やまぐち健一

やまぐち健一（-けんいち、3月28日生）は、早稲田大学、同大学院で物理を専攻していた。また、河合塾および東進ハイスクール・東進衛星予備校の講師（後者は客員講師）である。2018年度より、体調不良のため河合塾を退職されており、東進での活動もなかった。同年6月頃に病気によりお亡くなりになられた。

人物

　出身、年齢（自称23歳）、大学以前の学歴等、未詳な点が多い。ユーモアやブラックジョークなどのセンスをもち、ふざけることが大好きな自由人。高校生の頃から物理と数学に秀でていたという。

　北川景子を筆頭に武井咲、佐々木希をこよなく愛しており、彼の授業にもたびたび登場する。好きなスポーツは野球で、好きな球団はDeNA。もちろん物理も大好きであり、例えば彼の草野球のユニフォームの背番号は310⁸（3.0×10⁸m/s、つまり光速）である。

　納豆と高校時代の物理の教師が嫌いである。

講師としての授業

　東進では「スタンダード物理」と「スタンダード物理演習（応用）」を担当している。独特な授業展開や勉強と笑いの共存は多くの受講生からの人気を集めている。彼の授業の主な特徴は、板書が非常に汚い、喋る速度が以上に速い、問題発言・暴言（後述）が多いなどが挙げられる。また、何故か無意識に人名や法則を英語やドイツ語で書いてしまったり、漢字がわからずに平仮名で書いてごまかす場面もある。他にも、公式や法則について深く掘り下げ、そこから発想が生まれ柔軟にそれらを使える（彼はこれを"見える"と言う）ことに重きを置いている。本人曰く「"見える"のならば東大・京大・早稲田・慶応、どこでも点が取れる」。そのせいか、授業テキストの練習問題は上位国公立大の問題が多い。

　彼の授業が高い人気を得ている理由として、前述の問題発言・暴言の多さが理由の一つである。

問題発言・暴言の例

IとHは比例します。つまりIが強ければHが激しくなりますね！

Iなんてものは本当は存在しませんね。あるのは憎しみや皮肉や嫉みですね
ぼくが2回目に停学になった理由はタバ...おっと、これ以上言うと怒られちゃいますからね

君の隣のブースにいる奴見てください。バカみたいな顔してますね。どうせ文系です
今求めたのは原点ギャルだけの式ですね。僕は全てのギャルを知りたいわけです。...全てのギャルを知りたいってなんか凄いですね。まあまあそんな事は良いんです

なんか入れましょうか。うんこでもいれましょうか。何を書いてるんだ
つまり何が言いたいかというと、うんこは食うな！それだけ覚えとけば十分ですからね

見たことない人は今からヤマダ電機かケーズ電機に行ってくださいね

これを専門用語で夜の井の頭公園状態っていいます

てめえらもっと仕事は厳密に書こうねだから早稲田の教育って言われるんだよとかなんとか書いといてねそしたら多分減点されますから、裏っかわに書いとこうね
この式は自分で出せる事。いいですね、D.I.Y.ですよ。do it yourselfです。「どいつもこいつもいい加減にやったらやまぐちがぶっ殺すぞ」ってことじゃ無いですからね

　また、「うんぽ」「Yゼミ」「納豆距離」など、多くの単語を生み出した。

著書

わくわく物理探検隊　物理IB+II　（2002/03/01）
相対性理論が面白いほどわかる本―あの大理論が中学生でもわかる、世界一やさしい入門書　（2004/09/01）
わくわく物理探検隊NEO　力学・熱力学・波動編　（2014/03/21）
わくわく物理探検隊NEO　電磁気・原子編　（2014/03/21）