利用者:Nissy-KITAQ/忘備録
記事の書き方などに関する個人的なメモ。
地理記事・町字記事
[編集]地理記事の概況
[編集]地理記事は「町ゴミ」などとされ、格式の低いものとされることも多い。恐らくは初心者が作ったような内容が薄い記事のイメージが強いこと、量が多いことなどが原因と思われるが、なかには良質な記事に選ばれるような質の高いものもある。地理関係は人が少ないため個人の興味や力量による部分が大きく、執筆者の確保が急務である。
また、一部の例外を除き、日本語版ウィキペディアの海外関連の地理記事は他の言語版に比べて質量ともに不足している。こちらもあまり重視されず、執筆者も少ない。海外語版の日本に関する記事の執筆者には留学生や海外で活動する日本人、日本語を学習する外国人などが多く見られる。日本語版でも外国語やその地域に関する知識がある利用者が外国関連の記事を書く事が求められているのかもしれない。
この分野は資料の不足といった理由からどうしてもスタブ以上にならないものも多く、場合によってはとにかく翻訳して記事にしていく事も必要と考える。
ノウハウ
[編集]町字の歴史、地理については各都道府県ごとに「角川日本地名大辞典」「日本歴史地名大系」が発行されており、これらを用いるのが便利である。また、各自治体が発行している歴史書(「○○市史」など)のほか、自治体が発行する考古学資料(遺跡の発掘資料など。遺跡の歴史的背景などや発掘方法などの解説が載っている)も便利である。このほか、図書館には郷土に関する本が多くあるので粘り強く見ていくことが重要である。
また、地域の通史を一度読んでおくと便利である。図書館に行くと「県史シリーズ」などがあるので、ざっと読んで歴史の流れや昔の地理や文化、勢力図などを頭に入れておくと資料を読むのが楽になる。この本は内容が詳しいので、そのまま資料にする事も可能である。
郵便番号や人口といった行政データも重要である。これらは自治体や日本郵便のホームページから入手可能である。「角川日本地名大辞典」の後ろの方にもそういったデータが掲載されていることがあるが、古くなっている場合があるので注意が必要である。
出来るならば、実際に現地を歩いておくのがよい。資料の理解度も上がるし、街で見かける石碑や掲示物の類からも発見がある。また、ネットによる検索も重要である。位置情報に関してはジオロケーターやグーグルアースなどを使うと便利である。
芸能記事
[編集]芸能記事の概況
[編集]依頼系や荒らし対策の関連で変に名前が通ってしまった部分がありますが、実は筆者は芸能関連の記事を書いたことはあまりありません。資料収集のノウハウが他と異なる部分があり、難しい部分もあったからです。ただ、守備範囲にある記事に関しては質量ともに向上すればいいとは思っていますし、出来る事はやっていこうとは思っています。
芸能関係の記事についても地位が低くみられる傾向がある。この原因はルールを知らないまま突然書き込む「一見」の利用者が多いことや、一般的な知性やウィキペディアに関する知識を備えた執筆者がなかなか育たないことなどが挙げられよう。百科事典にサブカルチャーに関する記事があること自体を疑問視する声も根強い。ただ、現実に英語版やドイツ語版といった他の言語版も含めてウィキペディアにそういった記事が認められている以上、間違った情報が入らぬよう努め、記事の質の向上を目指すのが現実的な方策であると考える。
子どもの飛び出しによる交通事故がなかなか根絶されないのと同様に、一見の利用者による「飛び出し」の絶無を期すことは現状では不可能である。しかし、だからこそ資料収集のノウハウや文章力、そして人格を持った執筆者が育つ事が必要と考える。例えば、鉄道分野には多くの人材がおり、様々な年代や地域、役職にわたって幅広いネットワークを保持している。鉄道分野の発達は他の趣味分野にとってもヒントになる可能性がある。よい編集はよい編集を呼ぶ。よい利用者はよい利用者を呼ぶ。利用者によるコミュニティが整備されれば自ずと治安も安定するであろう。
ノウハウ
[編集]基本資料があればそれらをきちんと押さえた上で、公刊資料やネット資料を粘り強く収集していくことが必要なようである。公刊資料には図書館で手に入らないものも多く(音楽雑誌、芸能雑誌、週刊誌など)、これらが継続的に入手可能な書店などを足で見つけ出し確保しておく必要がある。ネットの資料にはブログやSNSなどがある。ネットにはこれらの変化を知らせるツールもあり、これらを使うと便利である。また、2ちゃんねるやまとめサイトで紹介される情報も裏を取れば利用可能である。これらの情報を吸収しながら、個人の像を描き出していくことになるのだろう。
資料について
[編集]- 市史
通史に加えて、産業、教育などについても詳しく書かれており、便利である。地域ネタを書くときには関連ページをめくってみるとよい。地理、地域の企業、学校記事など、あらゆるものが加筆できる。大きい街の本はたいてい分厚いが、索引などが付いていることもある。合併している場合はその前の物もチェックすること。(例:北九州市であれば旧五市、企矩郡など)
- 角川
歴史を中心にした部分と地理や行政などを中心に書かれた部分に分かれており、両者を参照するとよい。ただし、後者は全部の町字をカバーしていないので注意。
コピー
[編集]- ページもきちんと写す。あるいは書き込む。
- 書名のメモ忘れが意外に多い。複写申込書に書き込んで満足しないよう気をつける。コピーした裏にでもメモっておく。
- ものによっては細かい部分をチェック(例:市史の「前編」なのか、「後編」なのか、「補遺」なのかなど)