利用者:Omotecho/sandbox/フランチェスカ・ディ・ジョヴァンニ
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フランチェスカ・ディ・ジョヴァンニ (伊:Francesca Di Giovanni 1953年3月24日-)はイタリアの弁護士で1993年よりバチカン国務省に勤務し、2020年1月にローマ教皇庁国務省高官に女性で初めてついた。
経歴
[編集]ディ・ジョヴァンニはパレルモ出身で法律を専攻し公証人補として経験を積み、フォコラーレ運動国際事務局の管理部に職を得る。1993年9月15日にバチカン国務省に入省、多国間事案の部署に勤める。職務経歴は国際的な人権および難民と移民、情報交換、私法、女性の地位、著作権、観光にわたる[1][2]。
フランシスコ教皇により2020年1月15日、バチカン国務省外務局次官を受任、多国間事案を担当する[3]。ローマ教皇庁で通常は聖職者の職掌とされた管理職に、女性として一般信徒として初めて着任する[4][5][注釈 1]。バチカンの目指す政府間組織および国際的な協定について職務権限があり、2国間交渉は職掌を分け、Miroslav Wachowski 次官 (ポーランド出身聖職者) が就任[7][注釈 2]。
注釈
[編集]- ^ 国務省外務局次官は副大臣相当とされる[6]。
- ^ 直近の担当者アントワーヌ・カミレッリ Antoine Camilleri が教皇庁大使 Apostolic Nuncio に転じる2019年10月31日まで、多国間および2国間交渉は単一の職責であった[8]。
出典
[編集]- ^ “Vatican appoints first woman to senior role in Church” (英語). BBC News. (15 January 2020) 16 January 2020閲覧。
- ^ “In Segreteria di Stato un sottosegretario donna: Francesca Di Giovanni” (イタリア語). Vatican News. (15 January 2020) 16 January 2020閲覧。
- ^ "Resignation and Appointments, 15.01.2020" (Press release) (英語). ローマ教皇庁広報室. 15 January 2020. 2020年1月16日閲覧。 バチカン発2020年1月15日付「人事異動」
- ^ “Pope names 1st Woman Managar in Vatican Secretariat of State” (英語). New York Times. Associated Press. (15 January 2020) 16 January 2020閲覧。
- ^ Vecchi, Gian Guido (15 January 2020). “Vaticano, Francesca Di Giovanni è il primo sottosegretario donna nella Segreteria di Stato” (イタリア語). Corriere della Sera 16 January 2020閲覧。
- ^ “副大臣ポストに初の女性 教皇の「前代未聞の決定」―バチカン:時事ドットコム”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ O'Connell, Gerard (15 January 2020). “Pope Francis appoints a woman for the first time to senior role in the Vatican’s Secretariat of State” (英語). America 16 January 2020閲覧。
- ^ "Resignations and Appointments, 31.10.2019" (Press release) (英語). Holy See Press Office. 2019年10月31日閲覧。 バチカン発2019年10月31日付「人事異動」
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