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利用者:Mizuhara gumi/sandboxz移動後

改名提案

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嶋原】を【島原 (京都)】に改名することを提案します。「島原」のほうが認知度が高く「信頼できる情報源において最も一般的に使われて」いると見てよさそうです(調査結果は後述)。【島原】、としないのは現状島原が曖昧回避ページで存在し、これが曖昧回避ページであることには問題ないと考えたためです(これは個人の感想ですが、そうそう的外れとは思いません)。

また、【島原 (下京区)】としないのは、後述するように住所としての地名ではないからです。Wikipedia:記事名の付け方#地名の「日本」に例示されているのは住所として存在する区ですが、「島原」は下京区設立の1879年以前からある地名ですし、日常会話で明示する場合は「長崎の島原」「京都の島原」といった使い方をするのではないかと考えました。これも個人の感想ですので、何かこの手の地名のページを命名する際の前例があれば提示いただきたく。改名の案としては【島原 (京都)】を、ダメな場合の代替案としては【島原 (下京区)】を挙げておきます。賛否表明の際は【島原 (京都)】で宜しければ特に明言されなくてもよいです。

調査結果

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以下、順に調査結果を述べます。

前提

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まず前提です

  1. 京都に「しまばら」の住所は存在しないようですので、住所による正式な表記は存在しません(日本郵政[1] とか [2] より)。
  2. 京都市は公式に島原を使っています(ノート:嶋原大門#改名提案(嶋原大門から島原大門へ改名)参照)。

ノート:嶋原大門#項目名についてにて Miyaさんのご指摘にあった、当初出典として唯一提示されていたサイト「嶋原太夫・司太夫公式サイト」(アーカイブありました。以下アーカイブより発掘)の「□嶋原と島原。本当はどっち?」によればそのサイトの表記は「長崎の島原と間違わないように」 嶋原を使用しているとのこと(看板のハードコピーでは島原ですね。京都市公式扱い)。

出典を調査

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次に、現状の嶋原oldid=50733150の版 で出典(『脚注』節)として使われているサイト、文献における嶋原と島原の採用状況を調査しました。

西山松之助 編 『遊女』 東京堂出版, 1995, p80
未見
森谷尅久 「地名で読む京の町」(http://books.google.co.jp/books?id=NV0L_khabxkC) PHP研究所, 2003
島原([3] 参照。島原大門についても少し記載あり)
島原女紅場跡(http://www.city.kyoto.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/si058.html), 京都市
島原
炭太祇(http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%A4%AA&dtype=0&stype=0&dname=0na&ref=1&index=13392811771100) 大辞泉
島原(リンク切れですが、コトバンクの大辞泉にありました [4]
「花街島原、優雅な和歌並ぶ 角屋もてなしの文化美術館で企画展」(http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009031500037&genre=M1&area=K1F) 『京都新聞』, 2009年3月20日
島原(見れませんでしたが、タイトルから想定)
角屋ホームページ・石原哲男著『京・嶋原太夫』等
島原(角屋ホームページのほう、多分→ [5]
嶋原(本のほう、タイトルより)。
木屋町会WEBサイト(http://www.simokiyamati.com/)
記載発見できず。

外部リンクを調査

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最後に現状(前掲 嶋原oldid=50733150の版)で挙げられている外部リンク(Wikipedia:スタイルマニュアル (レイアウト)#外部リンク出典ではないが、参考になるとされるサイト)での用例を調査しました。

島原の文化史
島原
嶋原太夫と輪違屋  嶋原太夫・司太夫公式ホームページ
嶋原(アーカイブより
嶋原太夫・花扇太夫公式ホームページ(アーカイブ)
島原(....サイト表記間違ってる)
そうだ京都、行こう。
島原([6]
京都物語 第九話 京の太夫さん
島原(一つ上と同じサイト内)
劇場空間キョウト(2004年・京都新聞連載)
島原([7]
第3部 いま、花街で
島原(一つ上と同じサイト内)
(5)太夫
島原(一つ上と同じサイト内)
MK新聞(MKタクシー)ON WEB
島原([8]
お客様インタビュー・司太夫さん
島原(一つ上と同じサイト内)
ニッケイ・ネット 生活・グルメ
これはトップページなので除外。下記2件の親ページ。
麻生圭子の茶わん眼鏡で見た京都
表記無し
第45回・木屋町夜桜と太夫道中の記事
島原(『島原(嶋原)』 との記載に続けて、以降は島原に統一)
京都・島原・高砂太夫   菊川太夫の公式ホームページ
表題は嶋原も、文章は島原だったりと正規化せず併用(「嶋原の歴史」をクリック)

なお、上記で挙げた外部リンクの中身は現状黙認されているものとして個人ページ云々については言及いたしません(Wikipedia:信頼できる情報源#自己公表された情報源:二次資料としての使用)。

その他

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以下ネット検索や観光本で拾った「島原」表記と「嶋原」表記の例。地誌や何かにはもっと良いのあるのかも知れず(前提節のアーカイブに、書籍がそれなりにありそうな含みあり)。

『京都』JTBパブリッシング〈楽楽 ; 関西 3〉、2011年。ISBN 9784533081132 
島原
『京都』昭文社〈マップルマガジン. 関西 ; 02〉、2013年。ISBN 9784398272324 
島原
嶋原商店街振興組合」『京都観光Navi』、京都高度技術研究所http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=12000037 
商店街の組合は嶋原表記、ただし、文中「しまばら」そのものをさしては島原表記。
京都名所之内 嶋原出口之柳
嶋原
広辞苑』第4版、【しまばら】の項
島原
『京都事典』 東京堂出版、昭和54年。
島原
『日本地名百科事典』 小学館。ISBN 4-09-523111-4
島原
『日本地名大事典』(第6版) 朝倉書店、昭和49-2-20。
島原
『日本史大事典』3 平凡社、1993-5-18。
島原
ただし、p.997の図にのっていた『都名所図会』には嶋原で表記されているようです(ちいさいし草書体なので完全に同定できてません)
『京都今昔 歩く地図帖』。ISBN 978-4-05-405102-7
昭和11年の地図が載っており(p.135)、そこには島原表記されている。
角川日本地名大辞典』 (26、京都(上))および 同、京都(下)、1982年。 ISBN 4040012615ISBN 4040012623
島原。しまばらは現行の地名ではないので、現存している町名(たとえば揚屋町)や、下京の項における表記を参照しました。

改名後の作業

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結構ありますケド[9]、リンク修正は地道にやります。手動でいけるレベルなので。

結び

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以上、見た範囲では明らかに島原表記が優勢のように感じましたので、首記の改名を提案します。賛否等、よろしくお願いします。