  7. ^ Samyukta Maharashtra”. Government of Maharashtra. 6 October 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。12 November 2008閲覧。
  8. ^ Sadasivan, S. N. (2005). Political and administrative integration of princely states. Mittal. ISBN 9788170999683. https://books.google.com/books?id=kWptYbzpXE8C&pg=PA26&lpg=PA26&dq=UNITED+STATE+OF+KATHIAWAR&source=bl&ots=dErpdGrhEq&sig=mIHUfl5Q5GK4iLjZ84NxtL0oPq0&hl=en&ei=mjRoTtDxEIjYrQfv853mCg&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=7&ved=0CEUQ6AEwBg#v=onepage&q=UNITED%20STATE%20OF%20KATHIAWAR&f=false 
  9. ^ “Sons of soil: born, reborn”. Indian Express Newspapers (Mumbai) Ltd.. (6 February 2008). http://www.indianexpress.com/news/sons-of-soil-born-reborn/269628/  Retrieved on 12 November 2008.
  10. ^ Gujarat”. Government of India. 16 January 2008閲覧。
  11. ^ Maharashtra”. Government of India. 16 January 2008閲覧。
  12. ^ a b Previous Governors List”. Governor of Maharashtra. 6 February 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。23 December 2008閲覧。
  13. ^ “List of the Governors of Bombay”, Greater Bombay District Gazetteer, Maharashtra State Gazetteers, I, Government of Maharashtra, (1986), オリジナルの6 September 2008時点におけるアーカイブ。, http://www.maharashtra.gov.in/english/gazetteer/greater_bombay/history.html#40 13 August 2008閲覧。 

Template:States of India on 26 January 1950


tl:States of India on 26 January 座標: 北緯18度58分30秒 東経72度49分33秒 / 北緯18.97500度 東経72.82583度 / 18.97500; 72.825831950. 日本語版にないテンプレートを平文化、英語版から手動で持ちこみます。 [[Category:インドの政治 (州別)]] [[Category:マハラシュトラ州]] [[Category:グジャラート州の歴史]] [[Category:ムンバイの歴史]] [[Category:インドの歴史 (州別)]] [[Category:インドの歴史 (時代別)]] [[Category:イギリスの植民政策]] [[Category:ポルトガルの植民政策]] [[Category:東インド会社]]
引用エラー: 「注釈」という名前のグループの <ref> タグがありますが、対応する <references group="注釈"/> タグが見つかりません