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利用者:Nickel 2 Train/sandbox

レギュレーション

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レースフォーマットは前年の300kmレース3戦・450kmレース5戦から変更し、300kmレース3戦・350kmレース2戦・3時間の時間レース3戦の3つのフォーマットで行われる。300kmレース以外は第3ドライバーの登録が認められるほか、持ち込みタイヤセット数やピットイン義務回数は今後ブルテンで発表される[1][2]。また、正ドライバーが急な体調不良となった場合を考慮し、最大2名(長距離レースで第3ドライバーを登録するチームは1名)のリザーブドライバーを登録することが認められ、複数チームで同一のリザーブドライバーを登録することも可能となるが、予選後にリザーブドライバーへの交代を行った場合は決勝でドライブスルーペナルティが課せられる[注 1][3][4]

環境への配慮として、使用できるタイヤセット数が前年では300kmレースでドライタイヤ最大5セットだったのをさらに削減し最大4セットになるほか、タイヤメーカーにもワイドレンジのタイヤを作るよう要請する[5][6]。タイヤセット数の削減にあわせて、観客が走行シーンを観る機会を減らさないようレギュレーションを改定し予選の方式を変更した上で、予選から決勝スタートまで1セットのドライタイヤ使用の義務づける方向を目指すとしている(後述)。

また、前年GT300クラスで導入が見送られたカーボンニュートラルフューエル(CNF)「GTA R100」に代わり、合成燃料50%を配合した「GTA R50」が導入される[5][6]

このほか、前年はクラッシュやレース後の車検での失格などアクシデントが多発したことから安全面での検討を行い、GT500クラス車両ではスキッドブロックの最小厚さを増やすことで最低地上高を引き上げて空力の抑制を図るほか、GT300クラス車両に関しては2022年の開幕戦で行ったウェイト調整を実施し追加重量を設定する。追加重量設定に伴い、GT300クラスにおいてはサクセスウェイトの上限を80kgに引き下げている[5][6][7]。GT300クラスのSWの上限を第3戦を前に改訂することを発表。第4戦より上限50kgへと変更される[8]

従来のレースクイーンについても、本年からは名称を「レースアンバサダー」に変更し、対象を女性に限定せず「チームスタッフとは明らかに違うスポンサー企業ロゴの入ったコスチューム、またはそれに類似した衣装を着用し、大会会場でプロモーション活動に従事する者」に拡大する[9][10]

予選方式の変更

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2023年まではQ1・Q2のノックアウト方式だったが、2024年からはQ1・Q2のタイム合算方式を導入した[11][12][13][14]

第4戦まで
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共通
  • Q1・Q2共に同一のタイヤセットで走行しなければならない。予選で使用したタイヤは決勝スタート時にも使用する。
  • 予選上位3台にはポイントを付与する(1位:3Pt、2位:2Pt、3位:1Pt)。
  • 予選不出走の場合、決勝はピットレーンスタートとなる。
  • Q1・Q2共に各組上位3台平均の107%タイムを基準タイムとする。基準タイム不達の場合、決勝はピットレーンスタートとなる。
GT500クラス
  • 全車がQ1・Q2を走行し、その合算タイムで予選順位を決定する。
  • Q1は10分間、Q2は8分間走行する。
GT300クラス
  • Q1はA組とB組に分かれて10分間走行する。各組上位8台はQ2グループ1に、各組9位以下はQ2グループ2となる。
  • Q2はグループ1とグループ2に分かれて8分間走行し、各グループ内の合算タイム順で予選順位を決定する。但し、グループ1の下位4台(13位 - 16位)とグループ2の上位4台(17位 - 20位)は、グループを跨いで並び替えを行う。このため、Q1の結果でグループ2となっても、合算タイムによっては決勝は12位スタートとなる場合もある。
  • ウェット宣言時は、Q2のグループ分けを行うが、合算タイムではなくQ2のタイムで予選順位を決定する。この場合、グループ1とグループ2の並び替えは実施しない。
第5戦から
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共通
  • Q1・Q2でそれぞれ別のタイヤセットが使用できる(セッション内でのタイヤ交換は禁止)。決勝レーススタート時にQ1・Q2どちらかのタイヤセットを使用するかは、抽選で決定する。
  • これ以外は第4戦までと変更なし。
GT500クラス
  • 変更なし。
GT300クラス
  • Q1の組み分けを廃止し、全車が20分間走行する。Q1の上位14台はQ2のアッパー14に、15位以下はロワー15へと振り分けられる。
  • Q2はアッパー14とロワー15に分かれて8分間走行し、各グループ内の合算タイム順で予選順位を決定する。また、第4戦までの13位 - 20位の並び替えは実施しない。
  1. ^ スーパーGTの2024年のレース距離が確定。今季は300km/350km/3時間のレース距離に,autosport web,2024年2月29日
  2. ^ 今季の決勝レースは300kmに加え、350kmと3時間の時間レースを開催,SUPER GT OFFICIAL WEBSITE,2024年2月29日
  3. ^ スーパーGTで2024年からスポーティングレギュレーションに『リザーブドライバー制度』追加 - auto sport web・2024年3月12日
  4. ^ スーパーGTで今季から導入のリザーブドライバー制度が改訂。登録人数や資格に変更あり - auto sport web・2024年4月1日
  5. ^ a b c 2024年のスーパーGTは4つのフォーマットを検討。GTA坂東正明代表、GT300への50%合成燃料の導入など来季構想を語る,autosport web,2023年11月5日
  6. ^ a b c 【GTA定例会見:Rd.8 もてぎ】GTA坂東代表が今季の総括や来季での新たな取り組みを語る,SUPER GT OFFICIAL WEBSITE,2023年11月4日
  7. ^ 【2024年安全性向上策】コーナリングスピード抑制のためGT500は最低地上高を変更、GT300は追加重量を設定。,SUPER GT OFFICIAL WEBSITE,2024年3月1日
  8. ^ スーパーGTスポーティングレギュレーションに小変更。GT300のサクセスウエイト上限値が50kgに,autosport web,2024年5月31日
  9. ^ スーパーGT規定内で『レースクイーン』の呼称変更へ。現状は『レースアテンダント(仮称)』,autosport web,2024年2月9日
  10. ^ スーパーGTのシリーズ内におけるレースクイーン呼称は2024年から『レースアンバサダー』に - auto sport web・2024年3月16日
  11. ^ 【坂東正明GTA代表インタビュー】戦い方が変わる2024年スーパーGT。予選Q1/Q2~決勝スタートでタイヤは1セットへ,autosport web,2024年1月16日
  12. ^ 【2024年SUPER GT規定改定】使用タイヤの持ち込みセット数を削減。公式予選はQ1とQ2のタイム合算に。,SUPER GT OFFICIAL WEBSITE,2024年2月22日
  13. ^ スーパーGTの2024年公式予選はタイム合算方式が決定。Q1/Q2はタイヤ1セット制限に,autosport web,2024年2月9日
  14. ^ 2024年導入、“タイム合算”新予選方式の詳細が明らかに。GT300で入れ替えルールを採用,autosport web,2024年3月12日


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