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カルロス & ソフィア ピアノデュオ | |
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基本情報 | |
出身地 | スペイン、カタルーニャ、ジローナ |
ジャンル | クラシック |
職業 | |
担当楽器 | 連弾ピアノ |
活動期間 | 1987年-現在 |
レーベル | KNS Classical |
共同作業者 |
|
公式サイト | www.carlesandsofia.com |
カルロス & ソフィア ピアノデュオ(Carles & Sofia Piano Duo)は、 ピアニストであるカルロス・ラマ (スペイン カタルーニャ ジローナ、生年月日1970年2月26日)と、ソフィア・カブルジャ (スペイン カタルーニャ地方 ジローナ出身、生年月日1965年3月11日) から構成されるデュオである。
カルロスとソフィアは、1987年よりデュオとして演奏活動を開始し、連弾ピアノ、 2台ピアノ、オーケストラ協奏曲としてヨーロッパ、アメリカ、アジア等で演奏活動を行っている。
背景
[編集]カルロスとソフィアは、生まれ故郷であるジローナで音楽を学び始め、バルセロナのConservatori Superior de Música del Liceu[1]. にて最上級の学位を取得した。1992年、2人は海外留学の奨学金を取得し、École Normale de Musique de Paris,そしてThe Hartt School にて教育を受けた。 アメリカの大学へ在学中、カルロスとソフィアは再度奨学金を受賞。カルロスとソフィアは、教授ロシア人ピアニスト(Nina Svetlanova) と、ブラジル人ピアニスト(Luiz de Moura Castro.[2] )といった二人の教授に特に強い影響を受けたと話してる。
演奏活動
[編集]カルロスとソフィアは、1987年に初公演を果たした。以降、ヨーロッパ、アメリカ、アジアといった様々な国々にてリサイタルを行い、国際的なキャリアを築いてきた。
2011年2月に、ニューヨークNew York City[3], のカーネギーホールにて Maurice Ravel La Valseを含むプログラムを演奏。
2007年3月、上海の ジンマオタワーにて、 Albéniz and De Falla[4], または Teatro Solísによるスペインスタイルの連弾リサイタルを行った。また、Guastavino, Aceves と Basomba .[5] による Ibero-American プログラムをプレゼンテーションするために、ウルグアイへ招待された。
また、カルロスとソフィアは、2台ピアノデュオ、オーケストラ、そして連弾デュオとして、世界的に有名なオーケストラと共演を果たしてきた。
2004年、カルロスとソフィアは、Johann Sebastian Bach とthe Yayasan Seni Berdaftar, in Kuala Lumpur.[6] .に位置する、マレーシア国際シンフォニーオーケストラによる2台ピアノBWV 1060 協奏曲を演奏。
2007年、カルロスとソフィアはthe London City Chamber Orchestra,[7]と共に連弾のためのThomas McIntosh's Concertoを初演。また、2011年9月、the Tzar’s Village Music Festival[8].
にてthe State Hermitage Orchestraと共にPoulenc's Concerto in D Minor for two pianos and orchestra を演奏。
カルロスとソフィアは、特別イベントやプロジェクトにも参加している。2012年には、モスクワの国際音楽ハウスにて開催されたバッハマラソン(the Bach Marathon)に招待された。モスクワでは、3台ピアノとD Major BWV 1063 オーケストラのためのバッハ協奏曲、そして4台ピアノとA Minor BWV 1065..[9] オーケストラのための協奏曲を演奏。
2013年には、マドリードのFundación Juan March にて、ベートーベン交響曲のコンサートシリーズに参加した。カルロスとソフィアは、連弾ピアノ(piano four hands[10])のためにアレンジされた第三、第四交響曲を演奏。
レパートリー
[編集]カルロスとソフィアは、 バッハ から 21世紀音楽まで、幅広いレパートリーを所持する。主な楽曲は、フランス、ロシア、ドイツの作曲家 [11][12] のテイストを含み、連弾とオーケストラのため編曲されたものである。また、コンサートの多くでは、Albéniz と De Falla.[13][14] によるスペイン音楽を演奏している。カルロスとソフィアは、演奏することによって、John Carmichael[15] やDaniel Basombaといった多くの現代作曲家と関係を築いてきた。
ワールドプレミア
[編集]John Carmichael (オーストラリア)
[編集]- Latin American Suite: 2001年、ロンドンで初演.
- Bravura Waltzes: 2005年、バルセロナで初演.
- Hommages: 2013年、モスクワで初演.[16]
Thomas McIntosh (US)
[編集]- Concerto for piano four hands and orchestra. 2008年、ロンドンでLondon City Chamber Orchestra との共演 [7]
Daniel Basomba
[編集]- Three Studes for piano four hands: 2002年には、スペインのジローナにて初演。カルロスとソフィアのために制作された楽曲: Ed. Boileau
- Los Secretos del Búho (The Secrets of the Owl): 2007年、ポルトガルで初演
- Don Quixotte (Symphonic poem for piano four hands): 2005年、マレーシアで初演, Cervantes' Don Quixote の出版400周年記念。カルロスとソフィアのために制作された楽曲: Ed. Boileau.[17]
- TNT (Toccata-Nocturno-Toccata): 2010年にはジローナ、スペインで初演.
Françoise Choveaux
[編集]- Concerto Catalan for piano four hands and orchestra. 2009年にサン·ペール·ド·ローデス、ジローナで初演.[18]
ディスコグラフィー
[編集]カルロス&ソフィアは、KNS-Classical.[19] のアーティストである。
レコーディングリスト
[編集]- Schubert, Schumann (1995): ソフィア・カブルジャのピアノソロCD。以下含む:Schubert’s Impromptus Op. 90 and Schumann’s Waldszenen Op. 82. Anacrusa Music. KNS-classicalによって再発売。
- Brahms, Schubert, Debussy (1996): 以下含む:Brahms’Waltzes Op. 39, Schubert’s Polonaises Op. 75 and Debussy’s Petite Suite. Ars Harmonica. KNS-classicalによって再発売。
- Chopin (1997): カルロス・ラマのピアノソロCD。Polonaises, Waltzes, Nocturnes and Balades. Ars Harmonica等とともに、ショパンリサイタルを含む。
KNS-classicalによって再発売。
- Schubert, Brahms, Dvorák(2001): 以下含む:Schubert’s Fantasy in F Minor, Brahms’ Variations on Schumann’s theme and Three Slavic Dances by A. Dvorák.KNS-classicalによって発売。
- Fauré, Rachmaninoff, Montsalvatge, Basomba (2003) 以下含む:Fauré’s Dolly, Rachmaninoff's Suite Op. 11, Montsalvatge “Three Divertimentos” and Basomba’s Three Studies for piano four handsは、カルロスとソフィアのために献呈された。KNS-classicalによって発売。
- Fantasias for four hand of John Carmichael (2005): オーストラリアの作曲家によって連弾を組み込んだ楽曲。ほとんどの曲が、カルロスとソフィアのために書かれたものである。KNS-classicalによって発売。
- El piano solista (2009): ライブ録音CD。以下含む: Aceves’ ”Impresiones de España Op. 116”。歴史のあるスタインウェイ社製のピアノ使用。The Centro Cultural de Españaによって発売。
- Golden Recordings(2012): デュオ結成25周年記念。KNS-classicalによって発売。
カルロス&ソフィアピアノデュオは、ABC Classic FM,[20][21] Catalunya Música],[22][23],Radio France, or Radio Prague,[24] にてのレコーディング経験もある。
指導講義と講演
[編集]カルロスとソフィアは、ヨーロッパやアメリカ、アジアの国々にて 指導講義、講義も行っている。
2001年、東京のステインウェイホール にてスペイン音楽[25]の講義を行う。
2005年、クアラルンプールにて、音楽文学 [26] のワークショップを開催した。このワークショップは、Cervantes' Don Quijote [27] の出版400周年記念を兼ねている。
2009年10月、シンガポールの Yong Siew Toh Conservatory of Music [28] とNAFA (Nanyang Academy of Fine Arts)[29] にて指導講義を行う。
2013年4月、University of Texas at Arlington[30] にて指導講義を行う。 また、2013年6月、イタリアにて“The technique at the service of the art”[31] の指導講義を行う。
芸術指導
[編集]カルロスとソフィアは、フェスティバルやコンサートシリーズにて芸術指導を行っている。
- Festival de Música de Sant Pere de Rodes, 2001年~現在にかけて開催。Sant Pere de Rodes (El Port de la Selva) コスタ・ブラバ) [32][33]
- Festival de Música de Besalú: 2002年~2012年にかけて、Sant Pere Besalúの修道院にて開催。[34]
- Hammerklavier Series: 定期ピアノリサイタル。2004年~2009年(バルセロナ)、[35] 2003年~2010年(ジローナ)にて開催。[36].
- Liederkreis Series: 定期リート(ドイツ歌曲)リサイタル。2003年~2010年(ジローナ)にて開催。全ての歌詞にカタルニア語の翻訳付。[37]
受賞と功績
[編集]2001年慈善コンサート終了後、マドリードにて、UNICEF から名誉勲章[1] [2]を受賞する。
2012年、25周年を記念し、スタインウェイアーティストSteinway Artists [38] として表彰される。この功績は、Arthur Rubinstein, Sergei Rachmaninov or Alicia de Larrocha [39] といった先代のピアニスト達が受賞している。
慈善事業と新人教育
[編集]2010年、カルロスとソフィアは、音楽の力による人類団結を推進するプロジェクトとして、Concerts4Good (Music on a Mission [40])を開催。Concerts4Goodとは、様々な都市や国にて催される、国際交流コンサートである。2013年1月、ポルトガル(Portugal[41])のPortoにて、第一回Concerts4Good を開催。 カルロスとソフィアは、若く有能な音楽家たちの助言者であり、音楽家としての生き方の指導を行っている。[42]
参照
[編集]- ^ “Els pianistes Carles Lama & Sofia Cabruja són graduats del Liceu.”. Website of Conservatori de Música del Liceu. (Catalan).. March 2013閲覧。
- ^ “Website of Carles & Sofia piano duo. Biography”. 2013年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Performers: Carlos Lama & Sofia Cabruja, piano four hands”. Carnegie Hall. Calendar 2011.. 26 of February, 2011閲覧。
- ^ “The Concert of Piano Four Hands”. Shanghai Cultural Information. March, 9th, 2007閲覧。
- ^ “"Llega un notable dúo de pianistas".”. El Pais. Uruguay. (October, 31st, 2009)
- ^ Yayasan Seni Presents (April, 2004). The 11th International Piano Festival
- ^ a b “Thomas McIntosh, composer”. Minstrel Music, UK. July, 2007閲覧。
- ^ “Program Tzar’s Music Village Festival”. Tzar’s Music Village Festival website. 10 September, 2011閲覧。
- ^ “Art November. Projects. Schedule.”. November 2012閲覧。
- ^ “Thematic Fridays. Beethoven Symphonies in Chamber Arrangements. Symphonies No. 3 and No.4”. Fundación Juan March. June 2013閲覧。
- ^ “Carles Lama & Sofia Cabruja Werke für Klavier zu Vier Händen von Bach, Brahms, Debussy, Rachmaninov, De Falla”. Sindelfingen Sommer Serenaden. June 2012閲覧。
- ^ “Complete Repertoire Carles&Sofia piano duo”. Carles & Sofia piano duo website. 2010年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Spanish Programs”. Carles & Sofia piano duo official website. 2000年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Spanish Serenade. Music (Spain).”. The European Season in Singapore. 5th of October, 2009閲覧。
- ^ “John Carmichael, OAM Composer. Biography”. Instant Encore. 2012年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “The New Art Generation. Schedule”. Art November Festival. January 23, 2013閲覧。
- ^ Basomba, Daniel. “Don Quijote, el caballero de la triste figura”. REG: B3642. Boileau Music. 2005年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Las Noches Musicales del Centenario Costa Brava”. Costa Brava 100. 2009年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Artists: Carles & Sofia piano duo”. KNS Classical website. 2001年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “John Carmichael, Puppet Show”. All Night Classics with Bob Manynard. ABC Classic FM. 1st of March, 2012閲覧。
- ^ “John Carmichael. Puppet Show: Marionette Waltz”. Classic Breakfast with Emma Ayres.Sonic Philes. ABC Classic FM. 31st of May, 2012閲覧。
- ^ “Els pianistes Carles Lama i Sofia Cabruja fan 20 anys de carrera”. Catalunya Música.Blog de Nit. 31st of May, 2012閲覧。
- ^ “Entrevista amb Carles Lama i Sofia Cabruja”. Catalunya Música. Cat Clássica. 21st of June, 2012閲覧。
- ^ Marta, Agraz. “Cuando tocamos estamos en el cielo”. Radio Praha:Notas de actualidad. 21st of June, 2012閲覧。
- ^ “Publications and Interpretations”. Yuuko Suzuki piano. 18th of March, 2001閲覧。
- ^ “Workshop on Music & Literature by Carlos Lama & Sofia Cabruja”. The Star Online, Malaysia. Get it on TV. (7th of July, 2005)
- ^ “Memoria Institucional”. Instituto Cervantes. 2005年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Visiting Artists Series. Carlos Lama & Sofia Cabruja piano duo Master-Class.”. Yong Siew Toh Conservatory of Music. Events. October, 2009閲覧。
- ^ “Carlos Lama & Sofia Cabruja Masterclass.”. Nafa Commuter Concerts and Master-Classes. Time Out Singapore. Music. October, 2009閲覧。
- ^ “Concert and Master-Class by Carles & Sofia piano duo”. University of Texas Arlington.Events. April, 2013閲覧。
- ^ “Master-Class: Carlos Lama: La tecnica al servizio dell’arte”. Conservatorio Luisa d’Annunzio. Istituo d’Alta Cultura. Eventi.. 3rd, 4th and 5th of June, 2013閲覧。
- ^ “The Festival”. Festival de Sant Pere de Rodes’ website. 2001年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “El Festival de Música de Sant Pere de Rodes conmemorará su décima edición con un dúo de piano”. Europa Press. (14th of August, 2010)
- ^ “Festival de Música de Besalú’s website”. 2002年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Cicle Internacional de Piano Hammerklavier”. Cultura Catalunya. Guía de fiestas y festivales. 2005年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “La sisena edició del Hammerklavier dedica tres monogràfics a Bach, Chopin i Brahms”. Diari de Girona. (25th of January, 2008)
- ^ “La Casa de Cultura fa la volta al món amb el cicle Liederkreis”. Diari de Girona. (5th of November, 2009)
- ^ “.Los pianistas Carlos Lama y Sofia Cabruja nuevos artistas Steinway.”. Forum Clásico. Revista Ritmo Online.Música Viva. July, 2012閲覧。
- ^ “Carles & Sofia piano duo”. Steinway & Sons website.Steinway Artists. Ensembles. 5th of June, 2012閲覧。
- ^ “Concerts4Good’s website. The Team. Founders: Carles Lama & Sofia Cabruja”. Concerts4Good’s website. 2012年閲覧。accessdateの記入に不備があります。
- ^ “Concertos de solidariedade no Rivoli”. Cámara Municipal do Porto. 7th of January, 2013閲覧。
- ^ “KNS Artists’ website Emerging Artists Manila Santini”. KNS Artists’website. 2012年閲覧。accessdateの記入に不備があります。