利用者:Nami-ja/私論/ウィキペディアはアメリカのサイトです
この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
この文書の要旨: ウィキペディア日本語版はアメリカ合衆国の非営利法人サイトです。日本政府・日本企業・日本人による日本サイトではありません。 |
ウィキペディアはアメリカ合衆国カリフォルニア州に本部を置く、アメリカ合衆国の非営利法人であるウィキメディア財団により運営されています。これはウィキペディア英語版だけがそうなのではなく、日本語版も含む、全ての言語版が該当します。
つまり、皆さんが日々閲覧・編集を続けているウィキペディア日本語版も、ウィキメディア財団が運営するコンテンツのひとつであり、当然ながらアメリカ合衆国のサイトです。
このページは、Nami-ja以外の利用者の編集が可能です。 |
法律の適用
[編集]このサイトがアメリカ合衆国カリフォルニア州に所在している以上、従うべきはアメリカ合衆国の法律であると同時に、あなたが現在居住している国の法律も適用されます。
「あなたは、アメリカ合衆国の法律およびその他の適用法(これにはあなたが居住する、あるいはコンテンツを閲覧または編集する場所の法律を含む場合があります)に基づき、ウィキメディアのコンテンツの投稿、編集および再利用すべてに法的に責任を負うことにご留意ください。」 |
—ウィキメディア財団コンテンツ利用規約 |
ウィキペディア内でのコピーペーストについて
[編集]ここは「ウィキペディア日本語版」です。アメリカ合衆国のサイト「ウィキペディア」の中で日本語をメインに扱う子サイトであり、英語版、中国語版、フランス語版など他言語版も同様にアメリカ合衆国のサイトです。よって、他言語版も日本語版も同様に「ウィキペディアの内部」として扱われます。
外部からの出典を明記しない転載が重大な問題になるのはWikipedia:ガイドブック 著作権に注意にて説明されている通りですが、これはウィキペディアの内部でも適用されます。よく問題になる行為が「他記事から別記事へのコピーペースト」「他言語版からのコピーペースト(翻訳含む)」なのですが、ウィキペディア上の多数の編集者による記述文章は全て著作権が放棄されているのではなく、履歴に保存されている各編集者に帰属しています(Wikipedia:著作権、Help:履歴参照)。つまり、ウィキペディア内でそれら各編集者に著作権が帰属している全ての文章は無条件にどのように扱われても良い性質のものではなく、ある特定の条件下に限り自由に扱える、ということです。その条件が「帰属表示」となります。これはウィキペディア内部のコピーペーストといった行為のほか、自サイトや他SNSなどに自身の発言として投稿する場合も含みます。
想定読者
[編集]ここは「日本語版」であり、「日本版」ではありませんので、想定している読者は「日本語を理解する全世界に在住する日本語話者」です。決して日本国内在住の日本国籍を持つ日本人専用サイトではありません。ですので、記事内容があまりにも日本人または日本国内向けに終始している場合は{{国際化}}の貼付により読者および編集者に注意喚起が為されることがあります。
日本語版と英語版の方針の違い
[編集]ウィキペディアはアメリカ合衆国で誕生した国際プロジェクトの一環ですので、当然ながら最初に成立した言語版は英語版です。日本語版も含むその他の言語版は英語版を元に後から作られたもので、複数言語を扱える無数のボランティアが設立に関わっています。
ただし、運用そのものは言語版ごとに独自の方針を用いて運用されており、例えば英語版では携帯電話ブラウザを用いたログインを行わないIP編集が認められていますが、日本語版では一律ブロックされるようになっています。
英語の使用
[編集]前述の通り英語を母国とする国にあるサーバー上で運用されている日本語版のサイトですので、サイト内には英語の文献リンクや英語での説明を見つけることがあります。しかし、想定読者が日本語話者であり、英語を理解出来ない読者も多く存在する可能性が高いことから、日本語版ではなるべく日本語の文献または日本語の説明文書が求められています。
ただし、これは英語の使用を禁止しているのではなく、単に「日本語話者向けのサイトで読者が適切に理解を得るためには日本語の使用が望ましい」という推奨(ガイドライン)に当たります。英語を母国とする国で運営されているサイトですから、運営元のサイトや公的文書などに英語文献の説明が増えるのは当然のことですし、日本語文献のない記事で他言語文献を元に執筆するのは仕方ないことです。
分かりやすい場所として、閲覧者ではなく執筆者向けのお知らせが書かれる場所である「Wikipedia:お知らせ」では非常に多数の英語投稿が見られます。基本的には、ウィキペディアの読者向けではない場所で行われる告知や技術情報、ライセンス表示などは多くの場合、原文である英語表示となっています。
運営者と管理者の違い
[編集]このサイトの運営者は前述の通り、アメリカ合衆国非営利法人ウィキメディア財団です。しかし管理者は日本語に精通した日本語版編集者コミュニティにより信任された一般ボランティアが無償で管理業務に携わっています。運営者と管理者の間には業務提携や業務報酬といった関係性はありません。
ウィキペディア日本語版の管理者はあくまでウィキペディア日本語版の記事に関わる事柄に関した、限定された権限を行使出来るだけの編集者であり、システムオペレーター(開発者)ではありません。
他言語版とのコミュニケーション
[編集]多くの他言語版ウィキペディアは日本語版上にある「Wikipedia:Help_for_Non-Japanese_Speakers」のような、他言語話者に対する質問のページを持っています。このページの左側に表示されている他言語版のリンクを利用してそのページに足を運び質問してみることも良いでしょう。
インターネットリレーチャット(IRC)を利用した方法はWikipedia:チャット#他プロジェクトおよび他言語版(記事数上位10言語)に一覧があります。また、m:IRC/Channelsには全言語版のチャンネル一覧があります。
その他の、実際にリアルで利用者が開催場所に足を運んで行われたミーティングコミュニケーションはWikipedia:オフラインミーティング(日本国内実施)、Wikipedia:オフラインミーティング/東京/Wikimedia Conference Japan 2013(東京大会でウィキメディア財団関係者が講演)、m:Wikimania(年次国際大会)などがあります。
これらの他にも多数の外部コミュニケーション場所が存在しています。