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黒柳清春(くろやなぎ きよはる)は長野県飯綱町出身の自然農法家。
【生い立ち】
1947年3月30日長野県飯綱町農家の次男として生まれた。
【くろやなぎ流自然農法の確立】
1994年48歳のとき公務員をやめ無農薬で野菜作りを始めた。無農薬で野菜作りを試みるがうまくいったのは1年目だけで2年目からは病害虫の被害が多くなり、4年目には満足な野菜は皆無となった。
11月上旬の晴れた日、畑全体が見渡せるところに腰をおろし、無農薬栽培は無理なのだろうか。このままでは農業を続けることが困難だと考えていると、ふと目にとまった山際のタラの木だけが枯れていない事に気付き、タラの木の根を掘ってみると根が腐葉土の中に伸びている事を突き止めた。
腐葉土を使えばうまくいくのではないかと思い立ち、雪の降る前に大量の腐葉土を畑に入れて祈るような気持ちで春を待つ。翌年、なんと病害虫の発生がほとんど無く、良い野菜ができた。腐葉土を畑に入れる方法を「腐葉土農法」と名づける。
「腐葉土農法」から「自然農法」へ
腐葉土農法は規模が大きくなると物理的に困難なため腐葉土ができる状態を再現する方法を思いつく。
山の腐葉土は落ち葉が堆積して地面を覆っている状態が続くことによりできる。このことにヒントを得て畑の地面に落ち葉や刈草を敷きつめ、補助的に米ぬかやストーブの灰、台所のごみなどを入れてみる。敷きつめた落ち葉や刈草の下を覗くとミミズがうようよしていて良好な土になっていた。
「くろやなぎ流自然農法」が軌道に乗るまで7年が経過していた。
「チャールズ皇太子へ自然農法を伝える」
2008年長野県に来訪していた英国チャールズ皇太子に「くろやなぎ流自然農法」について直々に紹介する。アファンの森の創設者、C.W.ニコルさんからの紹介であった。
現在は、自然栽培による農業指導を行いながら、約1万坪の土地で里山作りを精力的に進めている。