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利用者:Omotecho/インターネット・ガバナンス・フォーラム

リオデジャネイロ総会(2007年)

インターネット・ガバナンス・フォーラム英語: the Internet Governance Forum 頭字語IGF)とは、複層的な利害関係者をまとめる英語版複層的な利害関係者調整の組織として、インターネット統治システムの方針をめぐる会話促進に取り組む。市民社会のいずれを代表するかに関係なく平等な基準に立ち、インターネットの統治を議論する場に結集し、オープンで包括的なプロセスを通じて政府と民間の部門、または技術界と学術界を含むすべての利害関係者が協議する[1]。創設は国際連合事務総長より2006年7月に公表された。初回の会合は同年10月–11月の頃で、同時期に例年、年次総会を開く。

沿革

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世界情報社会サミット、WGIG第1期

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インターネットにおけるガバナンスの合意形成を目指した世界情報社会サミット は物別れに終わり(WSIS、2003年12月ジュネーブ開催)、それでも対話の継続は相互に認めあい、複層的な利害関係者が構成するインターネットガバナンス作業部会(WGIG)の設立を国連事務総長宛に申請した[2]

2004年と翌年に公開の聞き取りを重ねて参加者間に明確な同意を取り付けたWGIGは、最終報告書にあげた4案の一つとしてIGF創設を芸源する[3]。同報告書の第40文を引用する。

「WGIGはインターネット関連の公共政策問題に取り組むにおいて、既存の構造の中にある空白すなわち国際的で複層的な利害関係者のフォーラムが欠けていると特定した。利害関係者全員が対話に加わる場設立にメリットがあると結論した。当該の横断的で多次元的な空間は、複数の機関の影響下に置かれたり、対処する機関が全くない、もしくは対処法の調整ができていない既存及び新たな問題に対処できると予想される。」

WGIG 報告書は第2期世界情報社会サミットに提示された(2005年、チュニス)。

フォーラムという形態の発想はアルゼンチンでも提唱されており、チュニス第3回準備会議の提案に示した通りである[4]

「公共政策の問題およびインターネット・ガバナンス関連の発展的側面に関して、私たちは世界の複数利害関係者の交流と協力の強化を目指し、フォーラムを提案する。これはインターネットの持続可能性や安定性、堅牢性に貢献するべきものであり、既存のメカニズムや制度の代替手段ではなく、インターネットの日常的な運用を除外し、インターネット・ガバナンスに関する既存の構造よりも上層に構築するものとする。中立で重複がなく、拘束力のないプロセスとして構成するものであり、情報と最善手法の交換を促進し、問題を特定してその結果を周知させ、認識を高めて合意の形成と関与を構築する必要がある。私たちは技術と制度の急速な発展を認識し、フォーラムのメカニズムを定期的に見直して継続が必要だと判断するよう提案する。」

2005年指令

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IGFに対する指令は2005年WSISチュニス議定書に記された[5]。IGFが果たす義務は主に準備協議を率いてフォーラムの参加者間の対話を促進することで直接の意思決定権限は持たず、「新たな問題を特定して関連機関や一般大衆の注意を喚起、必要に応じて勧告を行う」とされた[6]。同指令72(h)は発展途上国の能力構築と地域資源の活用に焦点を当て、このグループとさまざまな関係者の関与強化を奨励した[5]。地域のさまざまな参加者が貴重なリソースの恩恵を受けてインターネット・ガバナンスの地域専門家の支援を取り付けるには、インターネット・ガバナンス能力構築プログラム(IGCBP=人権団体ディプロ財団主宰[注釈 1])の参加を得た。

構成

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国際連合はこの団体を5年にわたり委任する声明を2006年4月に発表した[7]

初回招集には事前に以下の2回の協議が行われた。

  1. 2006年2月16–17日 – ジュネーブで開催。議事録あり[8][9]
  2. 2006年5月19日 – 2回目は利害関係者を交えて初回のIGF総会開催について協議。議長は国際連合総長特別顧問ニティン・デサイ英語版インターネットガバナンス作業部会代表)[10]

IGF初回総会の開催は2006年7月18日に発表され、アテネギリシャ)を会場に会期は同年10月30日–11月2日とされた。

2011年更新と改善の指令

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5年限の指令が失効する2010年に臨み、国際連合はIGFの評価を加盟国に図ると国際連合総会決議を発表し活動期間をさらに5年延長する(2011–2015年)[11]

指令の更新に加え、国連の別の機関である「開発のための科学技術委員会」(ウィキデータ、CSTD[注釈 2])にIGF改善作業部会を設けると、そのCSTDWG[12]は2011年2月の初回から会議を5回開き、2012年初頭に報告書を提出して第15回会議の会期を2012年5月21–25日(ジュネーブ)とするよう勧告すると解散する[13]

この作業部会報告書に記された勧告事項15件は次の5分野にわたった[14](カッコ内は事項の件数)。

  1. IGF会議の成果を実行すること(2)。
  2. IGFの活動様式を公開協議、複層的関係者諮問グループ(MAG[注釈 3])、事務局を含めて改めるべき(3)。
  3. IGFの予算(3)。
  4. 参加と能力構築の拡大(4)。
  5. 他のインターネット・ガバナンス関連団体とIGFの連携(3)。

CSTDは国際連合経済社会理事会に対して2012年5月21日–25日に勧告を申し送り[15][16]、同年7月24日に受けた承認の内容は以下のとおり[17]

25. CSTD 作業グループによるIGF改善の功績がこのタスクを終了した点を評価。
26. 作業グループによるIGF改善報告書提出を評価、そのために時間を費やした評価委員の貴重な尽力に対する謝辞、作業グループの聞き取り過程に回答を寄せ関与した参加国その他の利害関係者に感謝する。
35. 事務総長に対し、2012年11月開催予定の第7回IGF会合[注釈 4]ならびに将来の会議に備えてIGFとその組織が継続的に機能することを確保するよう要請する。
36. インターネット・ガバナンスに関するIGF調整役役員として事務総長特別顧問の任命を勧告する。

2015年指令の更新

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IGF指令は2015年に2回目の期限を迎える。同年12月16日、国連総会は世界情報社会サミット(World Summit on the Information Society)の実施成果報告を援用し、過去IGFの10年間の成果報告書を公表[18]、第3期の延長期間の10年におけるIGFがその任務遂行に関して、チュニス議定書の第72項から第78項に定めたところを実施するよう求めた。この期間にIGFは作業方法を進歩させ、発展途上国の関連利害関係者の参加を増やし続けるほかない[19]。この文書はIGFをインターネット・ガバナンスを課題として議論する場である、複層的な利害関係者の集まるプラットフォームとして認めながら、そこではインターネット・ガバナンスの議論にさらに参加と関与を促進する必要性を指摘し、具体的にはすべての利害関係者として政府や民間部門、市民社会や国際機関、技術界と学術界その他を巻き込むよう勧告した。

2016年7月、IGFリトリート

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2015年12月に国連総会がIGF指令の10年延長が決まると申し送りがあり、国連総会は"progress on working modalities and the participation of relevant stakeholders from developing countries[訳語疑問点]であり、"accelerated implementation of recommendations in the report of the UN Commission on Science and Technology for Development (CSTD) Working Group on Improvements to the IGF.[訳語疑問点]と求めた。これらを受けて、IGF2016年12月の総会(メキシコ)を控えた同年7月14日–16日にニューヨーク州Glen Coveでリトリートを開くと「IGF指令の10年間の延長」[20]を主題に協議した。

この協議の枠組みはチュニス総会で採択したアジェンダと WSIS+10 成果報告書の講評が求めた点を反映した。またIGFの組織改善に関する CSTD 作業グループ報告書を下敷きに、同じく作業方法改善に関して長年のMAGとIGFコミュニティの反省をも反映しようとした。このリトリートではIGFの最善手法を決め、それによってどのように 役割を果たすか、それには最善のサポート体制はどうするかに議論は集中した。手法の公議に終始したため、IGFそのものの内部改革は実質的な議論ができなかった。

リトリートの成果は以下のようにまとめられた[20]

  • 2015年12月付のIGF指令更新に加え、国連総会はこの組織に寄せる期待を述べ、 CSTD 作業グループが示したIGF改善勧告の実施を一層速めるだけにとどまらず、作業方法や発展途上国の利害関係者の参加に関する進展を示す必要がある。
  • 合わせて継続的な改善がこれまで実勢としてあること、今後も続けることも認識された。
  • IGFの将来における妥当性は保証されておらず、一方で多様な集団からバランスの取れた参加増に期待し、他方ではとりわけ複数寄付者に対してIGF事務局の運営経費に充てる国連IGF信託基金プロジェクトに予算外の自発的投資増を見込んでいることが要因である。
  • インターネット・ガバナンスの議論の場は、他にも参加を希望する人対象のフォーラムが登場しつつある点。IGFの独自性と価値はこの範囲で 、特に政府と民間部門の参加維持に十分な水準を維持する必要があると示唆する。
  • インターネット・ガバナンスの議論に参加を希望するコミュニティのすべての層がMAGの采配次第で参加できる訳ではない点は、IGF自体やさまざまなセッション間の活動がこれに対処するべきだという声は複数、聞かれる。
  • 長年の間に進化したIGFは、現在では多くの人に年次総会以上の存在と認識されている点。国および地域の IGF、セッションの分野間の作業、最善手法のフォーラム、ダイナミックな連携その他の活動を含むエコシステムと認識されることが増えた。
  • IGFの役割と活動を長期的な視点で戦略的に捉えるにはさらに多くの対策があるはずで、IGF の作業をプログラム化して複数年単位で想定可能にすると良い。たとえ取り組みが一般に普及しなくてもIGFを再活性化する活動は可能であり、長期的な視点で特定の問題をとらえ、時間とリソースを費やして議論を進めて具体的な成果をじっくりと達成する方法がある。
  • 国際連合の手順と対照すると、IGFの構成は複数利害関係者をまとめ、既成の方法にとらわれず革新であり、一般にそれが強みの1つと把握される。しかしながら、それはまた国連の他の手順との統合をさらに困難にする要因である。それは複数利害関係者それぞれの期待と、IGFとその制度的取り決めを快適に統合する上でも同様である。したがって課題の1つは国連システム内の他の多国間プロセスと、ボトムアップのアプローチと利害関係者の期待をいかに調和させるかにある。
  • MAG の役割をどう定義するか。わけてもMAGにIGF年次総会のプログラム運営を超えた責任を担わせると公認するのか、あるいはその役割を担わせるのか。IGFの重要な革新を追求するには、明確にする必要がある。
  • IGF事務局のリソース不足は一般の認めるところであり、活動拡大はおろか、責任の遂行能力も現状では不足していると考えられる。

組織の機構

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公開協議会議を2006年2月に招集後、国連事務総長はIGF主要機関として諮問グループと事務局を設立した。前者はその後、複数利害関係者諮問グループ(MAG)と改称する。

マルチステークホルダー諮問グループ(MAG)

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助言機関MAG(マルチステークホルダー諮問グループに改称[注釈 3])はコフィー・アナン国際連合事務総長のもと2006年5月17日に発足、初回IGF総会の準備にあたり、発足指令は1年ごとに更新して当該年のIGF総会開催を補佐した[21][22]

MAGは例年、2日間の本会議を3回、ジュネーブで開き、前日に公聴会を添える — 2月、5月、9月。会議抄録には運営方針と審査過程を記載する[23]

設立時のMAG委員は46名、やがて各国の政府に加え民間営利部門および公的市民組織として学界技術界の代表を招集し47名、50名、56名と増やした[24]。それぞれの分野の代表は毎年、およそ三分の一を入れ替えるよう努め[25]、2010年に新規加盟した委員は3名にとどまり、翌2012年に際して各分野それぞれの委員更新を三分の二とするよう勧告を受け(2011年)、実績は全56件中、新しく33委員を受け入れた[26][27]

歴代のMAG議長

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MAG初代議長ニティン・デサイはインド出身の経済学者で、国際連合経済社会担当国際連合事務次長(1992–2003年[28])、事務総長世界情報社会サミット特別顧問[29]の経歴がある。

事務局

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MAGの業務を補佐し調整する事務局はジュネーブにあり、国際連合事務所に同居し、インターンフェローを受け入れる。IGFの技術・プログラム担当部門の部長はChengetai Masango[39][40]

2011年1月31日以前はIGF事務局長をマルクス・クンマーが兼務した。クンマーは調整役員として国連インターネット・ガバナンス作業グループ(WGIG)にも寄与し[41]、同年2月1日よりインターネットソサエティに転じて公共方針担当副会長を務めた[42]

IGFの活動

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IGF総会のプログラムには以下の要素が含まれる[43][44]

  • 本会議または主題セッション
  • ワークショップ
  • ダイナミック連合会議
  • 最善手法フォーラム
  • 派生テーマのミーティング
  • 開催国セッション
  • 「フラッシュ」セッション(即時性)
  • 公開フォーラム
  • 地域間対話セッション
  • 新規参加者トラック
  • ライトニング・トーク
  • アン・カンファレンス
  • 本会議前イベント
  • IGFビレッジ(展示区画)

主題、特定の課題

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IGFトルコ総会(2014年)は主要テーマ8件。

  1. (i) アクセスを可能にする政策。
  2. (ii) コンテンツの作成、配布および使用。
  3. (iii) 成長と発展の原動力としてのインターネット。
  4. (iv) IGF とインターネット エコシステムの将来。
  5. (v) デジタルトラストの強化。
  6. (vi) インターネットと人権。
  7. (vii) 重要なインターネット リソース。
  8. (viii) 新たな問題[45]

IGFブラジル総会(2015 年)の主要テーマ8件は次のとおり。

  1. (i) サイバーセキュリティと信頼。
  2. (ii) インターネットエコノミー。
  3. (iii) 包括性と多様性。
  4. (iv) 開放性。
  5. (v) マルチステークホルダーの協力を強化する。
  6. (vi) インターネットと人権。
  7. (vii) 重要なインターネット リソース。
  8. (viii) 新たな問題[46]

2016 年の IGF メキシコではあまり形式的にせず会議の主要テーマ開発を主眼に、よりボトムアップのアプローチを採用し[47]、テーマ9件が浮上した。

  1. (i) 持続可能な開発とインターネット経済。
  2. (ii) アクセスと多様性。
  3. (iii) ジェンダーと若者の問題。
  4. (iv) オンラインでの人権。
  5. (v) サイバーセキュリティ。
  6. (vi) マルチステークホルダーの協力。
  7. (vii) 重要なインターネット リソース。
  8. (viii) インターネットガバナンスの能力構築。
  9. (ix) オープンなインターネットの将来に影響を与える可能性のある新たな問題。

ワークショップ

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IGFは2007年以降、毎年複数のワークショップを主催してきた。パネル委員会、円卓会議、能力構築などセッションの主題は多岐にわたる[48][49]。これまでに手がけた事例は以下のとおり[50]

他の機関との連携体制

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最善手法を決める

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インターネットの展開と開発をめぐるIGFの活動趣旨ならびに主要なテーマに関して、2014年に最善手法を取り入れた。前述のセッションの成果であり、「最善手法」をどう構築するか関連の情報共有を進めて共通の理解を築いた上で、場面が変わっても通用するものとして能力構築の活動に反映すると決めた[43]

IGFは2014年年度に関連会議を5回、開いている[59]

  • Developing Meaningful Multistakeholder Mechanisms;
  • Regulation and Mitigation of Unwanted Communications (Spam);
  • Establishing and Supporting CERTs for Internet Security;
  • Creating an Enabling Environment for the Development of Local Content; and
  • Online Child Safety and Protection.

地域や国単位の活動、若者層への波及

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地域や国、青少年対象の取り組みの多くは、個別の会議を年間を通じて催しており、IGF年次会議は対照的に、地域間の対話セッションを催してきた[60][61][62][63]。地域 IGF イニシアチブ第1号は[[EuroDIG|ユーロDIG(#EuroDIG)]]英語版と名付けて2008年に始まる。

新規参加者の対応

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IGF2016年総会では新規参加者トラックが導入され、IGF会議に初参加でもIGF のプロセスを理解し、IGF コミュニティへの新規参加を含めたすべての関係者の 統合を促進し、会議参加者にはIGF初体験を建設的で歓迎されたと感じるものにする[74]。この時のプログラムの一部を紹介する。

  • IGFとは?
  • 新規参加者のメンターセッション
  • 〔知識のカフェ〕:
    • IGFに参加する民間層と技術コミュニティ:これらの利害関係者グループがIGFで占める役割と関与の方法とは?
    • IGFと政府、政府間組織(IGO):これらの利害関係者がIGFで参加する過程と関与の方法とは?
    • IGFにおける市民社会の役割: 仕事のやり方と関わり方
    • まとめ:2017年IGFコミュニティの現状把握、会期間の作業にどう取り組むか

IGFビレッジ

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参加団体は、ブース区域に展示台や相談カウンターを構えて組織を紹介し、肩のこらない交流ないしは会議を開いてきた[75][76]

総会前イベント

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一例として、2014年にトルコで開催したIGF総会の直前イベントを一覧にあげる[77]

  • 安心で安心、持続可能なインターネットと利害関係者の役割
  • Collaborative Leadership Exchange on Multistakeholder 参加
  • Commercial Law Development Program (CLDP) Supported Delegations Pre-Conference Seminar
  • Empowering Grassroots Level Organizations Through the .ORG Top Level Domain
  • Global Internet Governance Academic Network (GigaNet)
  • Governance in a Mobile Social Web – Finding the Markers
  • IGF Support Association
  • Integration of Diasporas and Displaced People Through ICT
  • Multilingualism Applied in Africa
  • NETmundial + Book Release – Beyond NETmundial: The Roadmap for Institutional Improvements to the Global Internet
  • Sex, Rights and Internet Governance
  • Supporting Innovation on Internet Development in the global south through evaluation, research communication and resource mobilization
  • UN Commission on Science and Technology for Development (CSTD) 10-year review of WSIS - Arab Perspective

IGF総会

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IGF総会は2006年以来、それぞれ会期を4日間として年に4回ずつ開いてきた。

  1. IGF I — 2006年総会、アテネ(ギリシャ)
  2. IGF II — 2007年総会、リオデジャネイロ(ブラジル)
  3. IGF III — 2008年総会、ハイデラバード(インド)
  4. IGF IV — 2009年総会、シャルム・エル・シェイク(エジプト)
  5. IGF V — 2010年総会、ヴィリニュス(リトアニア)
  6. IGF VI — 2011年総会、ナイロビ(ケニヤ)

IGF総会の一覧

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会議名 開催地 開催年 公式サイト 運営委員会 概要 写真・動画・録音
IGF I ギリシャ 2006  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真
IGF II ブラジル 2007  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • 動画
 • 録音

IGF III インド 2008  • IGF公式サイト  •       —  • 概要  • 写真

 • 動画

IGF IV エジプト 2009  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • 動画
 • YouTube 動画
]

IGF V リトアニア 2010  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • 動画

IGF VI ケニヤ 2011  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真
 • YouTube 動画
IGF VII アゼルバイジャン 2012  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画

IGF VIII インドネシア 2013  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画

IGF IX トルコ 2014  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画
 • セッションの解説

IGF X ブラジル 2015  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画
 • セッションの解説

IGF XI メキシコ 2016  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画
 • セッションの解説

IGF XII スイス 2017  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト[78]  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画
 • セッションの解説

IGF XIII フランス 2018  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト  • 概要  • 写真

 • YouTube 動画
 • セッションの解説

IGF XIV ドイツ 2019  • IGF公式サイト  • 運営委員会公式サイト
IGF XV ポーランド 2020  • IGF公式サイト  • 概要  • 運営委員会公式サイト
IGF XVI 2021  • IGF公式サイト  • 概要  • 運営委員会公式サイト
IGF XVII エチオピア[79] 2022  • IGF公式サイト  • 概要  • 運営委員会公式サイト
IGF XVIII 日本[79][80] 2023  • IGF公式サイト  • 概要  • 運営委員会公式サイト

脚注

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注釈

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  1. ^ 本拠地はマルタ
  2. ^ Commission on Science and Technology for Development
  3. ^ a b Multi-stakeholder Advisory Group
  4. ^ 2012年11月6日–9日、開催地はアゼルバイジャンのバクー
  5. ^ 論文の共同執筆者。『アメリカ熱帯医学衛生学会誌』「Recurrent Anthrax Outbreaks in Humans, Livestock, and Wildlife in the Same Locality, Kenya, 2014-2017」、『F1000リサーチ』「Seroprevalence and risk factors of SARS-CoV-2 infection in an urban informal settlement in Nairobi, Kenya, December 2020doi:10.12688/F1000RESEARCH.72914.1(SARSコロナウイルス2 関連)。
  6. ^ 論文「Towards Data Sovereignty in Cyberspace」共同執筆者Ashwin Sasongko Sastrosubroto。
  7. ^ Director General of ICT Application, Ministry of Communication and Information Technology (CIT)。
  8. ^ Vice-President for Public Policy of the Internet Society
  9. ^ Ambassador-at-Large for the Government of Latvia。元UNESCO Communication and Information副事務総長。ラトビア大使としてフランス、アンドラ、モナコに駐在、ラトビアUNESCO大使。世界情報社会サミットに参加。
  10. ^ 前職はAssociation for Progressive Communications会長[38]

出典

[編集]
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関連項目

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外部リンク

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外部機関


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