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利用者:Metronome/下書き

あらすじ

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序幕

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万次と凛が出会う数年前。「百人斬り」万次は、八百比丘尼によって与えられた不死の肉体を持て余しながら、気の触れた妹・町と生活していた。しかし仲間を殺したことから浪人集団「新鮮組」の恨みを買い、彼らに妹を拉致されてしまう。そして自分の不甲斐なさから目の前で妹を殺された万次は、その場で新鮮組を壊滅させ、報いとして「悪党を千人斬る」ことを自らに誓う。(第1巻)

無骸流登場まで

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天津影久率いる剣客集団「逸刀流」に両親を殺された「無天一流」統主の娘・凛は、復讐を誓うもののその力の及ばないことを諭され、万次のもとを訪れて用心棒を依頼する。凛に妹の面影を見た万次は頼みを引き受け、黒衣鯖人、凶戴斗、閑馬永空、乙橘槇絵、川上新夜ら逸刀流剣士たちと次々に死闘を繰り広げていく。(第1巻 - 第5巻)

そうした中、逸刀流統主・天津影久のもとを幕臣・吐鉤群が訪問、ならず者の集団であった「逸刀流」は、指南役として幕府お抱えの一門となることが決まる。しかし同じ頃、逸刀流の剣士たちが謎の集団・無骸流に襲撃されるという事件が各地で起きていた。そんな折、万次と凛の元に無骸流の剣士・尸良が訪れ、加賀へ向かう天津影久を協力して討とうと持ちかける。(第5巻 - 第6巻)

加賀編まで

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加賀へ向かう天津を待ち伏せる作戦は、敵の替え玉により失敗、さらに尸良の暴走により仲間割れという結果に終わる。そして無骸流・百琳の言葉に感化された凛は、万次を置いて単身で天津影久を追ってしまう。しかし程なく彼女は、尸良の讒言によって自分と万次がお尋ね者となり、通行手形の入手が不可能になっていることを知る。手詰まりとなった彼女は関所の内通者がいるという情報を宿場町で聞き、彼らの協力を得て手形なしでの関所通過を試みる。(第6巻 - 第7巻)

辛うじて関を抜けることができた凛は、加賀の地でついに天津影久に出会う。まともに戦っては適わないと見た凛は、隙を窺うため強引に天津の道連れとなり、天津の目的地まで付いていくことになる。彼女につきまとわれつつ、天津は「心形唐流」加賀道場を訪れて同流派を傘下に治め、目的を首尾よく果たす。しかし江戸への帰途で何者かの襲撃を受け、撃退後それが心形唐流剣士の仕業であったことがわかる。彼らの裏切りが幕府の差し金であったことを知り江戸へと急ぐ天津、その彼についていく凛だったが、襲いかかる心形唐流剣士たちによって彼らは次第に死地へと追いやられる。

一方、通行手形を奪取するための逸刀流との戦いで重症を負った万次は、療養先にてかつて引き分けた逸刀流剣士・凶泰斗と鉢合わせる。凶は妹同然に思っていた女性を惨殺した尸良を探していたのだった。以前負傷させたことから尸良からの復讐を予想していた万次は凶と協力関係を結び、二人連れで加賀へ向かうことになる。(第8巻 - 第13巻)

不死力解明編まで

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尸良の襲撃を切り抜けた万次と凶、そして乙橘槇絵の参戦によって、凛と天津は窮地を脱する。しかしその頃、吐鉤群の謀略により、統主不在の逸刀流は幹部9名が殺害されて剣士の多くが脱退、既に壊滅状態に陥っていた。さらに再会を果たし住処に戻った万次と凛の元に、いまや無骸流の黒幕であることが明らかとなった吐の使者として無骸流・偽一が訪れる。力づくで吐の元へを連れて行こうとする偽一と剣を交える万次だったが、そこにさらに「逸刀流としてのケジメ」を付けるとして、逸刀流の残党二人を率いた凶が現れ、万次と偽一に戦いを挑む。(第13巻 - 第14巻)

逸刀流との混戦を制した万次は、結局偽一に連れられ吐邸を訪れるが、そこで吐に謀られ、不死の源を解明するための実験台として監禁されてしまう。万次が帰らないことを不審に思った凛は偵察を開始するが、その彼女の元に宿を求めて逸刀流の残党・瞳阿と夷作が現れる。互いの素性を知らぬまま3人での生活を送ることになる凛たちだったが、ある日、役人に目をつけられた瞳阿をかばって、夷作が役人に引き立てられてしまう。偵察により万次たちが江戸城地下に監禁されていることを知った凛は、瞳阿と共に万次・夷作の救出に向かう。(第14巻 - 第20巻)

最終章

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凛による万次の救出によって、吐の目論んだ不死実験は失敗、さらに江戸城を混乱に陥れた責任を問われ切腹を命じられた吐は、残された期日を逸刀流の殲滅に費やすことを決意し、新たに私兵隊「六鬼団」を結成する。一方市中に潜伏していた逸刀流残党は、志を同じくする他流派の剣士を新たに引き入れ決起に臨む。逸刀流の顛末を見届ける旅に出る凛と万次、さらに百琳・偽一・尸良も巻き込み、物語は終結へ向かう。(21巻 - )